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絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おじいちゃんがおばけになったわけ」 大人が読んだ みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 148
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40件見つかりました

  • やっぱり切ない

    おじいさんやおばあさんが、ある程度、天寿をまっとうしたと思える年齢で死んでしまうのは、仕方のないことですが、やっぱり寂しいですね。

    特に、この絵本の男の子は、じいじとの思い出がたくさんある子供だったので、本当の意味で死を受け入れるには時間がかかるかもしれません。

    でも、こうして、じいじがきちんとお別れを言いに、おばけになって出てきてくれたお陰で、少しはさよならすることの心の準備ができたのではないでしょうか。

    学校に行って友達と遊んだり勉強したりして忙しく過ごしていれば、なおさら、乗り換えられるでしょう。

    子供に読んで聞かせたわけではないので子供の反応は分かりませんが、誰にでも訪れる「死」について、抵抗のないかたちで子供に読んで聞かせることのできる絵本の1つなのではないでしょうか。

    投稿日:2017/08/09

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  • 死を受け入れられる考え方

    「おばけ」関連で絵本を探していて
    気になったのがこの作品

    じいじとぼくの関係が強かったんだね
    病気でーだったら
    弱っていくとか、その過程が見れるから
    子どもなりの理解が出来ると思うのですが
    突然の死は
    子どもでなくても受け入れる事は
    なかなか難しいと思います

    じいじと逢えているのは
    ぼくだけ
    でも、パパママもなんとなく
    気付いている?

    ぼくの言動・・・
    心配ですよね

    ぼくとじいじの関係が強いから
    尚更なのかもしれませんよね
    って、勝手にいろいろ想像してしまいます

    「死」というお別れの辛さは
    こういう風に考えると
    ぼくとじいじ のように
    きちんと、ふりかえって
    その結果納得して
    日常に戻っていくような
    そんな気になりました

    おばけ関連というより
    「命」とか「絆」?のテーマで
    紹介したい絵本です

    投稿日:2016/05/15

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  • 「ぼく、あしたは、学校へ行くよ」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    (ずいぶん前に読んでいたのに、感想は書いてなかったようです)
    子どもたちにも十分わかる『身近な人の死』についての絵本です。
    大好きだった人が突然この世から消えてしまった時、それが近い相手であればあるほど、残された者はつらいですよね。
    このお話ではおじいちゃん子だったエリックのところに、心臓発作で死んでしまったはずのおじいちゃんが幽霊となってやってくるところから始まります。

    おじいちゃんは“死んだ”ことで記憶障害が起きているらしく、なぜ、自分が幽霊になってエリックのところへ来たのか思い出せません。
    そんなおじいちゃんのためにエリックは、一緒になって一生懸命おじいちゃんを手伝って、なぜ幽霊になったのかを探してあげます。
    そのやり取りがコンパクトにまとめられた思い出とともに語られているので、読み手もエリックと一緒にすんなり思い出の中に入っていけます。

    最後の最後で、おじいちゃんは記憶を取り戻し、エリックと別れてどこかへ消えていくのですが、私はそのあとのエリックのセリフが特にいいな。と、思いました。
    「ぼく、あしたは、学校へ行くよ」エリック自身もおじいちゃんとちゃんとお別れできたことが、未来へ気持ちを向けるきっかけになったんですね。
    読み聞かせにもお勧めですが、この作品は十分練習をして、本番の子どもたちの前で読み手が感情移入しすぎて泣かないよう、注意が必要です。

    投稿日:2016/02/20

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  • タイトルの割には、全く怖さを感じさせない絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    私はおばけと幽霊は違うものだと思っているのですが、どうなのかな。どちらかというとこのおじいちゃんはおばけと言うよりも幽霊のような気がするのよね…。おばけだけどちゃんと足もある、かなり人間らしいおばけのじいじ。最後の最後に号泣!

    投稿日:2015/03/17

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  • シンプルに身内の死を捉える絵本

    小2の子供が夜になると「死」について考え込むようになりがちになったのをきっかけに「死」をテーマにした絵本を探して辿りつきました。
    まだ実際に子供には読んでいませんが、読み時を選んで是非読んであげたいと思った一冊です。

    死んでしまったおじいちゃんを思う孫のエリック。
    おばけになってしまったおじいちゃんとまた楽しく時間を過ごすエリックと、現実的に捉える両親。
    でも、おじいちゃんはおばけのままではいけないと「わすれもの」を探し続け、エリックはよくわからないながらも一緒に探して歩きます。

    「死」のテーマでいろいろ読んだ絵本の中では素敵だけれど少し曖昧に感じられる内容のもの(あくまでうちの子供に対しての印象です)も多かったのですが、こちらはとてもシンプルに子供が身近な人の死を受け入れる様子を語ってくれる絵本だと感じました。
    おじいちゃんはおばけとして出てきますが、少しも怖いイメージはなく、優しくゆったりと伝えてくれる印象を受けました。

    投稿日:2014/07/24

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  • 何度読んでも涙が溢れます

    • はーこさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    本屋さんで、なんとなく手に取った本。
    周りで子ども達が絵本を選ぶなか、涙を抑えられませんでした。

    絵本を購入し、家でも読みますが、何度読んでも、毎回涙が溢れます。

    亡くなったはずのおじいちゃん。
    そのおじいちゃんが語る、たくさんの思い出。
    嬉しいこと、楽しいこと、ちょっぴりいたずらしたこと。
    くすっと笑える思い出ばかり。
    このシーンでは、誰もがおじいちゃんとの思い出を思い出さずにはいられないと思います。

    そして、おじいちゃんの忘れ物を思い出す瞬間。
    心がほっと温かくなり、涙が溢れます。

    子ども達には、どううつるのかな?
    わたしがママになって子どもが、大切な人とのおわかれを経験したとき、読んであげたいと思います。
    それまで、大事に大事にとっておきたいです。

    投稿日:2014/05/25

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  • 心の中を探せば…

    死んだはずのおじいちゃんが、おばけになって孫のエリックの前に現れました。
    どうやら、忘れものをしたからおばけになって出てきたというのです。
    エリックとおじいちゃんの忘れもの探しが始まります。
    それは夢のような時間で、ふたりの本当の最後の時間…

    おじいちゃんが優しい顔で昔の思い出を話すところは涙が止まりませんでした。
    おばけになってまでおじいちゃんが探していたもの…エリックはとても愛されていたんですね。
    大切なものほど、見つけにくいのだと思いました。

    読み終えたあとは静かな余韻が残り、おじいちゃんのことを思い出したりしました。

    投稿日:2013/11/21

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  • まさかの涙

    涙を浮かべたり、涙ぐんだりする絵本はありましたけど、泣いた絵本といえば、まずこれです。

    亡くなった大切な人と、おじいちゃんが重なって、思わず涙が流れてしまいました。
    ましてや、私の場合はまさに「おじいちゃん」が亡くなった頃を思い出してしまいました。

    大切な人がなくなったとき、どうやって人は折り合いをつけていくのでしょうか。全員おばけになってくれればいいのに。
    そんな事さえ感じさせてくれました。
    これから何度も開いて読むと思います。

    投稿日:2012/09/05

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  • 大切な人の死に直面して。

    • あおそらさん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳、男の子1歳

    昨年の秋、大好きな祖父を亡くしました。
    わたしは現在25歳ですが、この年になるまで身近な親族の死を経験することがありませんでした。
    何ヶ月も前から心の準備をしていたつもりが、そのショックは想像以上に大きいもので、年甲斐もなく何日も何日も泣き続けていました。

    そんなときに子どもの本棚にしまっていたこの絵本にふと目がとまりました。
    「死」というテーマについての絵本だったので、1歳、2歳の子どもたちにはまだ早いな〜と思い、触れることのなかった絵本。
    読み返してみて、涙と思い出が一気に溢れ出て止まりませんでした。

    じいちゃん、わたしのところにもおばけになって出てきてくれたらいいのに!なんて思ってしまうような素敵なお話。
    大切な人の死。
    どうやって心の整理をつけたらいいのかわからずに悩んでいたわたしは、このお話を読むことで大変救われました。


    それから何日か経ってから、夢に祖父が出てきました。
    伝えたいことがたくさんあったはずなのに、夢の中では声にならず、ただただ嬉しさに呆然としてしまい。
    しかし祖父は、そんなわたしには目もくれず、まっさきに祖母の近くに寄り添っていました。
    そこにいたのは愛妻家の祖父そのものでした。
    ちょっと寂しい気もしましたが(笑)。

    じいちゃん、わたしたち家族を愛してくれてありがとう。
    これからも見守っていてね。

    投稿日:2012/05/27

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  • 心残り

    この絵本、私が涙をこらえるのに必死でした。

    死んだ人に心残りがあると、「おばけ」になって出てくるんです。
    「ぼく」と「おばけになったじいじ」が一生懸命、その心残りを探していきます。
    そして、じいじがおばけになった「心残り」とは?

    私は、大切な人には「おばけ」になってでも、逢いたいな!と思います。いつかやってくる、大切な人との別れ、そんな時には、またこの絵本を読んでみたいと思います。

    投稿日:2012/04/05

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