新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

もりのおくのおちゃかいへ」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

もりのおくのおちゃかいへ 作:みやこし あきこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年11月
ISBN:9784033319100
評価スコア 4.66
評価ランキング 2,989
みんなの声 総数 96
  • この絵本のレビューを書く

7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

14件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 時間が一瞬止まったかのようでした

    • maru34さん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子8歳、女の子7歳、男の子4歳

     書店のポスターで観てからずっと気になっていて
    絵本ナビさんで特集されていた時にやっぱりとても気になって、
    内容を知らないまま購入いたしました。

     いつもは子どもたちに読む前に、先に私が読んでおくのですが
    今回は、私も読みながら初めてページをめくるような状況で、
    8歳、7歳、4歳の子どもたちと一緒にワクワクしながらページをめくっていました。

     モノトーンの世界に映える赤がとても素敵で印象的なのですが、物語の途中でドアをあけた瞬間、本当に時間が一瞬止まったかのような迫力に4人とも息をのみました。本当に凄いです!
    びっくりさせられるのですが、その続きのお話がとても愛らしくて
    3人とも何度も何度も読んで〜とリクエストしてくれる一冊になりました。

    投稿日:2010/12/20

    参考になりました
    感謝
    6
  • ドキドキ☆あったかのふゆのおつかい

    • えほんむしさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子13歳、男の子7歳

    ゆきのあさ。おとうさんが忘れてしまったケーキを届けるために後を追うキッコちゃん。
    「もう、おとうさんたら忘れんぼうなんだから!」そんな声が聞こえそうです。
    キッコちゃんはきっと頭が良くて活発で、思いついたらすぐ飛び出さなきゃいられないタイプでしょうね。

    わたし、ひとりで平気よ!という気のつよさ。転んでしまったときのどうしよう、という不安。えっ?ここはどこ?というおどろき。動物たちに見つめられたときのドキドキ。キッコちゃんのくるくる変わる心情が、自分が子どもだったときの気持ちをひっぱりだしてくれました。
    子どもたちに読み聞かせした時には、「ケーキならたくさんあるよ」のシーンで不安そうだった顔がわぁっと輝きました。

    そして、作品全体の何とも言えないあたたかさ。
    木炭の柔らかくしっとりした墨色と、ほわっと鮮やかな色彩。おばあちゃんを気遣って雪かきにでかけるおとうさん。おかあさんが用意してくれたケーキを届けようと飛び出すキッコちゃん。娘におつかいを託すおかあさんのおおらかさ。お茶会に飛び入りしたキッコちゃんを歓迎して助けてくれた動物たち。
    読んでいてなんだか胸がキュンキュンしてくるくらいあたたかなお話でした。
    寒いはずの雪景色も、ふんわりやさしく包まれてあたたい気持ちになります。

    投稿日:2011/01/05

    参考になりました
    感謝
    4
  • 今後目が離せなくなりそうです

    黒い木炭の濃淡だけで、透明感と空気感が凄いよく描かれています。そこに作者のお気に入りかと思える、赤と黄(混ざった橙)だけが色鮮やかに浮かび上がって、眺めるだけでも綺麗な作品です。
    黒い濃淡に異次元空間に迷い込んでしまったような雰囲気がよく伝わります。「もりのなかへ」を連想しそうな、動物たちとの楽しい触れ合いや、見所でもある、美味しそうなケーキが、最後一瞬で消え去ってしまい、やはり夢か幻だったのかと思ったところで、おとうさんとおばあちゃんの笑顔や仕草、ケーキのリボンが、夢じゃなかったかもよと物語っているような、ほんわかしたエンディングになっています。
    前作「たいふうがくる」では、黒一色だけに台風が迫って来る緊迫感がひしひしと感じられ、翌朝のスカッと晴れ渡った青い空が、もの凄く気持ち良かったのを覚えています。大人受けしそうな前作から、より絵本らしくなったこの作品を読むほどに、今後目が離せなくなりそうです。また、作品が増えるごとに色の数も増えていくのか、楽しみになりました。


    投稿日:2010/11/22

    参考になりました
    感謝
    3
  • キッコちゃん、よかったね!

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    おばあちゃんの家へ雪かきをしにでかけたお父さん。

    でも、もって行くはずのケーキの箱は玄関に。

    キッコちゃんは、「わたし、届けにいく!」と
    赤い帽子をかぶり、コートを着て、箱を手に家を出ます。

    雪に残るお父さんの足跡を追いかけていくキッコちゃん。

    でも、着いたところは知らない家。
    しかも追いかけて来ていたのは「お父さん」ではなくて、
    「くま」でした。

    どうしよう・・・と困っているキッコちゃんは
    「あなたもおちゃかいに来たのね」ってひつじのこに
    手を引かれて中へと連れて行かれてしまいます。

    家に集まっていたのはたくさんの動物たち。
    しかも、びっくりした顔でこちらを見つめています。

    この場面、本当にドキっとしました。
    兄ちゃんも次男もキッコちゃん同様にドキっとしたらしく、
    「こわい」「ちょっと、こわい」とびびりました。

    でも、「いらっしゃい」「ようこそ」ってみんなで優しく
    迎えてくれました。

    キッコちゃんがホッとするのと、子供たちがホッとするのも
    やっぱり同時。白黒な絵柄とリアルな動物たちの絵も
    気にならなくなってきました。

    おばあちゃんに届けるケーキの箱がつぶれているのに気づいた
    動物たちのあの優しさ。
    いいなぁ、他が白黒なだけに、ほんとにジーンと来ます。

    読み終わって、3人で同時に言いました。
    「よかったね」

    ほとんどが白黒な絵本で派手さはないけれど、
    色が制限されているよさもあるんだなぁと思いました。

    投稿日:2010/12/18

    参考になりました
    感謝
    2
  • 絵本と子どもを結ぶ原点

     娘が2歳の頃大好きだった「もりのなか」。モノトーンの静寂の世界、果てしない空想の世界・・・そんな特別な空間が、この絵本の中にも存在します。子どもたちは、きっと絵本を開いた瞬間から、森の奥深くへと一歩踏み入ったような、不思議な感覚に包まれることと思います。

     さく、さく、さく。静かな森に響く足音は、キッコちゃんの鼓動のようでもあり、同時に、私たち読者の気持ちの高まりとも重なって、一体感を味わえます。

     そして、お茶会の光景は、「ぐりとぐら」の世界を思い出させてくれる、なつかしい一場面。まさに絵本と子どもを結ぶ原点とも言える風景を見るような気がします。子どもたちにとって、楽しい仲間といっしょに、おいしいものを分かち合いながら、歌ったり、おしゃべりしたりするのは、日常における最も大きな喜びなのかもしれません。たとえ、それが動物たちであっても、空想の世界での出来事であったとしても、それこそが子どもの日常なのだろうと思います。

    投稿日:2011/01/02

    参考になりました
    感謝
    1
  • 私も行く!

    古い作品かと思ったら新刊なんですね。
    刺し色も素敵だけど、動物達の目が印象的です。
    動物達がいっせいにこちらを見てる時なんて
    本物っぽくて、少しこわくて、
    読んでてドキドキしてしまいました。

    こどもは読み終わると「ステキ!」
    「私もケーキ届けに行きたい!行く!」と。
    よく読んだら迷子の話なんですけど
    こどもはすっかり出会いや冒険物語のように
    感じていたみたいで、
    絵の世界感にすぅ〜と入り込めたみたいです。

    投稿日:2010/12/28

    参考になりました
    感謝
    1
  • 森のともだち

    お父さんの忘れ物を届けるために、一人雪のなかを追いかける女の子。
    するといきなり動物たちのパーティに参加することになります。

    ファンタジーとリアルの境目がないタイプのお話です。
    子どもたちは、すべて現実と思うかな?

    途中に出てくるケーキが、とてもおいしそうです。

    投稿日:2017/10/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • ちょっと怖い?

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    「たいふうがくる」は大好きな絵本で、あのモノクロの世界に魅せられた一人なので、みやこしあきこさんの絵本を他にも読んでみようと思いました。
    本書も「たいふうがくる」と同じくモノクロの中にごく一部色がつけてある作風で、すごく惹きつけられます。物語も、キッコちゃんの不思議な体験や、おいしそうなケーキを分けてもらうというのは、子供心をつかむものだと思います。
    ですが、森の奥の家に初めて入ったとき、そこに集まっていた動物たちが一斉にこちらを見ているページがあるのです。モノクロの動物たちが、薄暗い部屋の中からこちらを凝視しているようすは、子供たち「なんか怖い…」と。確かに大人の私でもちょっと目を逸らしたくなりました(苦笑)小さなお子さんの場合は、親御さんが事前に確認してから読んであげるといいかもしれません。

    投稿日:2014/02/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • あこがれる

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子11歳、女の子7歳

    お茶会ってなんだか、わくわく♪憧れちゃいませんか?
    それも森の奥って…ますますわくわく、ときめきます。
    メルヘンチック、ロマンチックな女心を擽る響きのタイトルです。
    そして、想像力をかき立てるモノクロにプラスされた印象的な原色の配色の絵が、ぐっときます。

    投稿日:2013/04/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 木の実のタルトが食べたい

    7才の娘が本棚からそっと抜き出し、
    ひとりで読み始めました。
    するとすぐに、
    キッコちゃんと自分をだぶらせ、
    自分ももりのおくへと入って行くように、
    本の中に入り込んでいるようでした。

    とってもおもしろかったようで、
    クラスのおともだちにオススメすると言っています。

    私は、といえば、
    もりのきのみやくだものがぎっしりつまったケーキに夢中。
    本当においしそうで、
    木の実のタルトが食べたくなってしまいました。

    寒くなってきたこの季節にぴったりの
    幻想的で素敵なお話でした。

    投稿日:2011/12/07

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「もりのおくのおちゃかいへ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / うずらちゃんのかくれんぼ / どうぞのいす / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / いないいないばあ / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

全ページためしよみ
年齢別絵本セット