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おもいで」 大人が読んだ みんなの声

おもいで 作:内田 麟太郎
絵:中野 真典
出版社:イースト・プレス
税込価格:\1,430
発行日:2009年10月
ISBN:9784781602349
評価スコア 3.87
評価ランキング 44,720
みんなの声 総数 14
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大人が読んだ みんなの声から

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11件見つかりました

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  • 詩人の思いで

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    これは大人の読み物でしょうね・・・
    詩人、内田麟太郎さんの心の解放のお話・・・

    何人かの人は、夢で見たところへ来たことがあると感じる事は経験したことがあるだろうか・・・

    それはとても不確かなもので、あやふやで・・・
    自分の記憶を辿っても、思い出せない事
    あまりにも自分が幼すぎて、心の片隅に置いてきぼりになっているから・・・?

    作者のように年を経ることで、思い出すこともあるかもしれないと、この絵本を読んで思いました

    投稿日:2011/08/06

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  • 内田さん

    内田さんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙のピンクのバスが鮮やかで美しかったです。中身が白黒で描かれているので表紙とのギャップがあって印象に残りました。短くテンポの良い文章に魅せられました。たった一つの想い出を心にしまってしっかりと生きている主人公に感動しました。想い出がいかに大切かを再確認出来る絵本でした。

    投稿日:2010/06/01

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    1
  • 記憶の欠片

    • もゆらさん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

     おもいでが ゆめのお話。
    大人も子どももだれもが一度ならず体験する ゆめです。
    幼い不安な記憶と ちょっと成長した自分の記憶と
    やっと過去に向き合えた安堵の記憶とが入り混じる ふしぎなお話。

     不安と 空虚と 断片の連なる絵とは対照的に
    主人公のこころのことばは 短く 朴訥として 明確です。  
    ゆめだからなのか 幼いからなのか 思い出だからなのか
    静かに じっと聞き入るような衝動にかられます。

     こころに刺さった記憶の欠片を抜くのは 他でもない
    きっと自分自身の成長なのでしょうね。
    ふしぎなお話に 感謝。

    投稿日:2019/06/10

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  • つらさは人生の苦い良薬

    大牟田市生まれの内田先生ご自身の体験でしょうか?
    炭鉱の社宅が出てくるところで、三池炭鉱だなって思いました。

    同じ夢を見る体験は、私もあります。
    いつも同じ場所に行き、立ち往生して、そして夢の中で、ここに来たことがある、あるいは、またこの夢を見てるっていう自覚があるんです。

    このお話の主人公の夢は、生みの母親との思い出の場所だったんですね。

    ひとには、いかんともしがたい(運命ともいうべき)人生の道筋の上を歩まねばならない辛さがあります。
    確かに幸せな事楽しい事もありますが、おおおむね険しい道のりなのではないでしょうか。

    主人公の辛さはもとより、先立った生みの母親、継子につらくあたってしまった二番目の母親、必死に働いた父親、皆、辛さを抱えつつ人生を歩んだのだと思います。

    しかし、辛さは人を強くしてくれ、優しくしてくれ、よりよく生きる前向きな持ちにもしてくれる苦い良薬なのかもしれませんね。

    電車の中で、隣に座っている、見ず知らずの人の横顔を見ながら、この人も自分の人生を大切に抱えて歩んでいる人なんだって、ぼんやり考えたりすることがあります。

    投稿日:2015/10/02

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  • 深い絵本。。

    大人向けの絵本でしょうか。
    小さな子供には寂しくて読ませたくないかもです。

    「本当のお母さん」「二番目のお母さん」,「いじめてごめんね」という二番目のお母さんの言葉,この少年は色々あったのでしょうね。
    想像するだけで悲しくて切ないです。

    前半に白と黒で描かれた絵が,後半からは色彩豊かに描かれ,主人公の心の動きがよく表現されています。
    「本当のお母さん」,その思い出に出会えたことで,寂しい絵本でしたが「よかった!」という気持ちに最後はなりました。
    でも,やっぱり切ない内容で,一人ウルウルしてしまいましたが。
    奥の深い絵本でした。

    投稿日:2014/09/11

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  • 想像すると暗い気持ちに・・・

    なんだか寂しい展開で、心が痛みました。

    お母さん、次のお母さん、お父さん
    みんながみんな、いないなんて・・・
    一体何があったのか、想像すると暗い気持ちになってしまいます。
    継母には苛められていたようですし。

    正直なところ
    子どもに読み聞かせるのには向かないと感じましたが、
    個人的には「こういう絵本もあるんだ」
    と発見があったので、星3つです。

    投稿日:2014/01/23

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  • 夢 同じ夢を見る
    バスの終点 橋のない 谷のむこうの 社宅
    そこへ行きたくて・・・

    吸い込まれていく描き方なんです

    2番目の母さんを車イスに乗せている ぼくがいる
    「いじめて ごめんね」こんなことを2番目の母さんが言った
     
    産みの母親も父親も死んでしまって  2番目の母さんも死んでしまった
    切ない話ですが 人は時がたつと 年老い死んでいくのです

      夢の中の社宅  炭坑の町で生まれ育ったのです    おもいで

    内田さんの詩  墨絵のような力強い絵  夢の中の風景

    そして 絵が明るく色づいて なつかしい キツネのお面が印象的です夢の中でお母さんに会えてほっとしたのですね

    それからは 同じ夢はみなくなったと

    夢の中で産みの母親に会いたかったのですね

    おもいで

    人にはいろいろな おもいでがあります

    内田さんの思い出ですか?

    大人の絵本のようにおもいました 

    投稿日:2013/04/23

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  • 大人の思い出

    タイトルから、卒園する子供にちょうどいい内容かと思ったのですが、だいぶ違っていたようです。
    子供の頃のつらい思い出を乗り越えた、大人のお話です。
    だいぶつらい内容もあるので、読み進めることが大変な場面もありました。

    投稿日:2012/02/23

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  • 思い出!

    自分を産んでくれた母と継母も亡くなって、おとうさんまで亡くなって

    いるとても切ない絵本だと思いました。

    継母が車椅子の生活になって主人公に優しくされて、「いじめて ごめ

    んね」と言ってくれたのが良かったなあって思いました。

    大人になって、やっと母親との思い出をすっきりさせることが出来て前

    へ進むことが出来てよかったと思いました。

    投稿日:2012/01/06

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  • トラウマの心象風景

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子7歳

    お母さんとの苦い思い出・トラウマ、二人の親・・複雑な家庭
    そんな心象風景が切々と描かれています。
    体験談なのでしょうか。不幸な時を過ごした大人の闇を垣間見てしまったような
    ズシーーンとした気持ちになりました。

    言葉少ないなかに、いろんな要素が語られていて良い作品だと思いましたが
    普通の家庭の小学生には難しいと思います。
    他の方も書いてますが、絵本でなくてもいい気がしました。
    大人向けのエッセーか詩集のような感じならしっくりきたかもしれません。

    投稿日:2011/07/22

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