おにたのぼうし おにたのぼうし
作: あまん きみこ 絵: 岩崎 ちひろ  出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
節分の夜、豆まきの音がしない一けん家にとびこんだおにのおにたは、病気の母を看護する少女に出会います。
miki222さん 30代・ママ

鬼にも色々あるのに
節分の日に鬼がやって来ると聞いて怖がっ…

ベンの見た夢」 大人が読んだ みんなの声

ベンの見た夢 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
本体価格:\1,456+税
発行日:1996年
ISBN:9784309262833
評価スコア 4.1
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みんなの声 総数 9
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  •  翻訳者である村上春樹さんに「字が一字もなくてもこの絵本は成立してしまう」とまで言わしめてしまうC.V.オールズバーグの絵本ですが、この作品はモノクローム。
     しかも、ほとんど文字がないので、村上春樹さんのいうことを実践するのに適した一冊です。
     これがなかなかいい。
     昔のモノクロームの映画が見ている感じがします。
     最近の映画はちょっと色が跳ねすぎて、目が疲れます。
     その点、この作品はそうではない。

     この作品で良くわかるのが、動きです。
     とても動きのある絵が続きますから、まるでアニメーションを見る感じで読めます。
     はじめにこの物語の主人公の二人、ベンとマーガレットが自転車をこいでいます。
     最初は野球をしようと思っていた二人ですが、マーガレットが明日の地理のテスト準備で家に帰るというので、ベンもつまらないので家に帰って地理の教科書を広げます。
     ベンの夢がここから始まります。

     絵本というのは、書かれている言葉にこだわらなくてもいいと思っています。
     読んであげる人が自由に言葉を変えてもいいのではないか。
     相手の表情や心に合わせて、言葉を変えていいのではないでしょうか。
     特にこの絵本のようにほとんど文字がない作品は、その自由度が増えます。
     だから、読み聞かせなんかにはとてもいい。

     村上さんが「字が一字もなくてもこの絵本は成立してしまう」といった気持ちがよくわかります。
     字がない分、絵をいっぱい楽しむことができます。隅々まで楽しめます。
     この絵本には最後に絵をいっぱい楽しんだ人にしかわからない仕掛けがあります。私は残念ながらページを逆戻りして、その仕掛けを見つけるはめになりましたが。

     そういえば、村上春樹さんの最近の長編小説といえば『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』でしたが、まさかこのオールズバーグの絵本がヒントになったってこと、ないですよね。
     村上春樹さんの小説のファンだったら、翻訳絵本も絶対はずせません。

    掲載日:2014/09/20

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  • あのセリフを読んだら、前のページを確認

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    これはまた、すごくこだわりのある手法で描かれています。
    パッと見、まるで木彫りの版画絵みたいです。でも、たぶん版画ではなくて、細かい線画かな〜って、気がします。
    最初と最後の方だけに文章があり、ベンが夢を見ている間には文はありません。
    夢の中のどのページも、見ごたえのある歴史的有名な建造物などが登場するので、文字はなくてもゆっくりじっくり眺めて楽しんでほしいです。
    最後の最後に面白い謎かけみたいなセリフがあるので、それを読んだら、ほとんどの人が前のページをめくって、確かめたくなるんじゃないかな?
    かくいう私もつい、確認してしまいました。

    掲載日:2011/12/01

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  • 迫力あります

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    よく怖いものなんかを見たときに、「夢に出てきそう」なんて言ったりしますよね。
    ベンの見た夢も、怖いものではありませんでしたが、それと似た感じのものでした。

    世界の名所が次々と水にのまれていくシーンは、かなり迫力があります。
    そんな中、チラッと気になった人影。
    その場ですぐ前のページに戻って確認してしまいました。
    やはり、そこがオチに繋がるわけですね。
    ベンの最後の行動に、不思議な体験がとてもさわやかに感じました。

    掲載日:2009/04/10

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  • やはり、最後にオチが…

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子14歳、女の子13歳

    モノクロで描かれたオールズバーグ初期の作品との事なので、「さあ、犬になるんだ」や「まさ夢いちじく」から見ると緻密さはないかなという印象を受けます。
    でもそこはさずがにオールズバーグ。
    そこにある世界の名所はいきいきと描かれ、絵葉書では見ることのできないアングルに感心します。

    マーガレットと野球の約束をして別れ、家で地理の勉強をしながら眠りをしていたベンは、外の変化に気付いて目を覚ますと、そこは海?
    家ごと流され流されて世界を回ります。
    マーガレットに起こされ、夢と気付いたベンでしたが、彼女の口から出た言葉にベンはにやり。
    読み終えた後、またページをめくり直して見ること間違いなし。
    多数ある作品の中でも、あまり考え込まずに読める作品だと思いますが、中心のページは挿絵のみである事、派手さや盛り上がりのある筋ではないので、高学年向きでしょうか。

    掲載日:2008/05/30

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