出産直前で、2歳8ヶ月だった娘の赤ちゃん返りも本格的になってくるし、自分も体が重くてなんだかイライラしていたとき、この本に出会いました。
本には、赤ちゃんが産まれて忙しいお母さんに気付いて、なんとか自分のことを頑張ろうとするお姉ちゃんの、優しさ寂しさが上手に表現されていて、長女に読みながら、あたしが涙ぐんでしまいました。
何より、最後がいい。
頑張って眠くなったお姉ちゃんが、お母さんに優しく抱っこしてもらうことで、本当に暖かい気持ちになります。
毎日毎日、この本を読んでいた娘は、ジーッと聞いてましたが、まだわからないかな〜って思ってました。
でも、弟が産まれて、それなりに赤ちゃん返りもありましたが、二人を連れて外出すると、「あたし、なっちゃんがいい。」と、私の服の裾をちょっとだけつまんで歩いたり、喉が渇いても、自分でコップと飲み物を準備したり、と(なっちゃんごっこ)をするように!
本人も「なっちゃんみたい?」と1人で頑張るのがなんだか嬉しいみたいで、本当に助かりました。
そして寝る前に、(ちょっとだけ)を読んだ後は、娘「ママぁ、ちょっとだけ抱っこして〜」と真似して要求(*^^*)
私も、産後でなかなか娘とゆっくり向き合えない時も、寝る前のこの時間は、穏やかに娘を抱きめてあげることができて、親子ともにこの本に心が救われた気がします。
それからも、娘は甘えたいときは、「ちょっとだけ抱っこして〜」。私も、その仕草が面白くて、「いっぱい抱っこしてもいいですか〜」と返して、親子でなっちゃんごっこを楽しんでました(^-^)