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かえる ごようじん」 大人が読んだ みんなの声

かえる ごようじん 作・絵:ウィリアム・ビー
訳:たなかなおと
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:2009年01月
ISBN:9784883301706
評価スコア 4.08
評価ランキング 26,517
みんなの声 総数 23
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  • 衝撃のラスト!

    • いちうさぶどうさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子13歳、女の子8歳、女の子5歳

    小学校の図書ボランティアで読み聞かせの勉強会をしていました。皆で読み聞かせを実演して批評しあう会。本の筋は正直なところ2の次の企画でしたが、、、一人がこの本を読み始めました。
    大人ばかり十数人とウチの下の娘(5歳)。だんだん盛り上がるお話にハラハラ。そして衝撃の展開に思わず大爆笑!
    たいへんな盛り上がりでありました。高学年にもウケルこと間違いなし。

    読み聞かせのキモは選書にあり、を実感させる本です。

    投稿日:2010/06/18

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  • シュール!!!

    クライマックスが予想外すぎて、思わず「え!?」と声が出てしまいました。
    今までさんざん助けてもらったのに…おばあさんひどいよ…
    と思いながらも、カエルがこんなに食欲旺盛ならしょうがないのかなと思ったり……
    子どもではなく、大人が楽しむ絵本だと思いました。
    面白いですが、シュールです。

    投稿日:2013/08/17

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  • 構図

    素晴らしく目を引くタイトルと主人公の構図が気に入ったのと魅力的なタイトルに心を奪われたのでこの絵本を選びました。とてもユニークなカエルの性格が良かったです。見返りを求めずに言われるまで黙って自分のできる事をする姿に感動しました。とてもエキセントリックな結末も心に残りました。人が踏み入らない森の様子の描写も素敵でした。

    投稿日:2010/01/11

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  • がぶり ごぶり

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    無類のかえるキャラクター好きの私ですが、この絵本にはおどろかされました。

    森の奥深くのとんでもなくおそろしいところに一人で住んでいるおばあさん。そのおばあさんの味方は、一匹の小さなかえるだけ。家を囲む柵の扉に「かえる ごようじん」というふだをつけておきました。

    実は、このかえる、次々とやってくる魔物を食べてしまうのです。
    「ところが、なんてことでしょう。このかえるときたら、」でページをめくると、左側に大きな文字で「がぶり ごぶり」、右側のページには、なんと魔物を口にくわえたかえるの姿が……。口からはみ出しているのが、手だったり、足だったり、しっぽだったり、魔物たちが着ていたり持っていた物だったりで、とてもリアルでグロテスクです。ちょっと怖いです。かえる好きの私が言うのですから間違いありません。

    さて、ここで「う〜ん」とうなってしまうのが、これを子どもたちに見せて良いものかどうか、ということです。
    でも「このかえるときたら、」と言いながら、ページをめくり、「がぶり ごぶり」と大きな声で言っている自分を想像してみると、周りには、「うぉー」とか「すげぇ」とか「キャー」とか言いながら騒いでいる子どもたちの姿が見えてきます。
    うん、きっと大丈夫。それに、これがかえるの真の姿ですから仕方ありません。

    色あざやかではっきりしており、遠目もききそうです。読み聞かせにも良いと思いますが、やはり聞き手とその場の雰囲気を選んだ方が良いでしょう。

    冒頭に「すべての食用ガエルに。」と奉げられています。作者はかなりの皮肉屋みたいですね。

    投稿日:2009/07/17

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  • 最後はどきっ

    おばあさんの味方のかえる。
    もりのおくから出てきたまものから
    おばあさんを守ってくれます。
    でも、最後に…。

    まものがけっこうヘンテコで、そこがいいですね〜。
    おばあさんもかわいらしいおばあさんで、
    まものにおびえきっていて…。
    なのに!

    読んでから見ると、表紙と裏表紙の意味がわかりますね〜。
    こういうの子どもってけっこう好きだと思います。
    あっさりと読んであげるといいかも。

    投稿日:2009/03/25

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