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ちいさなちいさな王様」 大人が読んだ みんなの声

ちいさなちいさな王様 作:アクセル・ハッケ
絵:ミヒャエル・ゾーヴァ
訳:那須田 淳 木本 栄
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1996年10月
ISBN:9784062083737
評価スコア 4.36
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みんなの声 総数 10
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  • 大人になるということ

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    この本と初めて出会ったのは中学生の頃だったと思います。
    本屋さんで見つけ、表紙の絵に惹かれて購入しました。
    当時の私は本を読む習慣が全くなかったのですが、そんな私が購入してしまう程、ミヒャエル・ゾーヴァさんの絵に心奪われてしまったのです。

    ある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、僕の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。
    どうやら王様の世界では子ども時代が人生の終わりにあるらしい。

    中学生の時に持っていたものは今は手放してしまったのですが、図書館で見つけて懐かしくなりました。
    大人になって読んでみると、また感慨深い。
    大人になるって何だろう。単に年を重ね、体が大きくなり、知識を蓄えていく。それだけで大人になったと言えるのか。そんなことを考えさせられます。

    投稿日:2011/08/27

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    4
  • ちょっと疲れている大人の皆さんへ

    • まみねこさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    最初に謝っておきます、お子様向けではありません。
    私は絵画やイラストが大好きで、ミヒャエル・ゾーヴァ展を観に行って、
    この絵本を知りました。

    金の冠をかぶり、深紅のマントを羽織った、
    でっぷりと太った王様が、
    けれどもコーヒーカップくらいの小ささで、
    新聞の上に偉そうにふんぞり返った絵の表紙が、
    まず印象的です。
    物語の要所要所にも、美しく不思議なイラストが添えられています。

    主人公“僕”は、ごく平凡なサラリーマン。
    どちらかと言えば、仕事は決して好きではなく、
    友達づきあいも多くもなく、日常にあきらめと孤独を感じています。
    そんな彼の日常に、突然、小さな小さな王様が割り込んできます。
    当初は、お互いの世界の違いを語り合うだけだったのが、
    王様が“僕”の世界を知りたがることで、
    逆に、“僕”のものの見方が変わってゆきます。
    会社に行きたくないと思ったのは、
    ドラゴンが会社へ行かせまいと攻撃していただなんて、誰も想像しないでしょう?
    王様は、世の中には存在しないと思いこんでいるものが、
    実は存在すると言うのです。
    現実と空想の境目のはっきりしない中で、
    王様の部屋を訪ねたり、チェスやサッカー盤ゲームをしたり、
    おもちゃの車に乗って王様と一緒に絵を届けたり、
    本来ならば奇妙な生活が、リアルに綴られます。
    それは結局、視点を変えると、これまで考えたこともなかったことが、
    ただ見ようとしなかっただけで、実はそこに存在する可能性を秘めている、ということ。
    日々の生活に疲れてしまった大人の皆さんに、「まさかぁ〜!」
    と、思いながらも、「そうだったら面白いかも…」
    と、少し気持ちが楽になる、静かな共感を呼ぶ物語です。

    投稿日:2010/12/31

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    4
  • 珠玉の一冊

    • タマゴさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    ある日僕の部屋にあらわれた、人差し指サイズの小さな王様…。

    大人になるって素晴らしいこと?
    知ることって豊かになること?

    私が見ている世界って…?


    大切なことを教えてくれる、思い出させてくれる、そんな素晴らしい一冊です。
    何かに行き詰ったとき、なんだか悲しい気持ちになったとき、この本を開いて王様を呼んでみてください。大切なことをたくさん教えてくれると思います。
    (そのときにはグミベアーの用意をお忘れなく!!笑)

    投稿日:2012/03/21

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    3
  • 想像

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    ある日、ふらりと「僕」の部屋にひとさし指サイズのちいさなちいさな王様。
    時が経てば経つほど小さくなっていくこともそうですが、考え方も我々とは違っていて面白かったです。
    「きっと、小さな王様が書けていてさびしい思いをしている人が、世の中には、本当はもっとたくさんいるんだよ。ただ、そのことに気がついていないだけで」
    想像についての考え方等もそうですが、なるほど、たしかに一理あるなと思いました。

    投稿日:2016/02/04

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    1
  • 面白い発想

    『児童書』というくくりでは、とても思えないような、難しい世界のような気がした。
    ある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、ぼくの人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。
    小さいから、これから大きくなるのかと思えば、もとは大きく、、だんだん小さくなって、最後は消えてしまうという、私たちの常識とは違う世界に生きるもののようだ。それがまた、大きな態度で話をし、指図をするものだから、なんだか、不快な気持ちにはなるものの、大切なことに気づかせてくれたりする不思議な存在だ。最終的にはどうなったか…色々な思いをめぐらせてくれるお話だと思う。

    投稿日:2014/10/07

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    1
  • 哲学的

     哲学的な内容の本だなと思いました。ドイツ的だとも・・(こちらは、単なるイメージですが)。私的には、「うーん、よくわからない」という感じですが、不思議な魅力があることは確かで、だからこそ、「すごく好き!」という方がいらっしゃるのだろうなぁと思いました。独特の挿絵もこの本の内容にマッチしています。

     各章のタイトルが面白い。「大きくなると小さくなる」「眠っているときに起きている」「存在しないものが存在する」などなど。「固まった頭をゆるめてごらん、ちょっと違う方向から物事を見てごらん」と言われているような気がしました。

     それにしても、この偉そうな口をきく王様が、「グミベアー」が好きだなんて、なんだか可愛い。

    投稿日:2014/05/20

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    1
  • 頭と心をリセット

    正直言えば、少し難解な短編小説です。
    大人になった自分の前に現れた、どんどん知人で消滅していくのだというちいさなちいさな王様。
    常識から離れたところで、成長とは何か、自分とは何かを考えさせられました。
    そして、ミヒャエル・ゾーヴァの意味深い絵が、ハッケの世界をさらに奥深いものにしています。

    投稿日:2013/10/05

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    1
  • 小さな王様 やはり王様の威厳を持っているな〜

    人間も年を取りだんだん氏を迎えるとき 小さくなって死んでいくのを 母の姿で知りました

    人は生まれて死んでいきますが 王様もまたどんどん小さくなり死んでいく

    死んだとき 人は星になるとよく言われますが・・・
    本当にそうなんですかね?

    王様のしぐさがかわいい 挿絵がなかなか いいんです!

    この挿絵を見ているのもいいなあと思いました

    おもしろく読ませてもらいました

    投稿日:2022/08/17

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    0
  • この本を読ませて頂いて、感動しました。これはとても発想が素晴らしいお話です。この話の中でちいさな王様が出てきますが、だんだん小さくなるという発想はなかなか思いつきません。私はこの王様が大好きになりました。そしてこの王様と話がしたいと思いました。これは決して忘れることができない本です。

    投稿日:2022/07/29

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  • 不思議で可愛い憎めない王様

    • ゆめみるこさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    この本に出会った時、私はまだ小学生で、なぜこの本を選んだのかは覚えてません。
    当時は表面上の理解しかできていなかったかと思いますが、なぜか当時から好きな本でした。
    ある日ふと私の前にも王様が現れないかなぁ?と期待したものです。笑

    結婚した時に実家に置いてきてしまったのですが、ある時無性に読みたくなりそのまま実家に取りに帰りました。
    再び会った王様は相変わらずの憎めないやつで、だけど大人になった今読むと、哀愁を感じさせてくれたり、かと思ったら純粋な子供のような面を見せてくれる、やはり可愛い人でした。

    私はまだ表面的な部分しか分かっていないのかもしれないけど、でもこの王様とは長く付き合っていきたいなと思います。
    そしていつかもっと彼の事を深く知れる日がきたらいいなと思います。

    投稿日:2020/12/13

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