ルラルさん,パチンコで動物をおいはらっていたなんて・・・.その他のルラルさんシリーズを読んで,楽しいおじさんだとばかり思っていたのでなんだかショックでした.
息子も「あーあ.トカゲのしっぽ切れちゃってるよ.かわいそうに」とパチンコの玉に当たったのか,倒れてるトカゲを見てつぶやいていました.
そんなルラルさん,自分が大切に手入れをしている庭にやってきたワニから,芝生の心地よさを教えてもらいます.大切にしているあまり,ゴロゴロ寝転んで芝を傷めてしまうようなことはきっとやらなかったルラルさんなのかな.
私もかわいくて使うのがもったいなくてずっと使わずにとっておいたノートとか,ずっと欲しくてやっと買ったアクセサリなのに大切にするあまり結局使わずに終わったものとかちょこちょこあります.
それに対してうちの息子.どうしても欲しがるので買ってあげた電車のシールを,家に帰るといろんなところに貼りまくり,あっという間になくなります.そして満足そうな顔をしています.
大切にするあまり,そのものの良さや楽しさを充分に味わえないよりは,息子みたいに自分にとって素敵なものだからこそ,思う存分楽しんで使うほうがいいのかなと思いました.
ルラルさんの庭,これからはちょっと芝生が痛んだとしても,動物たちみんなと一緒に気持ちよく寝転べる大切な憩いの場になってよかったですね.