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てのひらむかしばなし はなたれこぞうさま」 大人が読んだ みんなの声

てのひらむかしばなし はなたれこぞうさま 作:長谷川 摂子
絵:福知 伸夫
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\836
発行日:2008年10月
ISBN:9784001163834
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,095
みんなの声 総数 16
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  • チーン、ズズズズズーッ

    はなたれ、とは、まあまあまあ。
    薪拾いのじいさんが、売り損ねた薪を龍神さまに差し上げての、
    いわば恩返し譚。
    女神さまから代理で授かったのは、汚げな子、はなたれこぞうさま。
    えびなますを一日に3度差し上げるだけで、願い事が叶うとは。
    叶える時の仕草が、鼻をかむ、というのが何とも豪快です。
    ところが、気をよくしたじいさんが、はなたれこぞうさまを煩わしく思うのも、
    よくある話ですね。
    はなたれこぞうさまの鼻をかむ反対の動作に、おお、どんでん返し。
    福知伸夫さんの版画絵が、素朴でいて豪快でいい感じです。
    はなたれこぞうさまのポーカーフェイスも絶妙です。

    投稿日:2022/06/21

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  • このお話 好きです

    全ページ、お試し読みで読みました。
    はなたれこぞうさまって、なんかかわいいですよね。
    小さくって、小汚い雰囲気が、放っておけない感じです。
    お鼻、ティッシュで拭いてしまうかもしれないけど、それもNGかな?
    おじいさん、勿体ないことしましたね。

    投稿日:2018/08/18

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  • 「てのひらむかしばなし」シリーズは、ずいぶんお世話になりました。
    全ページ試し読みの中に、読んだことのないこの作品があったので、読んでみました。

    このおじいさんを笑えないなぁ〜って、思いました。
    私も、もし、はなたれこぞうさまを託されたら、欲張っちゃいますね〜。
    欲張った末に横着になって、「はなたれこぞうさま どうぞ ごじぶんで
    えびなますを つくって たべてください」なんて、恐ろしいことを言ってしまいそう。
    売れ残りとはいえ、竜神様へ薪を差し出す優しさが、貧しかった頃のおじいさんにはあったのに、・・・・・・。

    ここまで、裕福になれば用済みと、おじいさんは・・・・・・。
    はなたれこぞうさまが、最後にくるっと振り返り、おもいっきりはなをすすりあげたシーンは、やはりみんな大爆笑でしょうねぇ〜。

    長谷川先生の島根県の方言なのでしょうか?
    とにかく言葉の響きが温かいです。
    みずは かわかみから どうらら どうらら・・・・・・ながれてきて,
    こめびつに ずわわ ずわわと こめが あふれでて・・・,
    さかなが なんびきも ぴんこ ぴんこ、でてくるわ・・・・・・
    など、特に状態を表す擬音が、聞き慣れぬものながら、しっくりきます。

    ストーリーテリングで、語ってみたいとも思いました。

    投稿日:2015/08/30

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  • 人は変わってしまうのかしら?

    この昔話は、はじめて読みました!

    昔話の王道は、
    良いおじいさんと欲張りなおじいさんがいて・・・
    というものだと思うのですが、

    この物語では 主人公のおじいさんが
    だんだんと強欲になり、ふんぞり返って、最後には痛い目をみます。

    あーあ・・・
    恩をアダで返すようなことするから・・・!

    ものが溢れると、人は変わってしまうのでしょうか?
    なんだか考えさせられる物語です。

    投稿日:2014/01/21

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  • このお話は 素話でよく聞いて知っていました

    長谷川摂子さんの再話に 福知さんの絵で、はなたれこぞうさま    貧乏な男が売れ残った薪を竜神様にあげると、はなたれこぞうさまを、
    お礼にもらうのです。不思議にも、望みの物をつぎつぎ出してもらって金持ちになるんです(はなをちんとかむとね)
     金持ちになった男は、なに不自由なく、はなたれこぞうさまがだんだん きたなく見えて 約束のえびなますもあげません

    ここまできたら 罰が当たるな〜(もとのもくあみになるのですが・・・)

    やはり 人間欲が出ると ろくな事にはならないんだよ、 やはり まじめで謙虚に生きていくことこそ大切ですよ
    そんな いましめの昔話です

    絵もなかなか おもしろい
    でも お話をきいて 自分で想像するのも いいな〜と思いました
    絵本のよさ   語りのよさ  
    昔話は 語り継がれるものですからね!

    投稿日:2012/01/30

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  • てのひらサイズ絵本

    てのひらサイズ絵本です。

    昔話は、やっぱり孫に読んであげたいと思いました。

    貧乏なじいさんが、はなたれ小僧さまのお陰で暮らしも楽になりお金持

    ちになった途端に、もう用はないと捨てたから元の貧乏なじいさんにな

    ったのは当然の報いだと思いました。貧乏な時ほど、優しくなれるし、

    はなたれ小僧さまに感謝して日に三度の海老膾を供えていたのに、お金

    持ちになった途端に態度が豹変したのは、ありがちなことにも思えまし

    た。初心を忘れずに恩に感謝したいものだと思いました。

    版画も素晴しいと思いました。

    投稿日:2011/10/23

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  • 業と欲!ですよ

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    「だんだんのみ」の絵の方ですね?
    なんとも、素敵な(^^ゞこぞうさま

    竜神様
    竜宮城
    でも、川?なんですよね

    それもお使いの方がこぞうさまを
    お渡しするのですから・・・

    人間の業といいますか
    欲といいますか
    うまく表現されているおはなしです

    「鼻水」というのが、なんとも
    身近と申しましょうか
    身近な出来事を、上手に取り入れているのが
    昔話なんでしょう

    伝えていきたいおはなしです

    投稿日:2011/06/02

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  • 鼻水で・・・

    鼻をかんで望んだ物を出してくれる小僧のお話です。

    鼻水をかむだけで、望みを叶えられると言うのが面白いなぁと思いました。
    小僧のお陰で貧乏からお金持ちになっても、結局は元の貧乏へと戻ってしまう・・・というのは、どの昔話にも共通しているなぁと感じました。

    やっぱり、人間は楽をしてお金持ちになろうという考え方は甘いんだと実感させられるお話です。

    昔話なので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2009/02/05

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