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ローズのにわ」 大人が読んだ みんなの声

ローズのにわ 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:かとう りつこ
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,320
発行日:2010年11月
ISBN:9784072723883
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,107
みんなの声 総数 14
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  • この作品も、きっと紅茶が使われてますね

     レイノルズさんの「てん」が、水彩絵の具と“紅茶”で描かれたことを知り驚きました。
     この作品も、きっと紅茶が使われてますね。
     
     ティーポットを船にして、世界中を旅する夢をかなえたローズ。
     行く先々で、訪れた記念に花の種を集め旅をし、種がいっぱいになり自分の庭を作ろうと思っていた時に立ち寄ったコンクリートだらけの大きな町。 
     ぽつんと土がむき出しになっている色のない場所を見つけ、・・・。

     えっ、こんな場所に?
     もっと良い場所はたくさんあるんじゃないの?
     なんて、読み進めていたら、花の種までアクシデントに見舞われて、ハラハラドキドキでした。

     種が芽を出すのを辛抱強く待つローズの花への信頼と愛。
     紙の花を差し出すこどもたちの愛。
     そして、本物の開花。
     
     花の色が加わっていく後半は、読者の心を動かすこと間違いありません。

     紙の花も本物の花も見分けがつかない美しさです。
     きっとそれは、どちらも“愛”だからでしょうね。
     そう、全てが“愛”でした。

     ローズは素敵な終の棲家を見つけ、自分の庭を作ったのですね。

    投稿日:2010/12/02

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    2
  • 紙の花と本物の花

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    題名と、表紙の絵(大きなティーポットと花?)のアンバランスに惹き付けられます。
    ローズという少女が主人公。
    世界中を冒険する夢を持って、ローズは特別なティーポットに乗って旅立つのです。
    その中で、自分の庭を作ろうと思い立つのですが、思い通りには進みません。
    ところが、あきらめない姿に、共感してくれる人々がたくさん現れたのです。
    冒険の日々が単色で描かれ、希望の花々がカラーで描かれ、引き立っています。
    紙の花、本物の花。
    自分の庭であり、みんなの庭でもあるのです。
    暗示的なアイテムが、読者の中でそれぞれ共感できることを引き出してくれるような気がします。
    案外、思春期の子どもたちにもいいかもしれません。

    投稿日:2010/11/27

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    1
  • 自分の居場所のさがし方

    ティーポットに乗って旅をするなんて、いろんな花の種を集めてまわるなんて、なんだか不思議で啓示的なお話です。
    きっと、自分の居場所さがしの旅だったのですね。
    でも、たどりついた場所で、ローズはどうして大切なティーポットを置いたまま、街を歩き回って行くのでしょう。
    その結果、集めた種のほとんどを失ってしまいました。
    残った種をかき集めて、ローズは自分の見つけた場所に撒きました。
    待って待って待って、それでも種は発芽しません。
    自分だったら、もう一度新しい種を探してくるでしょう。
    でも、この絵本では、待ち続けるローズの姿を見ていた町の人の心を動かしたと語ります。
    しかも、本当の花ではなくて、紙で作った花を、一面に飾るほど、ローズに歩み寄ってきました。
    どうして紙の花なのかについても、深い意味がありそうです。
    そしてやっと咲いた本物の花。
    本物の花は増え続け、ローズの庭が、みんなの居場所になっていきます。

    単色の絵から、花によって次第に色彩を帯びてくるこの絵本は、さらりと読んでしまうと、あまり心には残らないかも知れません。
    紅茶党のレイノルズが取り込んだ、ティーポットの船が象徴的です。
    レイノルズは、ひとつの生き方を示して、この絵本を題材として提供しているのでしょうか。

    とらえ方は、人それぞれですね。

    投稿日:2021/11/20

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  • カラーになっていく

    ピーター・レイノルズさんの作品ということで、興味を持ちました。
    特別なティーポットに乗って、旅に出たローズ。
    ティーポットが旅の乗り物になるなんて、素敵だなと思いました。
    ローズは、いろいろな国を訪れた記念に、花の種を集めていきます。
    モノクロだった世界が、カラーになっていく場面、ウキウキしました。

    投稿日:2021/01/10

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  • 種は心

    ちょっとベタで照れくさくなった。もう少しオブラートにくるんだ方がグッときたかも。

    私は、この種は、今までの経験であり、その中から得た知識や心だと思いました。
    具現化してなぜポットだったのかはわかりませんが、いっぱいに詰めて大海原へ。
    途中持って行かれちゃったのは、どういう意味かな。いろいろ考えられますね。
    でもとりあえず蒔いてみれば、足りなくても人が分けてくれます。助けてくれます。
    そしていつかは──。

    一人で読む本かなと思いました。

    投稿日:2011/08/27

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  • ローズの夢 一人で世界中を 冒険して回る  えっ! 特別なティーポットに乗って

    ローズは いろんな国を訪れて 記念に 花のタネを集めたのです
    自分の庭を作ってみようかな(なんと ロマンがある夢)

    ある国で教えられた 訪れるにふさわしい場所?(土がむき出しの 場所? どうしてこんところがローズにふさわしい場所なの?

    はじめは疑問に思いました・・・・

    しかも タネは小鳥に食べられて 最悪のローズ・・・

    諦めない一年中  諦めない! ローズ 「あなたの 庭に 植えてください」紙で作った花 次々に届けられて 満開の花の庭  
    子供たちの心の優しさ ローズに仲間が出来たのですね! 

    美しい心が みんなに届き みんなもローズの花畑で幸せをつかむ

    子供たちなんです! ローズに 居場所を見つけてくれたのは!

    天国のようでもあるのです。  ローズの庭  みんなの庭です
    こう締めくくられていて 余韻が残ります・・・

    海が見えて 花畑の中で 本を読んだり 絵を書いたり なんて夢のある 庭でしょう!  

    ローズの世界中を旅して回る夢は この庭でピリオドをうつのですね

    夢物語のように思えました・・・・・

    居場所 それは 大切なものですね!  そこに 仲間がいる!

    最高の居場所を見つけましたね!(女の子が好きそうなお話です)

    投稿日:2011/01/12

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  • 期待しすぎたのかなぁ〜

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    ティーポットに乗って世界中を冒険するなんて、どんな生き物・・?妖精かしら・・・
    最初に着いた島の花は背丈以上だし、やっぱり小さいのかな〜なんて思っていましたが、コンクリート島へ着いたときは普通サイズの人でした

    私は鳥たちが種を食べてしまった時点で、違うお話を予想してしまいました
    飛び立った鳥たちの糞の中から、芽が出てきて世界中に花を咲かせた・・・みたいな

    そんな大げさなことは必要なかったんですね
    ずっと待ち続ける忍耐強さというか、女性的な強さを感じます
    花から色づいていく絵本の流れはインパクトがありました
    花でいっぱいになったのはローズの心だったんですね

    投稿日:2010/11/29

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