モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしもの モモンガのはいたつやさんとクリスマスのおとしものの試し読みができます!
作・絵: ふくざわ ゆみこ  出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
「モモンガのはいたつやさん」最新刊は、クリスマスのお話!
モカミさん 40代・ママ

可愛らしい
娘がふくざわゆみこさんの本が大好きで、…

おおきな木」 大人が読んだ みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:ほんだ きんいちろう
出版社:篠崎書林
本体価格:\1,107+税
発行日:1976年
ISBN:9784784101481
評価スコア 4.64
評価ランキング 2,326
みんなの声 総数 139
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  • 究極の無償の愛

    1本のリンゴの木が1人の人間に限りない愛を捧げる美しくも悲しい物語です。

    リンゴの木が大好きで、毎日やって来ては遊んでいくちびっこ。
    やがて大人になるにつれ、木を訪れる回数が減っていくのですが・・・

    このちびっこ(成長し、途中から「ぼうや」と呼ばれるようになります)、
    突然思い出したようにやって来ては、木に「〜をくれるかい。」と
    要求ばかりしてきます。
    ぼうやのために身を犠牲にして尽くしてばかりのリンゴの木。

    困った時だけやって来て、リンゴの木に要求ばかりするぼうやに、
    最初、「なんてやつだろう」と思ったのですが、読み進めるうちに、
    決してリンゴの木は不幸な気持ちだったわけではないことに気付き、
    ハッとさせられました。

    「きは それで うれしかった。」

    というフレーズが、ぼうやの願いに応えるたびに出てきます。

    愛を与えてばかりのリンゴの木。
    ぼうやが困った時に、きっかけやヒントを与えてくれるリンゴの木。

    それはまるで、親離れしていく子を遠くから見守る親のような気持ち
    だったのではないでしょうか。
    なかなか会えないのは、元気に暮らしている証拠。
    時々思い出して会いに来てくれるだけで嬉しい。
    困った時は言ってごらん、力になってあげるよ。

    そう考えたら、なんだかリンゴの木が嬉しかったという気持ちが
    理解できるような気がします。
    ぼうやの心のどこかに、リンゴの木が存在しているということ。
    見えないけれど、心は繋がっているんですよね。

    考えれば考えるほど奥が深いストーリー。
    大人向けの絵本のような気がします。

    掲載日:2011/02/18

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  • 大きな木は、幼いちびっこのために根を張り、枝を振り、果実を実らせて博愛の精神で一人のちびっこをサポートしていく。
    でも、大きな木はそれが「博愛」だとは思っていない。愛情には満ち溢れているけど、誰にでも与える愛ではなく、むしろちびっこの純粋さ、永遠の精神に愛情を与えているように思うのです。

    ですから、この本をこれから読むお子さんもこの木は決して他人事ではなくて、あなたを愛する木だと思ったらお話がもっともっと素敵になるかもしれませんね。

    教会のクリスマス会でこの本の紹介がありました。
    私は国文科の出身で(小さな大学です)、絵本作家を目指していたので一瞬で虜(とりこ)になってしまいました。

    しかし、そんな僕の予想は一瞬にして吹き飛んだのです。
    木が誰からも愛されない、いや、ぼうやには愛されているのかもしれないけれど、利用されているだけなのかもしれない。

    そんな中で大きな木は私たち人間のために精一杯成長し、必死に努力します。それでも、果実はすべて持っていかれ、枝は家屋の材料に使われ、木の幹(みき)は船を作るために持っていかれてしまう。そして優しい木は、最後は切り株になってしまう。。

    それでも、ぼうやが老人になってその切り株に腰掛けたとき、心から「ぼうや、ありがとう」と言うのです。

    私は病気のこともあり、涙が止まりませんでした。拭いても拭いても涙が溢れ出てくるのです。
    私は仮にも大人の男性だから、子どもたちの前で醜態を見せたくなかった。だから、隠れてトイレに篭って号泣しました。
    (僕は何に感動したのだろう。直感だけど、自分のあまりの醜さにだと思うよ。。)

    美しい朝は、美しい自然とともにやってくる。
    道は違えど、神様の住んだ大地と似た世界にわれわれは住んでいるんじゃないかなぁと思います。

    世の中には怖いお話がいっぱいありますが、この本は心がポカポカして、ご家族、ご両親で楽しめる(愉快ではなく、心を突き刺す真実の矢です)作品だと思います。

    ぜひ書店で手にとって、この物語の美しさ、壮大さを体感なさってください。

    掲載日:2008/12/23

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  • 何年経っても変わらぬ心

     高校時代に、読んで、深く感動しました。すでに、同じ作者の「ぼくをさがしに」を、何人もの人にプレゼントで送っていましたが、「大きな木」のほうが、より強い感動がありました。
    が、この本は、気軽に人に贈ったりせずに、心の中の大切な場所に、しまっておきたいような存在の本でした。最近、村上春樹訳で、また注目されたので、改めて読んでみましたが、正直言って、がっかりしてしまいました。ほんだきいちろう訳のほうを手に入れたいと思い、探しましたが、残念ながら絶版になっているとの事で、慌てて、中古本を注文しました。
     ほんだ訳では、他者への「無償の愛」が感じられたのですが、村上訳は、母親とか、恋人に対する女性の感じで、ある意味、通俗的な印象で、キリスト教的な「愛」とは、違っているかと思います。別に、村上訳が悪いというのではありませんが、これだけ意味あいが変わってくると、ほんだ訳を読んでいない人が増えるのは、もったいないです。ほんだ訳のほうを、ぜひ復刻していただきたいです。出版社さん、お願いします。

    掲載日:2011/01/26

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  • 考えさせられる絵本

    あまりに切なくて泣いてしまいました。
    昔日本の童話に、うさぎどんとたぬきどんときつねどんのお話がありましたがそれにとても似ているなぁと感じました。
    うさぎどんのお話はいつもやさしくお世話になっているおじいさんにあるとき、たぬき、きつね、うさぎが恩返しするというお話。
    たぬきは山の幸をとるのがうまい、きつねは川魚をとるのが上手、
    ところがうさぎはなんの特技もなくおじいさんにあげるものが何も手に入らない。そこでお話の最後に焚き火の中にみずから飛び込み、自分を食べてくださいと。それを見ていた神様が、哀れに思いうさぎをお月様へ送ったと言うお話。

    無償の愛なのかな?とも思う一方、
    そんな愛に気づいていないような男の子の成長と言動を考えさせられました。
    子供の教育を考える大人に読んでもらいたい一冊です。

    掲載日:2010/02/21

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  • 切なくなる

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    読んでいて、何やら胸が切なくなるような絵本です。

    ちびっこはりんごの木が大好きで。
    りんごの木もちびっこが大好きで。
    とても幸せな時間を過ごしていたはずなのに、やがて時は流れ、成長したちびっこはりんごの木から色んな物を奪ってしまいます。

    「きはそれでうれしかった」
    このフレーズを見ると切なくなりました。

    親子関係のようにも、恋人関係のようにも思えるこの図。
    木はずっと彼を待ち、彼に与え続けた。
    彼はもう昔の彼ではなく、木のことなんて少しも大事に思っていないのに。
    それでも、与え続けた。

    与え続けて、切り株だけになってしまった木。
    やってきた彼に、「もうあげられるものはない」と言う木ですが、
    彼は「もう欲しくない」と。
    きっと彼は人生の終わりに近づいているのでしょう。
    そうなってようやく、昔のようにただ一緒に過ごすことができた。
    今度こそ、木は本当に「うれしかった」のでしょう。

    色々と考えさせられます。
    子供にも読みましたが、大人の方がハマリました。
    繰り返し読みたくなる絵本です。

    掲載日:2015/10/15

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  • 深いお話!

    この絵本,イラストが白と黒の線画なのがとてもシンプルでよかったです。
    小さな子供と仲良しになった大きな木が,子供が成長し大人になると子供に色々与えることによって木自身はやがて切り株になってしまうというお話です。
    それは木にとって本当に幸せなことだったのか?あの子供にとってこの与える行為は良いことだったのか?
    読み手によって捉え方感じ方はさまざまでしょう。
    正解はわかりませんが,色々考えさせられるという意味で,よい絵本だと思いました。

    掲載日:2015/10/03

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  • おおきな木  本田錦一郎氏の後書きから 作者の生き方や思想がよく分かりました
    新書の村上春樹さんの訳の本を先に読んでいましたから・・・・
    でもこの本で分かったのは この少年はたろう
     
    ハートマークの中に たろうとき と書いてあり
    大人になって 彼女が出来たときのハートマークには たろうとはなこと書いてあります
    とても親近感が持てる訳の仕方に 本田さんの人柄が感じられました

    おおきな木が少年に与える愛  「犠牲」ならぬ真の「愛」のもたらすものほかならない  
    後書きにありました
    絵本の裏表紙に作者シェル・シルウ”アスタインの顔写真がありました

    ヒゲ面のコイ顔です  シカゴに生まれた彼は多岐にわたる才能を持ちいろんな人生を経験した後に この児童書を描いたとのこと
    本当は原文で読めたら良いのですが・・・・
    私に才能がないので翻訳の本を読ませていただきました

    深い 読む人に考えさせる絵本です
    児童書と言っても 大人や中学生くらいからに読んでほしい絵本だと思いました

    もちろん 小さい子にも 読み手がこの本を伝えたいと思えばOKだとおもいます

    洋書は訳者によってちがうな〜と感じました

    掲載日:2014/08/05

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  • 深い本

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子1歳、女の子0歳

    さらっと読めますが、さらっと終わらない本だと思います。

    少年の成長と木の思い、沢山考えさせられる1冊です。

    いつか子供が理解できる年齢になったら一緒に読みたいです。

    道徳の授業や感想文、ディスカッションにふさわしい本だと思いました。

    掲載日:2012/09/21

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  • 衝撃を受けた絵本

    子供の頃に読んだことがあり、最近ふと奇跡的に思い出すことが出来た絵本でした。
    最近私はこれと全く同じ体験があり
    私はりんごの木でした。
    これは木が人間ではなく、人として関われないことが大きな問題になっていると私は思います。木は人間だったら、人間として彼を愛することが出来るのに、りんごの木だから、りんごの木としての愛情しか与えることが出来ない、大好きなのに、歩み寄れない、だけど人間の男の子と関わりをもてるだけで嬉しい、だから大きな望みをそもそも持てない木は色々可能な人間に触れることだけで奇跡だから、それが喜びだから感謝もいらないんだろうなと私は思いました。自分で動くことの出来ない木は男の子の人生に関わることで自分の生きた証を感じることが出来たんじゃないかと思う。

    掲載日:2012/04/04

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  • やはり名作

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    読み続けられている絵本とあって、やはり名作!
    母を想像させる大きな木。大きな木に色々な望みを言う男の子。
    誰しも、この木のような存在でもあるだろうし、男の子の立場でもあるだろうし。う〜ん、と考えさせられました。
    親と子の関係とそっくりな大きな木と男の子。
    大きな木が可愛そうと思いもしますが、子供の巣立ちを見守ることも親の愛情ということを教えられた気がします。
    いずれ、私がこの木のような存在になる日も来るんだなと思いつつ、
    この木のような存在の母をもっと大事にしなければと思いました。

    掲載日:2012/02/06

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