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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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マウルスと三びきのヤギ 」 ママの声

マウルスと三びきのヤギ 作・絵:アロイス・カリジェ
訳:大塚 勇三
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,530
発行日:1969年
ISBN:9784001105568
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 7
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  • アルプスをこよなく愛したカリジェ

     表紙の絵を見て、「この子、ユキちゃんみたい」と言って、ベッドサイドに飾ってあるハイジのヤギの“ユキちゃん”のぬいぐるみを、白いヤギの横に並べていました。
     三匹のヤギの名前が、「シロ、アカ、チビ」と、見たまんまで(!)、単純だね、と笑った後、ページをめくるごとに増えていくヤギたちを見ながら、「もじゃすけ」はどれか、「星」はどれかと、それぞれ名前と結び付けていました。

     ふもとにあるヤギたちの水飲み場の風景が、ハイジの村のマイエンフェルトとそっくりで、ヨーロッパ留学中に訪れた懐かしい思い出が蘇ってきました。
     カリジェの絵は、その1枚1枚に、アルプスの自然をこよなく愛した彼女の心が表れていて、どの季節の風景からも、動物たちの表情からも、喜びが伝わってきます。
    眺めているだけで、しあわせになれる・・・そんな絵本です。

    投稿日:2012/03/04

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  • あんまり面白かったから

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    読む前に「ちょっと長いお話だよ」というと、
    8歳児が「じゃあ、お布団に入ったまま聞く」と
    眠そうに言いました。

    でも、読み終わったとき、
    「あんまり面白かったから、最後まで聞いちゃったよ」と
    言うほど、素晴らしい絵に
    お話もドキドキさせられる展開もあり、
    面白かったです。

    投稿日:2020/10/13

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  • 最後までがんばりました

    マウルスは夏の間は村のヤギたちを預かって、山の牧場へ連れて行く仕事をしています。
    マウルスがその間に泊まっている家には、三匹のヤギがいますが、ちょっとやんちゃのようです。
    でも、マウルスは油断してしまうのです。
    その結果・・・大変なことに・・・

    この絵本は大きくて文章も多いのですが、読み始めるとぐいぐいと引っ張られて、次の展開が気になって長さを感じさせません。
     
    マウルスがヤギたちを数える時の歌(?)が面白いのです。
    こういうリズムのある文章は、子どもたちを飽きさせないですね。

    けがをしてしまったけど、無事にかえってきたマウルスを、村の人々が温かく迎えてくれます。
    しかし、仕事は最後まできちんと責任を持ってさせます。
    読み手も自分が達成したような気持ちになれるでしょう。

    最後の絵にほっとします。がんばったからこその休息です。
    男の子におすすめです。

    投稿日:2013/02/02

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  • 「ペーターが“ここに”います!」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    この絵本は少し前に読んだ作者の『ウルスリのすず』という作品とパッと見、似ていたので、同じシリーズなのかと思いましたが違いました。

    タイトルにあるようにメインのヤギが3匹登場します。
    主人公の少年、マウルスはヤギ飼いです。
    厳密には違いますが、この物語には《ペーターがいます》
    表紙絵を見たときから「(顔は違うけど)マウルスはペーターに似てるな」と、思っていました。
    子どものころにテレビアニメで見たあの、『アルプスの少女ハイジ』に登場する、ヤギ飼いの少年ペーターに、マウルスの立場がよく似ていているんです。
    (舞台が同じアルプスですから、似ていてもおかしくないんですけどね)
    大自然の中でならではのハプニングが起きてしまって、マウルスはとても大変な目にあいますが、そのマウルスの姿を追って、(作品に描かれている)山の森の中を一緒に覗けたのは、とても楽しかったです。

    物語の中で行方不明になってマウルスを困らせた3匹のヤギたち、
    シロ・アカ・チビはそれぞれ個性豊かな見た目と性格で可愛かったです。
    特に、チビの岩塩をなめているシーンはとってもキュートに見えました。

    最後にマウルスの部屋が描かれていますが、うちの下のて子はこのシーンを見た時、目を輝かせて
    「なんて、素敵な部屋なの〜っ!?」と叫んでいました。
    すごく降る作品で、今書店で買うのは難しいかと思いますが、図書館などで検索してもらえれば、手に入ると思います。
    とても素敵なシリーズです。たくさんの人たちに読んでもらいたい1冊です。
    興味のある人はぜひ読んでください。

    投稿日:2011/11/13

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  • 元気なヤギ飼い少年が生き生き

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    マウルスは、朝に村のヤギたちを連れて山の牧場に行き、夕方に連れて帰ってくるという「アルプスの少女ハイジ」のペーターと同じ仕事をしています。なかなか大変な仕事ですね。ヤギを数えないといけないし、天候は崩れるし、山道は険しいし、ヤギがいなくなれば探さないといけないし……。まさに命がけの仕事です。少年は、こうやってたくましく成長していくのですね。拍手を送りたくなります。文字数は多いですが、物語は難しくないので、我が家の5歳児と4歳児は『マウルスとマドライナ』と同様、熱心に聞いていました。それとも、この絵を熱心に見ていたというほうが正しいのかな。緻密で温かくて、すばらしい絵です。このシリーズの本は全部ほしい!

    投稿日:2006/04/17

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  • 大自然の雄大さや怖さが伝わってきます

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    大好きなカリジェの本をレビューに載せていた方がいらしたので、嬉しくなってしまい、私もまた書いてしまうことにしました。
    前に『フルリーナと山の鳥』の感想を投稿しましたが、カリジェの原画展を見に行った時に、あまりにも絵が美しかったので、「フルリーナ」と共にこの本も購入しました。

    ヤギ飼いの少年マウルスが、山の牧場にヤギ達を連れて行き、途中でいなくなってしまった3匹のヤギを探すという、単純ですが、ちょっとドキドキするお話です。
    マウルスがヤギを探して走り回る山の厳しさや険しさが、絵から伝わってきて、読者も一緒にハラハラしながらヤギ達を探すのです。
    広々とした山の牧場の雄大さ、ゴツゴツとした岩壁の厳しさ、野生の動物たちが現われる森の深さ、そして急に天候が変わり降りかかる雨の激しさなど、自然の大きさが本いっぱいに広がっています。

    我が家の子ども達は、文章量が多くて説明的なせいか、今の所あまり熱心な読者ではありません。奇抜なものや展開のはやいものばかりではなく、こういう絵本にも目を向けてくれるといいと思うのですが。

    投稿日:2006/04/03

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