もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ごんぎつね」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

ごんぎつね 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1986年08月
ISBN:9784039632708
評価スコア 4.86
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みんなの声 総数 62
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • ごんと兵十の孤独

     小学校の教科書で読んだ記憶があるのですが,本当に久しぶりに読みました。息子も,幼稚園の読み聞かせで聞いたのか,あらすじを知っていました。

     兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心からつい逃がしてしまったごん。ごんは,その償いのため,毎日兵十に栗や松茸を届けます。
     話の内容は,よく知っていますが,大人になって読んでみると,ごんと兵十の孤独が,ひしひしと伝わってきます。ごんも親を亡くし,兵十もたった一人の肉親である母親を亡くし,その二人が心を通じあえたばかりでの悲劇。やはり,心にしみます。

     新見南吉が,口伝をまとめ創作したという記憶から,語り手が話を進めると思いこんでいましたが,実際はごんの視線で物語が進行します。そのため,ごんの心の動きがよく分かります。いたずらをしたことへの後悔,やさしさ・・・本当に「人間らしい」気持ちの変化が新鮮でした。
     
     息子は,撃たれたごんが可哀想だと言っていましたが,これから成長し,何度か読むごとに,ごんと兵十の気持ちを理解していくのだなと,何故か寂しいような気持ちになりました。

     黒井健さんの絵は,きつねの毛の質感が感じられる繊細な絵で,本当に幻想的で素晴らしいと思いました。
     皆さんも,よく知っているお話だと思いますが,是非もう一度読んでみてください。

    掲載日:2011/04/27

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    2
  • 幻想的な絵が美しい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    言わずと知れた新見南吉さんの名作。
    誰しもが読んだ懐かしい作品です。
    世に出たのは、1932年1月の赤い鳥に掲載された時ですが、何とまだ17歳だったのですから驚きです。
    南吉さんは、1943年に結核で亡くなるのですが、29歳という若さだったので、作品が少ないというのも頷けます。
    亡くなった後に発表された童話集に収められていたのが、「てぶくろをかいに」
    そんな背景を知ると、この作品の凄さが実感できることと思います。
    また、宮澤賢治と作風が好対照で、「北の賢治、南の南吉」と呼ばれています。

    物語の主人公は、ごんぎつね。
    兵十という村人が、川で魚を取っているのに出くわしました。
    兵十がいなくなった時に、ごんぎつねは、いたずらがしたくなり、びくの中のうなぎや魚を川に投げ込んでしまうのです。
    兵十に見つかったのですが、ごんぎつねは逃げ切ります。
    十日ほど経ち、ごんぎつねは、兵十のおっ母が亡くなったと知り、うなぎを食したかったに違いなかったのに、本当に悪いことをしたと悔いるのです。

    その後の展開も良く知られたところですが、特に有名なのは、
    「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは。」
    という兵十の言葉でしょう。

    物語の終わりの言葉は、何とも切ないもの。
    心に染みるというのは、こういうことを言うのだと思います。
    この作品は、旧仮名遣いを新仮名遣いに改めた他は、原文のままだそうです。
    その南吉さんの文章に、黒井健さんの淡い幻想的な絵が、見事なまでにマッチしていて、見るものの心を揺り動かすことでしょう。

    小学校の教科書にも登場しますが、こうした名作は、是非、自ら読んで感じて欲しいと思います。
    数多い「ごんぎつね」ですが、やはり、この作品が特にオススメです。

    掲載日:2011/09/02

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    1
  • 静かな風景

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    久しぶりに手に取った絵本です。
    小学生の頃に習ったお話で、当時は「ごんぎつね かわいそう」と
    切なく思ったのを思い出しました。

    1年生の息子は、やはり「ごん かわいそう。」と言いました。
    せっかく栗を届けたのにって。でも、まだそこまでの理解ですよね。
    難しいかな?と読みましたが、童話の世界に引き込まれていました。
    高学年くらいにどう感じるのかまた楽しみになります。

    ごんぎつねもいろいろ出ていますが、この絵本の黒井健さんの絵は本当
    に良かったです。
    山里の、静かな生活感と言いますか、どこか強くてどこか哀しい世界観に溢れた絵のように感じました。
    名作を引き立てる繊細な絵で、子供に読むならこの絵本がいいなぁと
    思いました。

    私も久しぶりに、「ごん、お前だったのか」で、ココロがきゅっとしました。

    掲載日:2011/12/06

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  • 悲しい。

    7歳の息子と、9歳の娘に読んだのですが、字が多く最後まで読むのに時間がかかりますが、最後までずっと夢中で聞いていました。
    言葉が少し難しいので、質問してきたりすることもありますが、理解できたようです。
    最後まで読むと、「ごん、かわいそう・・・」と少し落ち込んでいました。
    でも、有名なお話だけあって、長くてもあっというまに読み終わった感じでした。
    子供たちもまた読んで欲しいと言っています。
    ただ、もう少し小さいお子さんだと理解しにくいかなと思います。

    掲載日:2009/11/27

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