秋になったら、絶対読みたいおすすめ絵本です。
絵がきれいで、金色に染まった秋の森を散歩している気分になります。
お兄ちゃんとはぐれて、森に迷い込んだけいこは、「かくれんぼう」というふしぎな男の子に出会います。
かくれんぼが得意なかくれんぼうと森の動物たちもたくさん出てきて、かくれんぼが始まります。
秋の森の中に溶け込んだようにかくれている動物たちをけいこと一緒に探すのがとっても楽しいです。
子どもたちも夢中になって、競争して探していました。
(よみきかせのときは、人数によって、大型絵本を使うこともあります。)
かくれんぼの途中で、みんなは森と一緒に消えてしまいます。
森は今はもうなくなってしまった森だったのです。
ちょっとせつなくて、考えさせられる結末です。
私はいつも「でも、まだ日本の森や山は、完全にはなくなってないよね!?なくしちゃだめだよね!!」という希望と決意がわいてきます。
子どもたちの心にも、きっと種をまいてくれていると思います。