大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくり 大坂城 絵で見る日本の城づくりの試し読みができます!
作: 青山 邦彦 監修: 北川 央  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!
巨大な城が建ち上がっていく様子を精緻な絵で楽しむ一冊!

はせがわくんきらいや」 大人が読んだ みんなの声

はせがわくんきらいや 作・絵:長谷川 集平
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:2003年
ISBN:9784835440583
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 53
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  • 6年生に読むために下読みしたら

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    6年生に読み聞かせるために下読みしてみたら

    。。。声を上げて,泣いてしまいました。。。

    私には,障害者の兄弟がいます。
    子どもの時から,親に「面倒を見てやれ」と言われていました。
    「○○ちゃんなんか,きらい!
     めんどくさい!
    どうして,何もできないの?!
    なんで私が,面倒見てやらなきゃ,いけないの?!」
    いつも心の中で,思っていました。

    …それでも,やっぱり気にかかるのです。
    何もできないのが,歯がゆいのです。
    この主人公の男の子のように。

    「長谷川くんもっとご飯食べようや。
    長谷川くん,長谷川くん,・・・」

    男の子は,自分の大切なバットを放り投げて,
    泣きべそをかく長谷川くんに,駆け寄っています。

    長谷川くんは,作者自身だそうです。
    この男の子は,多分実際にいた友達でしょうね。
    長谷川くんに,こんな友達がいてくれて,よかった。
    あの頃の私も,きっと,こんな子どもだった。
    私の兄弟も,私がいてくれてよかったと,思ってくれているだろうか?

    タイムマシンがあったら,あの頃の私に,読ませてあげたい。
    そんな絵本に,出会いました。

    6年生の読み聞かせで,使いたいと思います。
    泣かずに,,,読めるでしょうか,,,?(;´・ω・)




    6年生への読み聞かせの5回目は,
    ずっと読みたくて温めていた 2冊の絵本を持っていきました。

    薫くみこさんの「あのとき すきになったよ」と,この「はせがわくん きらいや」。
    2冊とも友達への思いやりの気持ちについて
    深く考えさせられる内容です。

    そして偶然ですが,題が対照的な「好き」と「きらい」という言葉。
    これをセットにして読むと,子供たちは
    どんな反応を返してくれるのか?
    期待半分・不安半分で持って行きました。

    なぜ期待半分・不安半分なのかというと
    なんども「はせがわくん きらいや」と言う主人公の男の子の
    本当の優しさを,
    子供たちはわかってくれるかどうか,
    不安だったのです。
    だけど,
    「あのとき すきになったよ」とセットで読めば
    きっと子供たちは,この僕の本当の思いやりの気持ちに気付いてくれると
    期待していたのです。

    前の本で,しっとりと女の子同志の思いやりの気持ちに
    温められた空気を,
    いきなり,こんな言葉が破ります。
    「このまえなんか ひどかったんや!」
    「女みたいやなあ おまえ!」
    「泣くな!」
    きっつい男の子の,本音の言葉。
    でも子供たちは,関西弁の響きに
    ちょっと笑いながら聞いています。
    どこか抜けを感じさせる関西弁の良さですね。

    「きらいや」言いながら,男の子は
    長谷川君にかまいます。
    お母さんにも,
    「なんで あんなに めちゃくちゃなんや」と
    聞きます。
    そうです。聞いてくれた方がいいんです。
    後ろでコソコソ言われるより,
    猫なで声で,「やさしくしてね」といわれるより,
    正面から堂々と,「なんでや?」と言ってくれた方が
    いっそ,すがすがしい。

    長谷川君の障害をお母さんが説明する場面で,
    今まで,くすくす笑っていた子供たちが
    しんと静まり返りました。
    「もっとひどい人や 死んだ人も
     ぎょうさん おってんよ」の場面。
    墨のかすれたような色が,血の色に見えます。
    悲惨な現実を伝えています。

    そして,読み手のウィークポイント
    「長谷川くん ぎょうさんご飯食べようか。
    長谷川くん,大丈夫か 長谷川くん,・・・」
    ・・・何とかこらえました。少しだけ,声が潤みましたが・・・

    あとがきを読んで,本を閉じると,
    先生と子供たちが拍手してくれました。
    この本を6年生に読めて,本当に良かったです。
    この本との出会いに,感謝します。

    掲載日:2009/12/21

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    19
  • ドキッ!とします

    はじめなんと文字が読みづらい本だ!と思いましたが、逆にひと文字ひと文字をじっくりと読みました。「長谷川くんきらいや」と子供の素直な表現ながら、長谷川くんをいじめることなく、逆に一緒に遊ぶ姿に、自分の子供がこんな子になってくれればと思いながら読んでいました。

    ドキッ!としたのは、「ヒ素ミルク」の話が出たときでした。そんな話とは思わず読んでいたので、急に心が引きつけられたました。

    子供に対してどのように説明したらいいのかわからない長谷川くんのお母さん。お母さん自体も自分の子供に起こってしまったことを理解しきれない事だろうと思います。
    でも、必死に生きようとする長谷川くんとそんな長谷川をきらいといいながら一緒に遊び続ける「ぼく」の関係は、何よりも親の心を救う出来事なのではと思いました。

    世の中にはいろんな人がいて、どんな人にも優しく接することができるようにという意味で、子供に読んであげたいと思う作品でした。

    掲載日:2011/04/19

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    2
  • ガツンときました

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    レビューで前から気になっていた本でして試し読みで読ませていただきました。

    少し外れた子ってどこにでもいます。息子の学年にも二人います。
    2年連続でその子たちの一人と同じクラスになりました。
    息子もその子たちのことが気になるようで、他の子の話題よりも多く
    特に新学期はクラスで起きた出来事を話してくれます。

    息子は、まだこの本の主人公のように「A君はどうしてああなのか」とは聞いてきたことがなく、
    ただ、A君はそのようだと受け入れてるような感じです
    長谷川君はヒ素入りミルクでこうなったそうですが、そんな事件も今は歴史の一こまのような印象でしかありませんが
    当人にとっては今も続いてることなんだなーと思いました。

    その事件のことに思いをはせるとともに、長谷川君の色んな行動を読んでいて、なんだか息子のクラスメイトと重なりました。

    親として何とも言えずガツンとやられたような作品でした。
    高学年の読み聞かせに使ってみるのもいいかなと思いました

    掲載日:2011/04/18

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    2
  • 読み継いでいってほしい本

    森永ヒ素ミルクの事件は、私たちの世代では誰でもが知っている
    事柄ですが、被害者である方が、実際に執筆された本だったのですね。
    乳児の健やかな成長を願って飲ませていた粉ミルクだったのに。
    こんな大変なことになるとは。
    当時のお母さん方の気持ちを思うと言葉もありません。
    絵も文章も、真実の力強さを感じました。
    読み継いでいってほしい本の一つだと思います。

    掲載日:2016/11/04

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  • こどもの思い

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    こどもの時にヒ素入りのミルクを飲んだせいでちょっと弱いはせがわくん。
    手のかかるはせがわくんに対してこどものストレートな気持ちが描かれているなと思いました。
    「はせがわくんきらいや」と言いつつもなんだかんだで面倒をしっかり見てあげている男の子はいい子ですね。

    掲載日:2014/11/09

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  •  「森永ヒ素ミルク事件」のことを知っている人も覚えている人も少なくなったかもしれません。
     ウィキペディアからの引用になりますが、「森永ヒ素ミルク事件」は「昭和30年6月頃から主に西日本を中心としてヒ素の混入した森永乳業製の粉ミルクを飲用した乳幼児に多数の死者、中毒患者を出した食中毒の事件」とあります
     同年に生まれた私は幸いにして母乳で育ったおかげで無事でした。
     しかし、同年の人に被害にあわれた人がいたし、この事件そのものがごく普段の生活の中にあったことはよく覚えています。

     この絵本の作者長谷川集平さんはこの作品で第三回創作えほん新人賞を受賞(1976年)し、本格的に絵本作家になっていくのですが、それが「森永ヒ素ミルク事件」を題材にしたものとは知らなかったし、長谷川さん自身が、長谷川さんも昭和30年生まれで、このヒ素ミルクを三缶飲んだということも知りませんでした。
     だから、この絵本は衝撃でした。
     事件そのものを思い出したということもありますが、「生まれつきのほそいからだとやはりこのモリナガぬきに今の私は語れません」と「あとがき」に書いた長谷川さんのこともそうだし、何よりも絵本がこういう事件も作品にできるということも衝撃です。

     物語の主人公はせがわくんはおそらく「森永ヒ素ミルク」の被害者となった子どもです。幼稚園の入園の時には乳母車に乗せられてお母さんとやってきます。
     成長がうまくできなかったのです。
     小学生になっても痩せた身体でうまく歩くこともできません。
     そんなはせがわくんを大嫌いといいつつ、めんどうをみる少年の視点でこの絵本は書かれています。
     少年のまっすぐな視線は、何をしてもうまくできないはせがわくんをじっと見ています。森永の粉ミルクを飲ませたはせがわくんのお母さんのことも「わからへん」といいます。
     少年ははせがわくんのお母さんのことを責めているのではありません。
     本当であればはせがわくんだって、元気に遊べる友だちだったはずなのに、それができない。しかも、それは理不尽な事件によって起こったもの。
     少年は「はせがわくんきらいや」といいつつ、はせがわくんを捨てることはありません。
     はせがわくんは少年の生きた時代そのものだからです。

    掲載日:2014/07/23

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  • 聞いたことのある事件・・・

    はせがわくんの友達の語りとして綴られる、この物語。

    タイトルと冒頭の文章を読んで、
    いじめの話なのかもしれない・・・と覚悟しましたが、
    実際は全く違っていました。
    「はせがわくん きらいや」と言いながらも、
    彼らの心の奥にある、はせがわくんへの確かな愛情を感じました。

    そして、はせがわくんが、ちょっと個性的な理由・・・
    はせがわくんのお母さんが語る場面で、はじめて
    「あっ!!」と気がつきました。
    聞いたことのある事件・・・
    その事件をテーマにした絵本だったのですね。

    信じられないけれど、本当にこんな酷いことがあったんだ・・・と
    驚くとともに、はせがわくんだけではなく
    全国には何人も彼と同じ経験をした子がいたんだと思うと
    胸がチクチク痛みました。

    自分の年齢が年齢なので、
    どちらかというと、親の気持ちになっていたのかな・・・。

    当たり前の感想になってしまいますが、
    絶対に起きてはいけない事件だったと思います。

    そして、これからも忘れてはいけない事件だとも思いました。

    普段当然のように口にしている市販されている食品ついても、
    深く考えさせられる絵本です。

    掲載日:2014/02/03

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  • 大人が何を伝えてあげられるか

    • ピクルスさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、男の子0歳

    大学生の時、大学の図書室で初めてこの本に出会いました。
    あまりにも衝撃的で、手元に置きたいと思いましたが当時は絶版で、買うことはできませんでした。

    当時、障がい児と健常児のかかわりあうキャンプをボランティアでしていた私。障害のある子への関わり方を、大人の側から子どもたちに押し付けていなかったか・・・と考え込んでしまいました。

    子どもってこの主人公の「ぼく」のように
    嫌悪感、疑問、同情、いたわり…いろんな感情をぐるぐる感じながら
    障がいという抽象的なものではなく「はせがわくん」というひとりの子の存在を受け止めていくんだと思います。

    主人公の「ぼく」の、自分の感情にふたをせず、うそをつかず、まっすぐに「はせがわくん」を見つめる目に、何度読んでも心を打たれます。
    子どもにもいいと思いますが、私自身が戒めのために読みつづけたい絵本です。

    掲載日:2012/02/14

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  • ずしんと、心に響きました。

    表紙をめくると、ほ乳瓶の絵。
    これがあとで、重要な意味をもってくるのですね。

    長谷川君を山登りに連れて行けば、
    すぐへたって、みんなでおぶうことに。
    長谷川くんは鼻水をたらして、目はどこを向いているかわからない。
    泣き虫で体が弱くて、だからぼくは、きらいだといいます。

    でも、放っておけないんですね。
    とんぼを捕ってやったり、野球の仲間に入れてやります。

    ところがある日。長谷川くんのお母さんから、
    ヒ素という毒の入ったミルクを飲んだから、体がおかしくなったという話を聞きます。

    ぼくには、難しくてよくわかりません。
    だけど、だんだん心配になってきます。
    長谷川くん、泣かんときな。もっと、太りな。
    だいじょうぶ。長谷川くん。

    一緒にいると、しんどい、大きらいと言いながら、
    長谷川くんを何とかしてやりたい。
    そんなぼくの気持ちが伝わってきます。

    誰もが長谷川くんと同じ目にあっていたかもしれません。
    人生、どんな災難が降りかかってくるか、わかりません。

    けれど、弱者に対して、
    ぼくのように、正直しんどい時もあるけれど、
    温かい気持ちで接していきたい。いかなければ、
    そんなことを感じさせてくれる作品でした。

    掲載日:2012/02/07

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  • 森永ヒ素ミルク事件

    読んでいるうちに涙がこみ上げてきました。
    主人公の長谷川君は、森永ヒ素ミルク事件の被害者だったのです。
    そして、作家長谷川集平自身の生い立ちをテーマにしていたのです。

    我が子が生まれた時、粉ミルクに頼らざるを得なかった我が家では、ミルク選び、哺乳瓶選びに随分と神経を使ったことを思い出します。
    その時に気になったのが、森永の粉ミルク。

    事件は過去のものとなりました。
    絵本の話は、被害者である長谷川君の成長のお話として展開しています。
    身体が弱かったから一緒に遊べなかったんだよな〜。
    思い通りに体が動かないから、友だちをいっぱい困らせたんだよな〜。

    子どもたちの残酷さと純粋さの中で、長谷川君は育ってきたのですね。
    でも、この絵本を読んで、かつての友だちはとても喜んでいると思います。
    長谷川君がかつての友だちに感謝していることが、とても強く描かれているのですから。

    説教じみたことは言いたくないけれど、相手のことを思いやる友だちづきあいの大切さを汲み取ってもらいたいですね。

    掲載日:2011/12/11

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