人間の小指くらいの大きさのコロボックルのトコちゃんが主役です。トコちゃんが鳥にのって、住処を出て人間の世界に出て行ってしまうお話です。どうなってしまうのか、どきどきしました。
コロボックルの生態や住処などもわかりやすくくわしく紹介してくれているので、いろいろ想像が膨らみます。絵も、ちょっと怖い感じがしないではないのですが、不思議な感じがいいと思います。
私はコロボックルの童話を読んだことがないのですが、なんとなく内容は知っていて、子どもの頃にぜひよんでみたかったなぁという気持ちがずっとありました。最近、娘がTVで「借りぐらしのアリエッティ」を見て、小さい人に興味を持っているところだったので一緒に読んでみました。評判通り、おもしろかったです。大きくなったら、童話の方も楽しんでほしいです。