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ぼくにげちゃうよ」 3歳のお子さんに読んだ みんなの声

ぼくにげちゃうよ 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:クレメント・ハード
訳:岩田 みみ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1976年
ISBN:9784593500260
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,044
みんなの声 総数 97
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3歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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15件見つかりました

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  • せつなくて、せつなくて

    子どもを持つ母親の心情を描いた絵本は数多くありますが、中でもこの絵本が私の気持ちにぴったりでした。
    「ぼくにげちゃうよ」「おかあさんはおいかけますよ」
    全編、このやりとりなのですが、その追いかけかたが決して押し付けがましくなく、ユーモラスで、心がほっとあたたかくなります。

    今までは母親べったりだった息子も、いよいよ来春は幼稚園。
    「ようちえんバスにのって、バイバイするよ、なかないよ。
    おかあさんは、おるすばんしていなさい」
    (なぜか私に似て命令口調)
    と、鼻の穴をふくらませて言うもんだから、思わず
    「いやだ。寂しいからお母さんもついてっちゃおうかな」
    と言うと、
    「だめ。ここはおかあさんようちえんではありません。
    おかあさん、きんし!って、せんせいにおこられちゃうよ」
    と、一蹴されてしまいました。

    今までぎゅっと握り締めていた砂が、指の間からさらさらと零れ落ちるように、母親から「逃げて」成長してゆく息子。
    それを、そっと気づかれないように後ろから見守りつつ、自由に走り回る息子の邪魔をしないように、大きく両腕を広げて追いかけてゆくのでしょうね。これからも。

    投稿日:2009/12/15

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    3
  • 大切なたからもの絵本

    この本は30年前に母から買ってもらい、
    今はそれをそのまま娘に読み聞かせています。

    長い年月を経ても、この作品のもつ温かさはまったく変わりません。

    娘は反抗期まっさかりで、主人公のこうさぎにそっくりです。
    かわいいけれどそんな娘に手を焼いて疲れていた時に
    読み聞かせたところ・・・

    娘はページをめくってカラーページにいくたびに
    自分がこうさぎになりきったかのように、
    驚いてそして夢中になって笑っていました。
    「おかあさんはつぎもきっとくるね」と言ってうれしそうでした。

    おかあさんが自分を見守ってくれているという安心感、
    これは私も自分が幼い時に(おそらく意識はしていませんでしたが)
    感じていたものです。
    親になってみて初めて、よくわかりました。

    その「安心感」に包まれながらお布団に入って眠りにつくのが
    小さかった私の毎日でした。

    世代を超えて読み伝えていきたい大切な絵本です。

    投稿日:2013/05/18

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    2
  • お母さんの愛ですね

    地味な絵本ですが、息子は夢中になりました。そしてすぐに文章を丸暗記してしまいました。

    白黒とカラーのページが交代であらわれるタイプですが、白黒の左でこうさぎが逃げます。白黒の右のページでかあさんうさぎが追いかけることが語られます。すると次のカラーのページでユーモラスに本当にお母さんがこうさぎを捕まえるのです。カラーのページに字はありませんが、くすっと笑いたくなるような絵で、「あ、こんな風に捕まえてる!」などと思わず言ってしまいそうです。

    色の使われ方がさらに絵を印象深いものにしていて、繰り返しの安心感もあり、小さな子には理解しやすいと思います。

    投稿日:2011/04/18

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    2
  • おかあさんとこども

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    とても母親の愛情を感じる絵本でした。
    こどもが逃げてもそのたびにおかあさんからのあたたかい言葉。
    なんだかこどもに向けて読んでいる私も癒されます。
    ラストは予想できましたが安心のラストで良かったです。
    私もこどもをしっかりと愛したいです。

    投稿日:2014/08/07

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  • こどもと母の、座右の銘

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     ほのぼのとした、こどもと母の空想めいた会話に
    父親である私自身も、幼い頃の母との想いを
    自然と思い起こさせてくれる一冊です。

     厳しいくらしが現実に待ち受ける現代では
    母の愛情もひとつに語れないこと、切ないです。
    マーガレット女史が主人公をうさぎさんに選んだことで
    母の愛は無償の愛だと、深く感じ入ることができる
    そう私は感じました。

     こどもは鬼ごっこが好きです。
    それは無邪気で、例えようのない笑顔です。
    ただただ思うのは、
    追いかけられたいというふしぎな感覚、
    大好きな母だからこそ許せる願望を
    すなおに表現できるこどものあいらしさです。
    そしてそのこどもをつつむ母もまた
    こどもにまけない愛情を育もうとしている・・・。

     シュールで印象深い挿絵、クレメントさんに感謝。
    そしてアガペーに、感謝。

    投稿日:2013/11/20

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  • 親子のやり取りが微笑ましいです

    • ももうさ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳、女の子1歳

    上の娘が“おやすみなさい おつきさま”を気に入っていたので、
    図書館で探して読んでみました。

    娘は“おやすみなさい〜”の方が好みのようで、
    カラーのページを『坊やを探せ!』状態で楽しんだものの、
    文章には興味関心を持たず、1度読んだっきりでした。
    もう少し文章や気持ちが理解できるようになれば、
    また反応も違ったものになりそうです。
    間をあけて、改めて読み聞かせしようと思っています。

    親子のやり取りが微笑ましく、私はこちらの方が好きです。
    リアリストな一面もある女の子より、ママが大好き!な男の子の方が、
    うさぎの坊やのような発想をしたり共感したり出来そうだな〜と思いました^^

    投稿日:2011/06/16

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  • 会話

    かあさんうさぎとこうさぎの会話が愛情がいっぱい感じられました。二人の会話は親子の愛情を確認しあってるように思いました。こうさぎはおかあさんに甘えているように思ったし、愛情をいっぱい確認できて満足しているようでした。私の好きなところは、「ふうん。だったら、うちにいて、かあさんのこどもでいると おんなじだね」親の愛情を重荷に思うことがあるかも知れないですが、親になればわかることで順番に繰り返されていくのだと思いました。

    投稿日:2010/10/09

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  • 母の愛と子どものやすらぎ

    第一反抗期の子どもとそれを包む母親の愛情。
    この本は少し自我が芽生えてきた子どもを、思い切り愛情で包んでしまい、最後にはやすらぎを感じさせる素晴らしい絵本です。
    子どもと母親のおにごっこ。
    父親ではこうはいかないのだろうな?
    自分では読めないけれど、子育てにストレス気味のお母さんにお薦めします。

    投稿日:2010/09/16

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  • 名作です

    • みみかんさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子5歳

     今、7歳の息子に、3歳の時に読んであげたのが最初で、未だに頻繁に読み聞かせています。 初めて読んだ時、母としての気持ち、子供としての気持ちがよく表現されていることに感動しました。 大げさなことを書いてあるわけではないのに、子供を思う母の気持ちが丹念に表現され、絵もとてもかわいらしいです。
     我が家の1番のおすすめ絵本です。

    投稿日:2010/09/03

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  • ママ、つかまえちゃうよ

    娘が産まれた時に、お友達からお祝いでいただきました。
    モノクロのページとカラーのページ、交互にあって
    素敵です。
    どんなに遠くににげても。どんなに変なものになっても。
    「ママがいるから」って言ってもらえるっていうのは
    子どもにとって安心でしあわせなことですよね。
    我が家の場合は、私がどんな私になっても「大丈夫だから、
    面倒みてあげるから」と言ってくれる三才児がいて
    私はしあわせなのですが(笑)。

    「おやすみなさいおつきさま」も持っているので
    そちらとお部屋が同じ、などと見比べる楽しみもあります。

    投稿日:2010/08/23

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