「おたんじょう月おめでとう2月生まれ ふくはうち」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

もうすぐ節分。なにか節分にちなんだ新しい絵本があるかな？と探したときに見つけた絵本です。図書館で借りて、３歳の息子と５歳の娘と読みました。
節分の日、豆まきを終えて部屋に入ると、知らないおばさんが座っていました。そして、ふくわら いいさん。だい ふくさん。よう ふくさん。と、次々いろんなふくさん（おばさん）がやってきます。一緒に読んだ子どもたちも、ちょっとへんてこなふくさんたちの登場にニコニコでした。
賑やかで楽しそうなのに、娘さんは「いまのままでいい」と・・・あら、残念。もう少し、たくさんのふくさんたちとのやり取りを楽しみたかったのに。
「わらいが よのなかで いちばん たいせつなのです」というふくわら いいさんののセリフには大いに納得。そして長谷川義史さんの絵も、人を笑顔にすると思います。

子供が2月生まれなので読みました。節分の「ふくはうち」でいろんな「ふくおばさん」が集まります。福の神のようなおばさん4人ですが、それでも充分幸せだからと断る娘。父子家庭のようですが、足るを知ることを教えてくれる本です。文章長いので３〜４歳くらいからが良いかもしれません。

心があったかくなるような、しんみりとうれしくなるような
いいお話でした。そうだよね、欲張って多くを望むのではなく
今あるしあわせを大事にしたいよねって思いました。

しかし、娘に読んであげたはいいけれど、３月生まれの我が娘、
「３月生まれの本は？」と、うるさくて困りました。