虫に興味を持ちはじめた2歳の息子に読みました。
いつも身近に接しているアリが、実は地下にいくつも部屋がある立派な巣を張りめぐらせていて、たくさんの仲間と協力して大きなスイカをも運んでしまう。
その生命力やたくましさに圧倒されたようです。
この本に出てくるアリは少し擬人化してあって、おそろいの長靴を履いていたり、巣の中にポテトチップ専用の部屋があったり、食べ終わった後のスイカの皮でウォーターシュートをして遊んだり…
遊び心あふれる描写が満載で、その辺も息子のツボだったようです。
特にアリの巣の中の様子が見られるページがお気に入りで
「このお部屋には飴があるね。ここにはイチゴ!」と指をさしながら、じっくりと観察をしていました。
飽きのこない読みやすいストーリーで何度も繰り返し大活躍の一冊です。