初めてのおつかいから2年程経っていました。
6歳当時の息子の反応は?とうかがいながら読みました。
主人公の子があれやこれやと目を奪われ、買ってくるものが変わってしまうので、息子も自信なげにページを戻っていました。
ハッチンスさんの独特な絵の世界で、明るくあったかい季節のお遣いが楽しそうに描かれています。
古道具やのご主人には気の毒でした。
ラスト前の、忘れものに気づいた主人公の子の表情で、読んでいた私たちも忘れていたことに気づきました。
韻遊びの絵本のようですが、原作を損なわぬような訳がまた素晴らしいと思います。
近頃、洋楽にも興味を持ってきた息子が、「歌詞の韻」について気づき始めたので、この絵本をもう一度薦めてみました。
egg→leg→peg、
cake→cape→rake、
pear→ stair→ chair
「おお〜、こっちの方が面白い。こういうシャレだったのか〜。英語凄〜い!」と絶叫。
映画『My Fair Lady 』の “The Rain Spain”の部分だけでも見せてみようかな。