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絵・文: 川浦 良枝  出版社: 白泉社 白泉社の特集ページがあります!
お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

となりのイカン」 大人が読んだ みんなの声

となりのイカン 作:中山 千夏
絵:長谷川 義史
出版社:自由国民社 自由国民社の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2004年10月
ISBN:9784426875039
評価スコア 4.5
評価ランキング 5,458
みんなの声 総数 19
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  • となりのイカン

     言葉は多様だと感じたのは数少ない海外の地ではなく、青森県津軽地方に行った時のことだ。
     温泉場で地元の老人と一緒になったのだが、彼らが何を話しているのかさっぱりわからなかった時だ。
     日本という小さな島国にあってそうなのだから、広い世界となれば知らない言葉ばかりではないか。

     この絵本の「イカン」とは、「いけない、ダメ」ということ。
     関西弁にすれば「アカン」となる。
     東北弁では「マイネ」らしいが、それはこの絵本で初めて知った。
     「いかん、いかん」といつもお父さんに叱られてばかりの「イカン」はとうとう家を飛び出して、むかいに住む「アカン」はお母さんにいつも「アカン」と文句ばかり言われて、こちらも泣いて家を飛び出した。
     二人の友達の「マイネ」も一緒に家を出て、世界をめぐる旅に出る。

     途中でけんかをしている子どもがいれば「けんかはいかん あかん まいね」と仲裁にはいって、友達がどんどん増えていく。
     友達が増えるのと同じように世界中の「いけない、ダメ」が増えていく。
     「ナイン」「ノン」「ニェット」、あれやこれ。
     言葉がそれぞれ違うけれど、伝わっていくのが不思議なくらい。
     それは単に言葉だけではなく、表情であったり発音であったり、情報の手段がさまざまあるからだろう。
     それは絵本でも同じかもしれない。
     言葉だけではなく、絵も伝達の大切な要素。

     この絵本では長谷川義史さんが絵を担当。
     長谷川さんならではの伝える方法がこの絵本にもある。

    掲載日:2016/12/04

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  • イカンの名前の由来をわかると、妙な心持ちになってしまいました。
    「アカン」も「マイネ」もダメダメ言葉の代表格。
    否定言葉を連呼すると、子どもにとって良くない、と思っていたのですが、この絵本に限っては逆説の発想ですね。

    掲載日:2016/11/04

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  • 「いけない、ダメ」の方言

    否定的な「いけない、ダメ」という言葉の方言を集めて創作された作品。
    それぞれ、そんな言葉がけをされた子どもたちが旅するのですね。
    ネガティブな旅?
    いえいえ、けんかの仲裁をし、仲間を増やすのです!
    これはすごい展開です。
    しかも、日本にとどまらず、世界中!?
    国際色豊かでびっくりです。
    もちろん、収録されていないご当地方言を探すのも一考です。
    長谷川義史さんの絵が、なんとも大らかですね。
    仲良しに向かうエネルギー、さすがです。

    掲載日:2016/10/26

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  • ネーミング

    「あれをしては、イカン!これをしても、アカン!」って、昔言ったような?言われたような?って、苦笑する私がどこかにいます。家出までしてしまうイカン、アカン、マイネたちに次から次と仲間が増えても明るい設定で、それでいてリズミカルで読み進めるのが面白いです。長谷川義史さんの絵だから特にそう感じてしまいました。

    掲載日:2013/09/05

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  • みんな仲良く

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    題名と表紙の絵に誘われ、そして、作者の中山千夏さんの名前を見て、あの女優さん?と顔が浮かんできました。どんな内容かと思い、読んでみました。

    「あれはいかん、これもいかん。」
    と叱られ、家出をしたイカン。そこへ、
    「あかん!」
    と叱られたアカンもいっしょに旅をすることになり、
    そこへ、マイネも仲間入り。
    三人の名前は、おとなが子どもに発することの多いことばだったのです。
    「あれもだめ。これもだめ。」
    おとなは、子どものことを思って、ついつい口にしてしまうのですが、子どもの立場から見ると、やっぱり、それは辛いことなんだなと、反省することでした。
    そして、三人の友だちの輪は、どんどんその輪を広げ、インターナショナルの世界へと、広がっていきます。
    子どもたちとの関わり、どうあるべきかを教えてくれる一冊です。

    掲載日:2010/07/27

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