「つかまえた！」 みんなの声

表紙も中身も優しい色合いのお花がいっぱいで春が待ち遠しくなりました。お話しの内容も優しくほっこりするようなかわいらしさがあって安心して読むことができます。
最後のオチはお母さん！ダイナミックなイラストで大勢の子どもたちに読んだら盛り上がりそうです☆

鈴木まもるさんの優しい絵に惹かれて、手に取りました。
原っぱでタンポポの綿毛をつかまえたてんとう虫。
そのてんとう虫をトカゲがつかまえて、
そのトカゲを猫がつかまえて。
男の子→おとうさんくらいまではよかったけれど、捕まえるものがまだまだ大きくなっていって…
ラストにお母さん登場にはびっくりしました。
その豪快さがあっぱれで、とても気持ちよかったです。

「つかまえた！」タンポポの綿毛から、始まって、てんとう虫・とかげ・ねこ・男の子・おとうさんとつかまっていくのが、だんだん大きくなっていきます。つかまえる描写も勢いはあるものの愛情いっぱい感じられます。そして、くまに続き・ぞう・くじらと続き最後にみんなをつかまえたのは、「だーれだ？」最強の「おかあさん！」でした。「おかあさん　すごい！」母は強しですね！！

作者は鳥の巣の研究家の鈴木まもるさんです。
こういったナンセンスの絵本も描かれていたのですね！幅広い！！
小さい生き物が、だんだんに大きな生き物を捕まえていきます。
途中からは、空想の世界です。だって、お母さんが大きなクジラを捕まえるのですから…母は強し！！

展開の意外感とおちが素晴らしいと思います。
タンポポの綿毛をつかまえたてんとう虫も想像できないけれど、それをとかげが捕まえて、とかげを猫が捕まえてって、ふつうは食べちゃわないかな？
猫を男の子が捕まえて、男の子をお父さんが捕まえて…、どんどん話は続いて、とんでもない大物を捕まえたのはお母さんでした。
お父さんはかなり格下のようです。（＾ω＾）

タンポポ綿毛の季節にぴったりの作品です。
題名よろしく、次々とつかまえていく趣向です。
タンポポ綿毛をつかまえたテントウムシ、そのテントウムシをつかまえるトカゲ。
だんだんと大きなものにつかまえられるのが、ダイナミックです。
とうとうクジラまで！？
でも、唖然なのが、ラストの光景。
夕日に照らされたその姿、迫力満点です。
シンプルな構成なので、幼稚園児くらいから盛り上がりそうです。
小学校のおはなし会で読みましたが、大受けしましたよ。

５歳次女に読みました。わたげを捕まえたテントウムシが、とかげに捕まえられて…。とどんどん捕まえられていくお話です。絵がとっても優しくてすごく癒されます。いろんな動物たちが出てきて、次女は「すごいねー」とビックリしていました。最後はとってもちからもちが。素敵なお話です。

出だしはすごく面白かったです。
でもこういう『つかまえた』ごっこ遊びなら、くじらじゃなくてもいいんじゃないかな〜。
くじらまで出して、お母さんオチはなぁ…と、思ったのは私だけでしょうか？くじらにした理由がきいてみたいです。

表紙絵が野原で追いかけっこをしているような図なので、読み聞かせとかに使うなら、春がいいんじゃないでしょうか？
文は少なく、次に出てくる動物（生きもの）が気になる絵で魅せてくれる話なので、3，4歳くらいから小学校1年生くらいのお子さんたちにいかがでしょうか？

２歳５ヶ月の息子に図書館で借りて読んであげました。

てんとうむしが、たんぽぽの綿毛をつかまえた！
たんぽぽの綿毛をつかまえたてんとうむしを、とかげがつかまえた！
そのとかげをねこがつかまえて、そのねこをぼくがつかまえて。
そのぼくをつかまえたのはおとうさん！

そして、そのあとは…
まさかの展開にびっくり！！

絵がとても可愛いらしく、色もきれいで、素敵な絵本です。

息子の好きな作家さんなので乗り物ではないですが、読みました。
途中までは、ほっこりするお話で、小さいものを大きいものがぎゅっとつかまえていくんですが、お父さんがきて、クマが来て象、クジラ！
そして、最後は・・・。
息子は、先に1人で見て驚いた後「ほら、最後見て！凄いやろ！」と読んでくれました。
とっても面白く、心温まる物語でした。