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おおかみのこがはしってきて」 大人が読んだ みんなの声

おおかみのこがはしってきて 作:寮 美千子
絵:小林 敏也
出版社:パロル舎
税込価格:\1,650
発行日:1999年03月
ISBN:9784894192096
評価スコア 4.1
評価ランキング 26,328
みんなの声 総数 9
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  • アイヌ版「ねずみの嫁入り」

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子19歳

    「ねずみの嫁入り」アイヌ版といった内容でした。アイヌでは“おおかみの子”から始まるんですね。そして一番偉いのは『土』!ですって。
    こういうオチを考えていたアイヌの人たちはほんとに自然と一緒に生きていたんだな〜と、感じました。
    小林敏也さんの画も素敵でした。すごく立体感があったり、自然の姿が幾何学的な背景に描いてあったりと、見ていて楽しかったです。

    投稿日:2019/05/30

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  • 不思議なアイヌの思考

    狼より偉いものは何?
    氷で滑った狼の子を見て、お父さんと子どものやり取りが、不思議な展開を始めます。
    狼より偉いのが狼だったらどうしようかと思っていたら、一番偉いのは土。
    アイヌの哲学でしょうか?
    納得というよりも、やり取りの展開を楽しみました。
    氷でオチがつくのもユーモラスで好ましく思いました。

    投稿日:2019/05/02

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  • アイヌの素敵なおはなし

    小林敏也氏の版画だ!
    黒がメインの宮澤賢治の作品の
    イメージが強かったのですが
    表紙は、真っ白
    その中にオオカミの子?

    作者は先住民の文化に興味を持ち
    この絵本はアイヌを題材にしています

    小さい赤文字で
    アイヌの言葉も記載されています

    「どうして?」と何でも質問する時期が
    あります
    それに対して
    「〜は、えらいからだよ」
    と、丁寧に答えているのですが
    その答え方が アイヌの自然観が出ていると
    思われます

    否定するのではなく
    対象物が偉いとのこと

    人間以外は「ずっと偉いから」
    人間は「ちょっとだけ偉いから」
    この感覚は、大事かと思われます

    「死」から絵は「宇宙」???
    と、思ったら「土」

    う〜ん・・・
    なるほど
    素晴らしい
    「土」の大切さ

    で、すごい話に展開したと思ったら
    「氷の上では 気をつけるんだよ」
    実生活での話しに戻ります

    展開は、昔話の「ねずみの嫁入り」のようです

    考え方なんでしょうが
    根底にこういう考え方があれば
    モノに対しての尊敬の心が生まれると思われます

    伝え方としての
    勉強になりました

    投稿日:2014/01/06

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  • アイヌの者の考え方を父親が子供に伝えるのです。
    子供はお父さんにどうしてオオカミが 氷の上でころんだのと聞きます
    次々にえらいものを答えるお父さん人間は 山の木をきる 山の木よりも ちょっとだけ えらいから
    でも 人間は死んでしまう 悲しそうな目で 聞くのです。 死んで土になる最後に お父さんは 今まで語った中で土が一番えらいからだよと言います
    おおかみよりも こおりよりも おひさまよりも くもよりも かぜよりも やまよりも 木よりも 人間よりも   
    土から いろんな 命がうまれる そして 鳥や 獣や人間をやしなう

    もの生き物の循環をアイヌの教えとしてとして 子供に伝えているのですね

    こうした ものの考え方を子孫に伝えていくことは非常に大事な事だと思いました!

    ねっこは みえないけれど ほんとは みんな 土から 生まれた きょうだいなんだ(人間だけでなく 生き物のつながりを感じました)

    この言葉が 心に残りました!

    絵は 宮沢賢治のお話の絵をたくさん書いてられる小林 敏也氏で すっきりと 効果的だと思いました

    投稿日:2010/11/29

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