この本のいちばんの魅力は、
表紙の絵から連想されるイメージを
ストーリーがおもいっきり裏切ってくれることにあると思います。
表紙に描かれているのは、
どこにでもありそうな、茶色のうえきばちとまるいお花。
ユーモアいっぱいの奇想天外なストーリーが
このあと待っているとはとても思いません。
のっぺらぼうをうえるなんて!?
め(目)がでて、は(歯)がでて、はな(鼻)が咲いて・・・
どうなるの?どうなっちゃうの?
ラストも最高です!!
読み聞かせにかかる時間は、1分ちょっと。
長いおはなしが苦手な子どもたちに、
子どもたちと一緒にいっぱい笑いたいときに、
ちょっと時間が余ってしまったときに、
深いおはなしの後に、
いろいろなシーンに使える
読み聞かせにとってもおすすめの1冊だと思います。