我が家が読んだのは線画に緑の色がついた本
「大きいツリー小さいツリー」だったのですが、
とっても素敵なお話でした。
本を読むのが苦手な息子が、自分で一気に読んだ本です。
読んだ後には
「クリスマスツリーのさきっぽが天井にあたって、こんな風になって…」と、
身振りをつけながら、あらすじを説明してくれました。
よっぽど楽しめたのだと思います。
お話は、お屋敷の広間に飾られた立派なツリーが
大きすぎて天井につっかえて曲がってしまうところから始まります。
ツリーはつっかえた部分を切られます。
切られたツリーの先はお手伝いさんの部屋でツリーとして飾られますが、さきっぽがつっかえるので、つっかえた部分が切られます。
また切られたツリーのさきっぽは・・・
切られる→捨てられる→拾われる→つっかえる→切られる→捨てられる→拾われる…
繰り返しが楽しいです。
ドンドン小さくなるツリーのさきっぽが、
ピッタリの場所に最後は収まります。
そしてツリーを拾ったみんなが、それぞれにピッタリのツリーと一緒に
幸せなクリスマスを迎えるのです。
息子は一番小さなツリーが落ち着いた場所が面白かったようです。
カラーの絵本もぜひ読んでみたいと思いました。