「てのひらおんどけい」 大人が読んだ みんなの声

タイトルに惹かれて手に取りました。
絵はカラフルで可愛いですが、内容は小さい子向けの科学絵本です。
てのひらであちこち触ってみると、温かかったり、冷たかったり。
実際に体験したことが、頭でも理解できるっていいですね。
黙って見守るお父さんもまた、素敵です。
絵本の真似をして、いろんなものに手で触れて、温度を調べたくなります。

今の自分は何かにふれても、温かいや冷たいなどの気持ちをそんなに気にしていないと思います。小さいからこそふれるもの一つ一つの温度を実感し、不思議に思ったり感動したりできると思います。その幼児期特有の感情を大切にしてもらいたいと思います。

木や葉っぱの温度だけは体感したことがないなぁと思いました。
こんな風なのんびりしたお散歩をしながら確かめてみたいです。
特に派手なイベントはなくても、こんな一日がなによりかけがえのない
思い出になっていくのでしょう。

いいですねぇ〜。
パパ（大人）が教えるんじゃなくって
こどもが気付くという点です
こどもの目線をよ〜く捉えています

それを温かく見守り、一緒に遊び、時には車見てたり、本を読んでいる！
いいパパですねぇ

うちの息子の父に読んでもらいたかったかも（＾＾ゞ

絵が「星の王子様」のようなタッチで、素敵です♪

杉田比呂美さんの作品だったのでこの絵本を選びました。タイトルの”ど”の描き方がとてもユニークで素敵だなと思いました。主人公の男の子がお父さんとの時間を心から楽しんでいる様子が伝わってくる絵が良かったです。私達が持っている掌は本当に大活躍していることを再確認出来るのが良かったです。色々な物を自らの手で触ってみたい好奇心に駆られる絵本です。

【事務局注：このレビューは、「てのひらおんどけい」　ちいさなかがくのとも　2003年10月号
に寄せられたものです。】