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ビロードのうさぎ」 大人が読んだ みんなの声

ビロードのうさぎ 作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 122
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大人が読んだ みんなの声から

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  • うちにはほんもののうさぎがいます。

    実はまだ読んでいません。

    娘の7歳の誕生日プレゼントを絵本NAVIで探していたら、この本のうさぎさんに釘付けになってしまったのです。
    あ、これ、うちの「テイモうさ?」

    昨年、九州のおじいちゃんに空港で買ってもらったうさぎを、あれから半年以上過ぎた今でも片時も離さない娘。
    寝るときも一緒、ご飯のときは自分が一口食べたらテイモにも一口。
    買物にも、病院にも、どこへでも一緒。汚れたら一緒にお風呂。
    「私、なにがあってもテイモとは離れないから」
    「私がお婆さんになって死んだら、テイモも一緒に箱に入れてね」と、真剣な面持ちで訴えてくる娘。
    もう小学生なのに、こんなに幼くて大丈夫?なんて、笑ってごめんよ、娘。

    6月の貴女のお誕生日に、この本を贈ります。
    「テイモのことが書いてあるよ」と言葉を添えて...。

    投稿日:2011/05/12

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    4
  • 私のぬいぐるみもきっと・・・。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    「小さな頃に大切にしていたあの人形はどこに行ってしまったんだろう?」
    この絵本を読んでいて、そんな事が頭をよぎりました。

    ビロードではないけれど、私にも仲良しのうさぎのぬいぐるみがいました。自分で洋服や小物を作って着せかえて遊んでいた事が懐かしく思い出されます。・・・でも、最後にそのうさぎがどうなったのかが、どうしても思い出せません。
    「きっと引っ越す時に捨てられてしまったんだろう・・」と思いつつ、絵本を読み進めていくと、何とその答えは最後に書かれていたのです。

    「ああ・・そうだったんだねぇ。私のうさぎもきっと・・」

    酒井さんの絵が非常にお話の雰囲気に合っていて、切なさも希望も柔らかく描かれています。

    子供はもちろん、大人にも気に入ってもらえる作品だと思います。

    投稿日:2008/09/19

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    4
  • 私の勝手な思いです。

    有名で人気のある絵本だったので期待をしすぎてしまったのかも知れませんが,私にはちょっと暗い印象の絵本に感じてしまい,4歳の娘にはまだ読ませたくない気持ちです。
    このうさぎにとって生身のうさぎになることが「本物」だったのでしょうか。
    生身のうさぎになってぼうやの近くでぼうやの様子を見ているのも素敵かも知れませんが,ぬいぐるみのうさぎとしての「本物」で終わるカタチもあったのではという気持ちが正直あります。

    私にも子供の頃に大切に大切にしてとても可愛がっていたうさぎのぬいぐるみがありました。
    でも大人に近い年齢になったある時,ついに処分することを決めました。
    処分する前に手を合わせて「ありがとう」と祈りました。
    私にとっては,もう手元にはありませんがあのぬいぐるみは「本物」です。
    飽きて捨てたわけでもなく目移りをして捨てたわけでもなく,十分にたくさんの思い出をもらって愛情を注ぎ納得して処分しました。
    そんな思いがあり,この絵本の中のうさぎもぬいぐるみとしての「本物」で最後までいてほしかったな〜と勝手に思ってしまった私です(笑)。

    投稿日:2014/08/29

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    3
  • 改めて読んで感動しています

    子供の頃、読んでもらった記憶があります。
    物を大事にしなきゃいけないんだ…程度にしか思わなかったような感じで、あまり印象に残っていない本でした。

    親になり、懐かしさから子供に読み聞かせようとなんとなく手にとって、改めて読んでみたら、あまりの素晴らしさに感動しています。子供の頃には感じなかった「愛おしい」という気持ちが溢れてきました。

    緑色の目を持つビロードのうさぎ…。多くの方々もおっしゃっていますが、酒井さんの絵が素晴らしいです。酒井さんの絵を見ているだけでも心が洗われます。

    娘が大人になって、またこの本を読み返したら、私のように、子供の頃には感じなかった印象を持つ事でしょう。そして、感動することと思います。
    ずっと大人になっても、読んでいたい、見ていたい本です。
    おすすめです。

    投稿日:2010/10/25

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    3
  • 想像はしていましたが

    お話自体はともかく、絵がダークでどうしても気持ちが暗くなってしまいます。酒井さんの絵本は一通り読んでみたいと思っていますが(「よるくま」などは大好きなので)「砂糖ちゃん」など暗めの絵は苦手で、こちらも苦手な方でした・・・

    投稿日:2012/03/30

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    1
  • ごめんね

    クリスマスプレゼントとして、ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
    ボロボロになっても、汚れても、ぼうやは、うさぎを大事にしてましたが、ぼうやが病気になり、海で静養することになりました。
    ぼうやと一緒に海に行けるものだと思っていたのに、ぼうやを担当した医師が、「あのうさぎはバイキンの塊だから、すぐにでも燃やしてしまいなさい」と言い放ちます。

    ぼうやは、海に行くことに夢中になり、うさぎを忘れてしまう。
    うさぎは、その頃、ごみ袋に入れられて「あんなに楽しかったのに」と泣いていました。

    うさぎの涙が地面に落ちると妖精が現れました。
    妖精は、うさぎの鼻にキスをし、うさぎは本物の野うさぎになりました。

    私も小さい頃は、子供だから仕方がないとはいえ、飽きたら次から次へとぬいぐるみを親にねだったり、親せきからプレゼントで貰ったりしていました。
    ぬいぐるみを可愛がる時期が過ぎてしまうと、人にあげるか処分するかになりました。
    処分されたぬいぐるみたちの気持ちを思うと、胸が痛く泣きそうになります。ごめんねと謝りたい。

    投稿日:2021/09/25

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    0
  • おもちゃにとっての幸せって?

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子18歳、男の子15歳

    秋冬のクリスマスシーズンになると読みたくなります。

    原作も持っていますが、絵本ではありません。長い文章に少し挿絵がある程度で、酒井駒子さんの挿絵で情緒的な絵本になっています。

    少年に大切にされていたウサギのぬいぐるみが、ある日切ない運命になるこのお話はあまりにも有名です。

    おもちゃにとっての幸せは本物になることなのか
    そこにいつも引っかかってしまい、なかなかレビューガ書けませんでした。

    愛されたおもちゃにはご褒美がある。意志を持って動けるようになる。
    自分に起こった奇跡を、ウサギはきっと大事に生きていくのだろうなあと思います。、

    善い行いをすると転生した時も幸せになれるという欧米独特の考え方が、背景にあるのかなあと思いました。

    素敵なお話だけれど、読むたびに考えさせられます。
    単純に、おもちゃを大切にしようねで終わらせたくないお話です。
    大人が何度読み返しても、また読後感が違います。

    投稿日:2019/10/22

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    0
  • ぼうやとの再会

    ビロードのうさぎは、ぼうやに可愛がられていつも一緒にいてもらって本当に幸せだったと思いました。ぼうやが、病気になってうんざりするほど長い時が過ぎて熱が下がって静養のために海辺で暮らすことになり、部屋は全部消毒して、ぼうやが触った本や玩具は、みんな焼いてしまうことになりました。子ども部屋の妖精が現れて本物のうさぎになってぼうやと再会がありました。坊やの再会の言葉が、「どうしてかしら あの うさぎ。そっくりだよ、病気のときに無くしてしまった僕のあの ふるいうさぎに・・・・・・・・」
    とても切ないですが、ビロードうさぎが、野うさぎになって、傍にはもう一匹の寄り添ううさぎがいたから、きっと幸せに暮らしていると思いました。もし、真ん中に可愛いこうさぎも描かれていたなら、ほっとしただろうなあと思いました。

    投稿日:2018/11/10

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  • 深く考えさせられました。

    私は絵本が大好きな大人ですが、
    この古典的名作という「ビロードのうさぎ」という絵本も
    酒井駒子さんの絵というものもよく知りませんでした。
    先入観なくこの絵本と出会って
    今まで読んだ絵本の中で1番むつかしく感じられました。
    ストーリーの深さ、暗さ、展開も
    いろんな解釈が考えられるような気がします。
    ぬいぐるみという存在が時に子供にとって
    本物以上の存在であったり、
    心が癒される大切な存在であることは
    私自身の子育て中にも感じていたことですから。
    ぬいぐるみにもきっと心があって
    優しく見守ってくれているといった安心感も
    ありましたから。
    本物って何だろう?
    ほんものになれる幸せってなんだろう?
    読み終えた今も私には結論は出ていません。
    他の皆様の感想を拝見して
    なるほど。。そうかもしれない。。と、
    大変勉強になりました。
    私自身ももっと考えてみたいと思います。

    投稿日:2017/01/02

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  • ウサギのぬいぐるみの切ない物語です。
    こども部屋の一番古い馬のおもちゃが、ビロードのウサギに教えてくれたこと。
    子供部屋の魔法は起こり、ビロードのウサギにとって、とてつもなく幸せな日々がやってきます。
    自分はほんものだと信じていたビロードのウサギの野うさぎとの出会い。
    そして、坊やの重い病気。
    本当の涙から生まれた、こども部屋の妖精の出現。
    不思議な運命で本物になったウサギですが、最後のぼうやとの出会いが切ないです。
    何度読んでも、ちょっと泣いてしまうお話です。

    投稿日:2016/12/22

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