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アンジュール ある犬の物語」 大人が読んだ みんなの声

アンジュール ある犬の物語 作:ガブリエル・バンサン
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年05月
ISBN:9784892389573
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,148
みんなの声 総数 62
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  • 素晴らしい画。

    文字がなく、えんぴつだけで描かれた絵本です。
    とても素晴らしいえんぴつ画に心をうばわれます。
    捨てられて哀愁ある犬の姿、犬が飛び出し事故が起きてしまう悲劇、ただひたすら歩く犬、行き先での新たな出会い。
    文字がなくとも、こんなにも色々と考えさせられるストーリーになるのですね。

    投稿日:2021/04/27

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  • 寂しげな犬に見つめられているような表紙に惹かれて図書館から借りてきました。文字のない白黒のデッサン画の絵ですが、とても躍動的に動きがあるように、デッサンがしてあるので、犬の動きや表情・仕草などで、物語や犬の気持ちが伝わってきました。車から、捨てられた犬が、猛スピードでご主人を追いかけるシーンは人間としてやってはいけない行為だけに心が痛みました。一人ぼっちの少年に出会い甘えるシーンで終わってますが・・・・・・
    ラストは、いいのですが、犬が道路に飛び出したことで、衝突事故がおきて、何度も振り返る犬の方が心があるような気がしました。
    最後に出会いがあっても、寂しそうな野良犬になった気持ちが残ってしまいました。

    投稿日:2019/04/06

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  • 数日間ひきずりました

    とてもかなしくて、切なくて、ほとんど救いの無い絵本です。
    この絵本を読んだあと、数日間、へこんでいました。
    文字のまったく無い絵本ですが、伝えたいことはすべて絵にこめられていると感じます。
    それほどに、絵から迫るものを感じます。
    ひとりぼっちの寂しさ、やっと出会えたぬくもり。
    それが救いなのかどうかは、読む人によって、考え方が別れそうです。

    投稿日:2014/07/15

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  • イラストのみ!だけど...

    職場に置いてあり、たまたま開いた一冊でしたが、衝撃で、以来、大好きな一冊になりました。
    文章はなく、主人公である犬が車から捨てられてしまい、どう過ごしていくかが鉛筆で単色で描かれています。
    表情や仕草が本当にリアルで、犬の気持ちを思うと、とても胸がしめつけられるような思いがわき上がります。
    後半では、少年と出逢いますが...大人の方が読むと、とても感慨深いものになるのではないでしょうか。

    投稿日:2014/03/13

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  • 絵の持つ力強さ

    字の無い絵本…初めて読み(??)ました
    描かれているのは、鉛筆か何かのようなデッサンで、とても素朴な絵。

    絵をじっくり鑑賞しても良いし、自由に発想をして、自分なりに物語を作ることも出来ると思います。

    『ことば』の持つ力を押し付ける事なく、見る人の心に強く働きかけてくると思います。
    上手く言えませんが、温かさや冷たさ…そう言った温度感まで伝わってくる気がします。

    お話として読む事ができないので、想像力が必要かと思います。
    中・高学年、大人の方に、真っ白な気持ちになって1ページ、1ページ開いて欲しいな…と思いました。

    投稿日:2009/11/12

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  • 犬の気持ちに なみだして

    車から捨てられた いぬ

    犬は 飼い主の車を  ひっしで追いかけている・・・・

    車から捨てた家族の顔を見ると、どうして?

    人間と同じように 心を持っている 犬の気持ちを 考えると 涙が出てきます。

    なぜ?

    捨てたの?

    言葉は  いりませんね!  この絵本は

    作者の気持ちが、この絵の中に見事に 描かれているのがすごいな〜〜!!


    私も犬を飼っていていました。 16年生きて 台風の8月8日の日に私 娘二人に看取られながら冷たくなって この世を去ったのです。

    思い出しました。   

    アンジュールの 絵本見て・・・・

    投稿日:2009/09/13

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  • じっと考えて

    なんだかじっと考えてしまう絵本です。
    直接、同じ事をしていなくても
    こういう風に他人を傷つけていることがあると思いました。

    鉛筆でさささっと描かれてあるところが、また
    余白にいろんなことを想像してしまって。。。

    投稿日:2009/08/25

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  • ある捨て犬の物語。

    この作者の優れたデッサン力に、目を奪われ心を引き付けられるのも魅力の一つだと思います。この絵本にはもう一つ特徴があります。
    字が一つもない事です。
    それが、このストーリーを引き立たせているのでしょう。

    思い浮かべて下さい。

    真直ぐな道を1台の車がやってきます。
    その車から一匹の犬が捨てられます。
    犬は追い掛けます。必死になって…


    字がないのに、情景が、犬の気持ちが、捨てられる痛みがひしひしと伝わって来ます。

    情緒を育てるのにも、何かを「感じ取る」という面でも
    無駄な言葉を入れるよりよっぽど伝わる絵本だと思いました。

    投稿日:2008/12/11

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  • 絵だけだからこその表現力がすごい。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    字が一切なく、デッサン画だけで表わされている絵本。
    だからこそ、読み手側の内面にあるものが引き出されてくるのでしょうか。
    白黒の線から溢れてくる 犬の驚きと恐怖と悲しみ・・。

    最後に登場する子供も、ひとりぼっちなのか・・。誰かを探しているような、待っているような。
    一人と一匹が出会って、そこでようやく 冒頭から続いていた悲しい気持から解放されます。

    図書館で読んだだけの本ですが、今度子供達に読ませて、子供なりの感想を聞いてみたいです。
    アニメやゲームなど、ストーリーを提供されるのに慣れている現代の子供達にも、こういう絵本に触れてほしいですね。

    投稿日:2008/06/10

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  • 絵本の素晴らしさを改めて感じました☆

    この絵本は鉛筆によるデッサンで描かれています。

    車から放り出された犬。
    追いかけるんだけど車はどんどん遠くなって。。。

    突然独りぼっちになった犬が抱える、さびしさ・悲しみ・どうして??という胸が締め付けられるような気持ちが痛いくらいにこの絵からは伝わってきます。
    どんどんお話の中へ引き込まれます。

    もう読んでいて本当に悲しくなってしまいます。。。

    そして、最後の出会いに救われます。

    文字がない。
    色もない。
    デッサンで描かれた絵・・・

    絵本ってすごいなぁと改めて感じました。
    生涯そばに置いておきたいと強く思う中の1冊に加わった絵本です☆

    投稿日:2008/05/08

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