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くろいちょうちょ 地雷で足をなくした男の子の話」 みんなの声

くろいちょうちょ 地雷で足をなくした男の子の話 作・絵:シルビア・フォルツァーニ
訳:辻田 希世子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2002年4月23日
ISBN:9784062112444
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,785
みんなの声 総数 6
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  • 残酷な玩具

    地雷とちょうちょの関連性について、ちょっと疑問形だったのですが、最後にPFM 1という地雷の模型写真を見て唸ってしまいました。
    なんと残酷なものを作ったのでしょう。
    好奇心旺盛な子どもたちにとって、おもちゃに見えてしまうのは、当たり前のように思えます。
    多くの子どもたちを犠牲にした「黒いちょうちょ」。
    卑劣な戦争がなくなることを願わずにはいられません。

    投稿日:2013/06/15

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  • 地雷という遺産

    文字数は多くなく
    読みやすい本なのですが
    とてもとても…重いです。

    戦争は終わっても
    地雷はまだまだ残っています。

    タイトルにもなっている「くろいちょうちょ」とは
    その地雷のことで
    地中に埋めるタイプのものではなく
    ソ連軍が空中からまいたもので
    パッと見、ちょうちょのように見えるようです。
    子供を狙ったものではなかったようですが
    その形状から
    期せずして子供が犠牲となることが重なったようです。

    地雷により
    命を落とす、あるいは、以前のように走ることさえできなくなってしまう・・・。

    たくさんの人に知ってもらいたい現実です。

    投稿日:2016/05/01

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  • 伝えなければならないこと

    私が図書館で出逢い、小学生の従兄弟に読んであげた絵本です。

    戦争について何も経験したことのない私が、それを子どもに伝えるということは簡単なことではありません。
    でも、それでも伝えなければならいことが、戦争です。

    この絵本は「くろいちょうちょ」の正体が地雷だということを言葉としてはっきりと伝えてはいません。でも、従兄弟は「くろいちょうちょ」が蝶々なんかではなく本当は怖いものだということを感じ取っていました。

    「くろいちょうちょは日本にはいないよね。これ、生きてないでしょ?触ったら爆発するの?爆弾みたいだね?」

    子どもは感覚でそれがどんなものなのか、本当にちょうちょなのか、本当は怖いものなのか、わかるのかもしれません。
    そこから地雷・戦争がどんなものかを理解させることは絵本を読み聞かせる大人にかかっていると思います。

    平和を考えさせる時に是非読み聞かせてほしい一冊です。そして是非一緒に平和について考えてほしいと思います。
    戦争を経験したことのある人がだんだん少なくなっている現代、それでも世界では「くろいちょうちょ」に被害に遭っている子どもは大勢いるのです。
    決して忘れてはならないこと、大人は伝えなければなりません。

    投稿日:2009/10/24

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  • 思いっきり 走れたら

    短い本でしたが、子供達は びっくりしていました。昨日まで元気に 走っていた子が くろいちょうちょという地雷のせいで、片足を失った事。ちょうの形をしている為に 子供が興味を持ち 沢山の被害に遭っている現実に 心が痛みます。今も尚 続いている事。平和な日本にいても 同じ子供が、戦争の犠牲になっている事を 知ってほしいです。多くの人に 読まれる事を 希望します。

    投稿日:2007/03/05

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  • 多くの人に読んでもらいたい。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳

    地雷で足をなくした男の子の話です。
    くろいちょうちょというのは地雷のことです。
    でも子どもにそんな見分けがつくわけないですよね。
    無邪気に「すごいものみつけた」と喜び空に飛ばそうとして放り投げたばかりに男の子は足を失うことになるのです。
    最後のページに実際にこの絵本にでてくる地雷の写真が載っています。
    その独特の形からたくさんの子ども達が興味を持ち
    手に取り、被害にあったそうです。
    こんな悲しい現実がもう起こらないように、
    多くの人たちが読むべき絵本だと思います。
    すごく短い文でわかりやすく描かれていますので子どもさんも十分理解できると思います。

    投稿日:2006/06/23

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  • 忘れてはいけないと思う。戦争の怖さ。
    私も祖父から聞いただけ。でも、祖父はなくなり、経験した人たちは少なくなっています。
    でも、私たちは、これからも、伝えていかなければならないと思います。

    戦争が残したもの。
    地雷
    戦争は終わっているはずなのに・・・。
    絵本に載っていた地雷は、子供が興味を持ちそうな形の地雷です。現地の子供は、地雷の恐ろしさを知っています。でも、手にしたくなってしまう形かもしれない。蝶のような形。
    それに触れてしまった、元気な男の子は足をなくしてしまいました。今まで、元気に走り回れたのに、一瞬にて・・・。
    多くの子が、同じような被害にあっています。
    毎年、地雷は除去されていても、まだまだ残っていると思います。
    この絵本を読んで胸が痛くなります。
    もう二度と起こしたくないですね。

    戦争を体験した人が、少なくなっていくからこそ、貴重な絵本だと思います。
    多くの人に読んでもらいたい一冊です。
    未来ある子供たちのために。

    投稿日:2003/01/23

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