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ふようどのふよこちゃん」 みんなの声

ふようどのふよこちゃん 作・絵:飯野 和好
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784652040447
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,663
みんなの声 総数 29
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  • お話会の時に、よく読む本です。
    お年寄りから、お子様まで大変ウケが良いと思います。
    お話会終了後に「この本は、一般でも販売されているのですか?」とよく聞かれます。隠れた名作?なんでしょうか・・

    飯野さんの本は、大変あったかいです。
    そして深いです。

    里山のお話なのですが、都会に住んでいる人は、ああー田舎に行きたい。都会の喧騒を離れたいそんな気持ちになる絵本だと思います。

    お子様には新鮮に。お年寄りには懐かしく感じる絵本ではないでしょうか?
    お年寄りの脳の老化防止にも近年絵本の読み聞かせは効果があると言われているので、字が読めるようになったお子さんが、読んであげたりするとお子さんの情緒を育むのにも良いと思います。
    (傍から見ていても、ほのぼのしますし・・)

    「おじいちゃん、ふようどってなーに?」と絵本を読んだあと、会話にも発展しますし、お孫さんにもぜひ読んであげてほしい本ですね。

    ふよこちゃんのキャラクターは、今風ではないので、逆に味があって私は大好きです。

    お孫さんに読んであげる本をお探しでしたら、ぜひお勧めしたい一冊です。

    投稿日:2008/07/01

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  • 気持ちがほっこりしたいときに。

    ストーリーの途中は少し環境について
    考えさせられる内容もありますが、
    気持ちがほっこりしたいとき、田舎を感じたいときに
    読みたい絵本です。

    腐葉土についてもなんとなくですが、
    ふよこちゃんを通して理解できたようです。
    ふよこちゃんは我が家の庭にもいるかもよ。と
    話してあげたり、この本から土についてなど
    話し合える機会ができると思います。

    絵もとても素敵ですよ、タイトルはインパクトあり
    強烈なイメージですが、内容はとても穏やかで
    ゆったりとした気持ちになる絵本です。
    田舎っていいかも!!

    投稿日:2008/04/21

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  • 人間が暮らさなくり蛍が帰ってきました。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    腐葉土のふよこちゃんが暮らす山へ行って
    深呼吸したくなりました。
    山の空気を胸いっぱいに吸い込んだら
    どんなに気持ち良いでしょう。
    でも そんなふよこちゃんの周りだって
    自然は破壊されてきたんですよね。
    これ以上 自然を失わない為にはどうしたらいいのか…
    読みながらそんなことを考えさせられました。
    最後の場面では 人間が暮らさなくなり 
    しばらくたった川にホタルが戻ってきます。
    これは どういうことなのか…
    作者である飯野さんから読者への
    問いかけであるようにも思いました。

    投稿日:2008/03/05

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  • イタイ気持ち

    • モトバイさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    図書館で出会い、ふようどのふよこちゃんの表情にやられました。
    こどもたちは話の内容をどこまで理解できたか疑問はありますが、
    それ抜きにしても、
    キュートなふよこちゃんの表情や、お母さんに抱かれる様子はとても愛らしく、気持ちがゆったりしてくるようで、ニコニコしてみています。

    それとは別に、
    私の実家の風景の移り変わりにとても似ていて
    不思議な気持ちになりました。

    季節の節目にだけ賑やかになる家の様子
    そして年月を経る毎に、
    訪れる人が少なくなり、声が少なくなり、空き家が増えていく様子。
    環境問題もですが、過疎化の現実も痛く感じられます。

    幼い頃、ふよこちゃんにはたくさんであいました。
    地域のお祭りのときだけ、深い草木の中から現れる土地の神様。
    神主さんが祝詞をあげ、皆が頭をたれるその下で。
    祖母に連れられ、キノコをとりに分け入った山の中で。
    ふよこちゃんは誰にも気付かれずにあちこちにいたんでしょう。
    そして人間達を見ていたのかもしれません。

    何回かこの先繰り返して読み、
    子どもが理解できるようになったなら
    お母さんが育ったところもこんなところだよと
    言うんだろうな。

    投稿日:2007/06/24

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  • 田舎のにおい

    この絵本の中に流れている
    ゆったりほのぼの〜した時間が好きです。
    ふよこちゃんのおならは、
    環境に役立つんですよ♪

    腐葉土一家は、お日様を浴びて
    木の実や落ち葉を食べて
    変わらず雑木林にあるのに
    すぐ隣の人の暮らしはどんどん変わっていく。
    農薬散布で土地が荒れたり、
    過疎が進んだり・・・
    なんだか難しそうな内容ですが、
    難しく感じさせず、温かくのんびり穏やかなんです。

    我が家の子供には『腐葉土』はわかりません。
    雑木林の落ち葉の下の土の匂いが
    どんなかも、きっと想像がつかないだろうな。
    絵本のふよこちゃんはとっても良いにおい。
    でも子供は絵から匂いを想像できません。
    「きたな〜い」って言ってます。
    確かに読む前は私もあまり魅力を感じなかった
    表紙のふよこちゃん…
    お話を読んだ後は、可愛らしく見えちゃうから不思議。
    一度いなかの匂いを体験させてあげたいなって思いました。

    投稿日:2007/05/08

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  • 環境問題が題材でお勧め

    幼児と小学生の子供たちには
    腐葉土の説明からしなくてはいけませんでした。
    挿絵と文章は、温かい感じで
    笑える部分もあり、ほんわかした雰囲気の絵本です。
    内容はというと環境問題についての絵本なんです。
    今は失われてしまった自然への想いが
    伝わってくる良い作品であると感じます。
    是非、大人の人にも読んでもらいたい作品です。

    投稿日:2007/02/06

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  • 里山

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    最初、”うんち”かと思いました。
    あまりにもふよこちゃんが汚くみえたもので・・・。
    主人公のふよこちゃんは腐葉土だったんです。
    子供達はちょっとピンとこなかったみたい。
    栄養のある土って事でわかったようです。
    ふよこちゃん(土)の目線を通して、
    環境について問題提起している奥が深い作品です。

    投稿日:2006/12/17

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  • 腐葉土の目線から

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳

    腐葉土のふよこちゃんが主人公。
    一度手に取ったのですが、
    絵のあまりの気味悪さに(ごめんなさい)1回置いて・・
    それでもやっぱり気になって借りてきました。
    読んで良かったです。
    変わっていく自然環境について腐葉土の目線から語られています。しかもとてもわかりやすい言葉で。
    自然環境について考える初めの一歩にいいですよ。

    投稿日:2006/05/24

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  • 身近な環境問題が描かれた作品

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳

    作者の飯野 和好さんのご実家のある埼玉県秩父が
    このお話の舞台になっているのだそうです。
    今は空家となっているご実家に年に数回、足を運ばれ
    縁側に座って昔を懐かしんだりして過ごされるのだそう。
    そんな時に手に取った腐葉土に思いを馳せて作ったのが
    この作品なのだとか。

    もともとは腐葉土を使って農作物を作るのが普通だったのに
    高度経済成長に伴って 農薬を使うようになった。
    その結果、環境が汚染され、人体に影響を及ぼすこともあった。
    今は逆に有機野菜の良さが見直され、また腐葉土が使われている。

    こういう環境問題を説明しても子ども達には難しいと思うのだけど
    ここは一つ、ふよこちゃんに手助けしてもらって(この絵本を通して)
    易しく説いてみるといいかもしれないですねっ♪
    うちの娘たちも 言わんとしていることを完全に理解しているとは思えませんが、
    心のどこかにひっかかっていると、理科や生活の時間に
    「あっ、このことだったんだ!」と意味が通る時がくると思っています。

    投稿日:2006/05/05

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