「サムとデイブ、あなをほる」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

とってもユニークなおはなしです。

サムとデイブはお宝探しのために庭に

穴を掘りますが、これがおもしろい。

絵本を読んでる側からは宝がどこにあるか

見えてるんですが、あと一歩のとこで

方向転換してしまうという展開。

途中で諦めて深く掘った穴の中で寝てしまうんですが、

なぜかこの二人が空から庭に落ちます。

でも、でも、にわの木ってこれだっけ？

家の前にある花ってこれだった？

どれくらい長い間ねてたんだろうか、、、と

気になってしまいましたが、お話はここでおわりなんです。

あーー、きになる！！

このお話は、サムとデイブという男の子たちが穴を掘ってお宝を発見しようとするお話でした。でも、大きなダイヤが埋まっている近くまで掘るのに、直前になって穴を掘る方向を変えてしまいます（笑）うちの子は何度もツッコんでいました（笑）

７歳長女と読みました。サムとデイブがひたすら穴を掘っていくのですが、もう少しで宝石？！と思うところで、横に進むことにしてしまったり、ななめ上とななめ下にせめていったり、もうこっちが「何で方向変えるのー？」と思う場面がいっぱいでした。でも、犬はちゃんと骨を見つけて、あれーっと思ってついたとこは。初めはこれ元のとこ？と長女と目を見合わせましたが、いや違った。とても楽しい絵本です。

大好きな絵本『どこいったん』の作者であるジョン・クラッセンが挿し絵を描いているということで興味を持ちました。
サムとデイブが、おじいちゃんの家の庭に穴を掘っています。「すっごいものをみつけるまでほるんだ」と意気込む二人。あとちょっとでスゴいものに当たりそうなのに、それを避けるように掘ってしまう２人に、子どもたちとツッコミながら読み進めました。
ラストは「ん？」「ん？」とサムとデイブと同じように、読んでいる方も？になってしまう不思議なおはなし。でもその何とも言えない間が、楽しい気分にしてくれる絵本でした。