最初、全然りんごがならない木を前にして途方に暮れているワルターを見て
「奇跡のリンゴ」の木村さんを思い浮かべてしまいましたが、読んでみると
全く似ていなかった!(笑)
りんごがひとつだけなるとか、それがとても大きくなってしまうとかって
絵本らしくてとてもいいなあと思ったのですが(しろいはながひとつだけ
ついたところのページなんてとっても美しかった)、ワルターがなあ・・
私にはよく理解できなかったのです。
りんごがきらいでりんごを育てたらいかんのではないのか?愛情を持って
育てなきゃいかんのではないのか?
うーん。こんな風に思ってしまう私が青すぎるのでしょうか。世の中じゃ
あ「こんなの嫌いだけどよー」なんて思いながら働いている人っていっぱ
いいるのでしょうか。
ワルターよくばりだしなあ。愛情ないからよくばりになれるのだと思うけ
れど。