「たっくんのおしろ」 大人が読んだ みんなの声

すごく面白く読みました。たっくんとママとのやり取りが楽しくて、こんな風に私も子育てが出来ればいいのに。と思いました。ついガミガミ叱ってしまうことが多い毎日ですが、こんな風に楽しく子供とのやり取りが楽しめたらいいな。そう思いました。お城、段ボールで作ってあげたらきっと喜ぶだろうな。すごく楽しくて素敵なお話なので、ぜひ多くのお子さんに読んでもらいたい1冊です。

たっくん、とっても楽しそうです。
段ボールのおしろは、とっても上手に出来ているし、
家来のぬいぐるみさんたちも、
たくさんいて、みんな楽しそうです。
隣の女王様は、お掃除できなくても、
結構やさしいなあ、と思いました。

あるおうちのある部屋に、小さいけれどそれはそれはりっぱなお城がございました。
お城には、たっくんという王様と仲間のみんなが幸せに暮らしておりました。

たっくんは、お城で絵本を読んだり歌を歌ったり、この楽しいときがいつまでも続くと信じていましたし、仲間のみんなも信じていました。
でも……。
隣の部屋の女王がやってきたり獣が襲ってきたり、お城での生活は波乱万丈です。
それに対してたっくんは……。

とても楽しい絵本です。
たっくんはお城の中で想像を膨らませて、おもちゃを仲間に見立てて遊んでいます。
たっくんの想像の世界に現実が時々入り込んできて、それがなんともいえない真実味をかもし出しています。
想像の世界で遊ぶ行為は、年齢に関わらず誰もが経験しているのではないかと思います。
だから、この絵本に対して親近感が湧き、大好きな絵本の１冊になりそうです。

20年ほど前ですが、うちの息子もたっくんと呼ばれていたので、親しみを感じて読みました。
たっくんの言葉使いが徹底していて、王様になりきっている様子が伝わってきました。
お母さんも、子どもにちゃんと付き合ってあげていて、素敵な親子関係ですね。
こんなふうに集中して夢中で遊べる時期は、とても大切だなと思いました。

たっくんは、のびのびと自分のお城を段ボールで作り、王様にな

って自由気ままに遊んでいます。ママも、たっくんを王様として

扱って接しているのがとても素敵だなあと思いました。

急にドアを開けたものだから、お城が壊れてしまったら、

「おうさま、さきほどの　おわびで　ございます」と、大好きなケーキ

のおやつを持って丁寧に詫びているのが、素敵なママだなあと

思いました。

たっくんも、「こんど　女王も　お城に　招待するぞ」

素敵な仲良し親子でした。

子どもって、ほんと、みんな、「たっくん」ですよね。
みたて遊びが大好き。
我が家の娘もいまだにダンボールで家など作って
楽しんでいますもの。ぬいぐるみさん達も仲間に
引き入れて。私はたっくんのママみたいに、優しく
接することがなかなかできませんけれど（汗。
・・というか、おしろのおうさまの時間が終わったら
おしろ片付けてくれー、娘よ。今にお城だらけに
なってしまうぞー。

たっくん、すごいですねぇ〜。
素晴らしいお城です。
そして頼もしい王様です。

隣の部屋の女王さまにも屈せず、なかなかの交渉上手。

お城の中のたっくん王様と家臣たちの幸せな楽しい時間。
だれもが、いつまでもこの時間が続くと思っていました、っていうところでクスリと笑ってしまいました。

大きなけものの襲撃にもみんなで力をあわせ、お城の再構築に励む家臣たちも可愛らしいですね。

でも、本当の悲劇がお城に襲ったのは、・・・・・・。

隣の部屋の女王さまが、素晴らしい方でした。
きちんとたっくん王様に謝罪し、お詫びの品（おやつ）も王様に献上してくれたんですから。

考え方しだいで自分のお家があっという間にお城に変わります。
すてきですねー。
おかあさんがとなりの部屋の女王とか面白いです。
大人はこれがたっくんのごっこ遊びだとわかりますが、幼い子だと本当にお城のお話だと思って読むかもしれないなーと思いました。

なんだかとても、懐かしい気持ちになりました！

子どもの頃って、「ごっこあそび」も
まるで本当のことのように感じるんですよね。
これは、子ども時代の特権です。

私はよく、布団で宇宙船を作って、妹と宇宙の旅に出ていました。

たっくんのお城は、すごく立派で素敵ですね。
隣国の女王様も、とっても優しい！

　小さい子どもは、じぶんのお城をつくりたがりますね。そして、なぜか、大きな段ボール箱にはいりたがります。
　たっくんのお城は、とてもすてきです。家来もみんな楽しそうで、ほほえましいです。

　ママやねこたちも登場して、たっくんのお城はたいへんなことに、、。こんな手作りの遊びを、じぶんで作れたら、いいなと思います。
　ていねいに元気いっぱいに描かれた絵が、よかったです。