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作: 齋藤 槙  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

チリンのすず」 大人が読んだ みんなの声

チリンのすず 作・絵:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
本体価格:\880+税
発行日:1978年
ISBN:9784577003275
評価スコア 4
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みんなの声 総数 14
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  • アンパンマンの...

    • MYRYさん
    • 30代
    • その他の方
    • 東京都
    • 男の子14歳、男の子11歳

    やなせたかし先生の名作。
    子供のころにアニメーション作品を見て以来、忘れることの出来ないストーリーでした。
    子供向けの文章で書かれていますが、まるで悪夢から覚めた後のような読後感に、まだ小さかった息子は泣いていました。
    最近の絵本やテレビでは教えてくれない複雑な感情を与えてくれる貴重な作品だと思います。

    掲載日:2009/03/25

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  • 自分から読みたいと言うまでは・・・

    • ちひろ。さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳、

    ある夜のこと、オオカミのウォーにひつじのまきばが襲われた。
    こひつじのチリンのおかあさんは、チリンを庇って死んでしまう。
    チリンは強いけものになるため、ウォーに弟子入りするが…。
    『あんぱんまん』のやなせたかしによる絵本。


    可愛らしい表紙とは裏腹のシリアスな復讐憚。
    母も父も無くし、ひつじでもオオカミでもない「ものすごいけもの」になったチリンの姿は壮絶。
    見返しのチリンがとても可愛らしいだけに、その落差がひどく刺さる。
    恨みと復讐のやるせなさをひしひしと感じた。

    文を見なくとも絵だけで話の流れがわかる構成はさすが。
    しかし、果たしてこれを子どもに渡したものかどうか。
    こういう話に引き付けられる子もいるとは思うが、自ら持ってきた場合以外はあまりオススメできない。
    大人向けの絵本としたい。

    掲載日:2012/07/18

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  • 母の仇

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    アンパンマンで有名なやなせたかしさんの、30年ほど前の作品。
    アニメ映画にもなっていたようで、題名やストーリーも大体知っていたのですが、
    絵本として読むのは初めてだと思います。
    愛くるしい子羊のチリンは、狼のウォーに襲撃され、
    自分をかばった母親を亡くします。
    チリンは母の仇を討とうと、本心を隠して、ウォーに弟子入りし、
    強くたくましくなるのですが・・・。
    あどけないチリンの成長振りは見違えるほどですが、
    そのけだものの姿が切ないです。
    見事本望を成し遂げたチリンの心情は大いに共感できると思います。
    チリンとウォーの微妙な関係も、運命の皮肉さを感じさせます。
    復讐心の強さをあらためて感じると共に、
    復讐したところで癒されない心の傷というものも実感します。
    裁判員制度が実施され、裁判が身近に感じられる昨今、
    改めて「罪の重さ」を考えてしまいました。
    ラストは非常に重い余韻です。
    死についても深く考えさせられる作品だと思います。

    掲載日:2009/09/14

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