クリスマスまであと一カ月ちょっと、
「次のお休みには、クリスマスツリーを飾ろうね!」とワクワクした矢先に
この絵本と出会いました。
絵本は、大きなもみの木が切られて、
ウィロビーさんのお宅に運ばれるところから始まります。
クリスマスのためのツリーが来てワクワクのウィロビーさん。
大きなお屋敷に大きな木がきて、でもちょっと長い先っちょを、
ちょんぎってしまいます。
そのちょんぎった先は、お屋敷の小間使いさんへ。
そして彼女もまた先っちょをちょんぎって、ぽい。
それを拾った人もまた、先っちょをちょんぎって、ぽい。
が、ずーっと、小さいネズミさんまで続く繰り返しのお話ですが、
それぞれの家族が、思いがけない幸運が回ってきた奇跡を
とっても喜んでいて、見ていて嬉しくなります。
そしてクリスマスツリーに寄せる一家全員のワクワクした思い。
クリスマスを祝い、ツリーを飾ることに幸せを感じるのは、
大きくても小さくても、一緒なんですね。
最後のねずみさんが拾ったツリーをかついで
頑張って帰って行った「我が家」。
それがどこか分かった時には、感動も2倍でした。
ウィロビーさんの大きなツリーは、こんなにたくさんの家庭に
ワクワクを分けてあげて、戻ってきたんだね!
そして実は我が家のツリーは、
家で一番大きいパパと、
家で一番小さい娘が、ワクワクしながら購入してきたクリスマスツリー。
なんだかウィロビーさんとねずみさんみたい☆
我が家も、この絵本に出てくるみなさんと同じ!
家族で飾り付けができることをとっても幸せに感じる一冊でした。