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きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ふしぎな500のぼうし」 大人が読んだ みんなの声

ふしぎな500のぼうし 作・絵:ドクター・スース
訳:渡辺 茂男
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2009年02月
ISBN:9784033480701
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 14
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  • エンドレス帽子の怪異

    1930年代に作られた、アメリカの有名な作家:ドクター・スースの絵本。昔話風の展開と思いきや、意外な方向に向かって突き進む奇想天外な物語。

    田舎の庶民の少年が王様の前で帽子を取らない、無礼だ!ということで犯罪者扱いされ、無理やり帽子を取らせられるが、帽子は何度とってもまた同じところにある。帽子が次々出てくる不気味さに、国一番の帽子職人も、賢者も、弓の名人も、首切り役人もまったくお手上げ。生意気な王族の子どもが、一番悪知恵を働かせて、田舎者の少年を処刑しようとする。なんでも自分の思い通りにいかないとすぐに処刑しようとするのは、王様譲りかしらん?首切り役人が一番人間味があってまともだった。
    決まりに従わなければ厳罰に処す、ということがなんとも無意味で空しいものに感じられる。強烈な社会に対する批判や風刺がスパイスのように効いている。最終的には不思議なことが起きてめでたしめでたしだが、その間はハラハラしっぱなしで、ずんずん物語に引き込まれていく。

    文章が多い絵本だが、小学生低学年の簡単な漢字がわかれば大丈夫。ルビもふってある親切設計。

    投稿日:2018/12/29

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  • 本当にふしぎ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    ありふれたただの1つのぼうしのはずだったのに…いったいどうなっているの?と登場人物たちも読者も思ってしまうふしぎなぼうしですねー。
    王さまの前でぼうしを取らないのは無礼です。バーソロミューもそう考えていて取ろうとしているのにかぶっている本人のバーソロミューにも分からないなんて!
    ハラハラドキドキするところもありますが、最後はハッピーエンドです。
    本当にふしぎですが面白いお話でした。

    投稿日:2014/11/26

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  • まほうの赤いぼうし 

    たった一つの お父さんのお父さんから伝わった赤い帽子
    この帽子が不思議なんです

    この国を治めている王様は 自分が立派な王様だと思っていて 自分の思い通りになると思っているのですが・・・
    そうはいかないのがこのお話の面白いところ

    王様は街にやってきたとき 男の子は赤い帽子をとるのですが 不思議なことにとっても とっても次々赤い帽子は頭の上に、これに怒る王様は意地でもとるように家来に言いつけるのですが・・・・

    魔法でもかかっているように・・・

    ドラマチックなお話の展開がおもしろいんです。 
    王様の甥っ子がいじわるでわがまま
    そんな人物表現もお話の魅力です  よい人物が最後にハッピーになるという昔話のストーリーですが そこには難解なことを乗り越えなくてはならないのです

    首を切られてしまうかも・・  ハラハラします
    500個目の帽子?
      
    二度と起こらない不思議 「なにかの ひょうしに おこったのさ」
    オチがなんともいいですね
    男の子の人徳かな?
     
    先祖から伝わる赤い帽子がもたらしてくれたのかも

    展開がおもしろいお話しです

    挿絵の黒の中に赤い帽子がひときわ輝いて見えました    

    投稿日:2014/04/12

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  • ぬいでも、ぬいでも

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ぼうしを取っても取っても、次の瞬間には頭にぼうしが乗っているのです。
    どういうことなのか、どうなるのか、どんどん引き込まれていきます。

    ぼうしが頭の上から取れないばかりに、王さまの怒りを買ってしまい、大ピンチになるのです。
    どうなるかと、どきどきしながら読み続けると、ありえない話なのに本当にどうなるかと手に汗をにぎります。

    長い話ですがあっという間に最後まで読めてしまうのです。
    登場人物がそれぞれに味があって飽きません。
    最後はぼうしが頭から取れるのか、どうなるのか、ぜひ読んでみて下さい。

    投稿日:2009/03/19

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