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100万回生きたねこ」 じいじ・ばあばの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,820
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  • 生きるってそういう事やったんや

    100万回生きたねこ
    初めて読んだのは10年以上前だったかだいぶ前のことだ。
    主人公のねこは自分を愛していたけれど100万回
    死に又生まれたが自分以外を愛したことはなかった。
    そしてなんと100万回目に自分より愛する者家族を見つけ、死に、もう生まれかわることは無かった.
    わぁー,そうか、愛する者ができてこそ、生きる意味があるのかと
    すごく心に残った。                    
    けれど私には何かどこか、もやもやしたものも残った。私は本当にこのねこのように人を愛したことがあるのか?その前にそもそも自分自身を愛しているのか?と考えさせられた。
    そんな複雑な思いもあるけれど佐野洋子さんのどってとしたねこの絵がとても印象的で私の感動した本のベストテンには絶対入り、人にも勧めている。。

    投稿日:2018/11/30

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  • 忘れられないあの方から

    この本は息子の生まれた時、ご近所の良く本を読む一家の奥様から誕生祝いに頂いた絵本です。何気ない本です。ところが、時折読むと、読む度に感銘を受けます。うーん、生きる事は大事だなと。子供は0歳から3歳頃まで読みました。子供がどう感じ取っていたかは分かりません。しかし何度も読みました。本をくださった一家はとにかく他人の私を、特に息子をかわいがってくださいました。大地主の為、家計は大変そうですが、いつも温かく私達を受け入れ、ささいなこの本を出産祝いにくださいました。その家庭は固定資産税納入の為、沢山の土地を失い、大きな屋敷のみ残されました。息子を特別かわいがったおじい様が亡くなり、元気で聡明なおばあ様も99歳で亡くなり、息子を毎日、散歩に連れ出したご主人も亡くなり、今、この絵本を選び、くださった奥様のみ、おひとりで大きなお屋敷で生活しています。私達は全国を転勤し、今、東京で暮らしています。息子は遠く岩手で嫁の家族と暮らしています。東京は今、私と娘の二人暮らしです。生きるって楽しい事も多いですが悲しい事も沢山あります。今、この本の意味をしみじみ感じます。つらいけど、良い本です。

    投稿日:2018/11/18

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  • あまりに有名で今さらですが

    何回も生まれ、いろいろな人の飼い猫となって、死ぬ時には、悲しまれて死んでいったとらねこ。
    本人は、悲しみというものや生きる喜びを知らなかったのでしょうね。
    だから、本当に愛せる白猫と出会い、子どもを愛し、生きる幸せをいっぱい感じていたのでしょう。
    そして、今までの幸せをくつがえす絶望に、もう生きて立ち向かうことができなかったのではないかと思います。
    時々読み返す絵本です。

    投稿日:2016/08/22

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  • 家族

    愛する奥さんと子供に恵まれたとらねこは、本当に生きている喜び、幸せを感じることが出来てよかったと思いました。白い猫に出会って、自分の子供も沢山産んでもらえて守る家族も出来て幸せな一生を終えたと思いました。100万回生きても飼い主から愛されていても満足な一生でなかったとらねこが、今度は自分から可愛がる、守る家族が出来て、初めて悲しくて泣いた一生を体験できてよかったと思いました。

    投稿日:2011/09/05

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  • 孫には早いが、気に入っています

    • 茶々丸さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

    100万回も死んで、100万回も生きたねこ。
    100万人が可愛がり、100万人が悲しんだねこ。
    それを自慢にしていたねこの気持ちを変えたのは一匹の白く美しいねこでした。
    100万回死んでも悲しくなかったねこは、はじめて愛することを知り、愛する者を失って涙を流す。

    悲しいお話のようでもありますが、人にとって何が大切かを教えてくれているようです。
    愛情を知って、悲しみを知って、初めて本当に死ぬ事が出来たねこは、幸せだったのかもしれませんね。
    永遠に生きるっていうのは羨ましいようでもあり、寂しく辛い事の様にも思えます。色々な事を考えさせられる絵本です。

    投稿日:2007/09/26

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