もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

さくらの里の風来坊」 大人が読んだ みんなの声

さくらの里の風来坊 作・絵:川端 誠
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1997年
ISBN:9784892386466
評価スコア 4.6
評価ランキング 3,150
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  • 江戸時代の理不尽な身分制度は…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    主人公の「風来坊」さんはとてもごつくてインパクトがあります。
    でも、とても心優しいお坊さんです。
    たまたま、目の前で不幸な死を遂げた女性のために、自分が何もできなかったことを嘆いて、ひたすら仏像を彫る姿はかっこよかったです。

    川端さんの作品ですからどの絵もはっきりしていて遠目がききます。
    言葉も簡潔で読み易いです。
    ただ、「お坊さん」が主人公で、江戸時代の身分制度の理不尽さを嘆いている作品なので、今の子どもたちには実感として理解しにくいかもしれません。
    読み聞かせに使うなら、一緒に持っていく作品にもちょっと気を付けて、
    「さくらの里…」を飲み込みやすくするものを選んでいくといいかもしれません。

    掲載日:2016/01/19

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  • 小学校高学年位からかな?

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    風来坊シリーズ3冊目です

    桜だから、春のおはなし会にいいかな・・・
    読んでいくうちに
    涙で目がうるうる・・・
    鼻水が・・・
    だめだ・・・私は読めないなぁ・・・

    昔の武士の世がイメージ出来ないと
    ちょっと無理かな

    武士に対する怒りも覚えますが
    それ以上に

    子を思う母親の気持ち
    だんなさんが思う奥さんへの気持ち
    詳細は聞かなくても見守るお坊さん

    自分の無力を感じながらも
    亡くなったお里さんを供養する風来坊

    参りました
    桜を見渡す場面で
    気持ちが救われます

    掲載日:2011/02/28

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  • 悲しすぎます。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    侍の馬の前に飛び出した我が子を助けるために、命を落としたお里さん。そしてその様子を見ていたのに、何もできなかったことを悔やむお坊さんができることとは…

    『侍が何をしても許される。』
    そんな時代の悲しみ、そして、抵抗が描かれている、重みのあるお話でした。
    全ての悪魔を降伏させる不動明王像の顔は、あまりにも恐ろしく、風来坊の気持ちがこもっていました。
    そして、お里さんの思いを果たすために作られた観音像との対比に、今も尾を引く格差社会の現実を知らされているようでした。
    ちょっと粋な風来坊、大きな仕事をしてくれました。

    掲載日:2009/10/23

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  • 迫力のある絵。

    なんとも辛いはじまり。
    お里さんに感情移入してしまいそうになったところで、
    「いつの時代も自分たちのつごうのために 人の命を・・・」
    のくだりに。
    そこで、これは昔だけの話ではないのだ、とハッとさせられました。
    また私の中にもこういう侍的な部分はないだろうかと
    思わせられました。

    とても迫力のある絵で一気に読めます。

    掲載日:2009/06/08

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  • 風来坊の優しさ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    これまでの風来坊シリーズは、風来坊の木彫りの技術のほうがクローズアップされていた印象がありました。
    今回は今までとはちょっと違うお話。
    風来坊の優しさがジーンと胸にしみる作品です。

    子の為に命を落とした母親を目の前にした風来坊。
    そんな風来坊が作った木彫りは、人の命を何とも思わない侍に対する怒りの念をこめた不動明王像。
    そして、さくらを見るのを楽しみにしていた母親を想いながら作った観音像。
    風来坊は母親の最後の願いをかなえようとしたのです。

    お経はよむことができない風来坊ですが、人の気持ちはちゃんとよむことができる心の優しいお坊さんなのだとしみじみと感じました。

    掲載日:2009/04/09

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