息子が幼稚園くらいの頃に購入した絵本です。
小学校に入った今でも読んでいます。
ちびうさぎは引っ越してきたばかりで、友達がいません。
一生懸命友達を作ろうとしますが、なかなかうまくいきません。
そんな時。
1匹のカラスに「持っているクッキーをくれたら、ともだちのたまごをくれてやる」と言われます。
本当かな?と思いつつ、ちびうさぎはクッキーと、ともだちのたまごを交換します。
(ともだちのたまごは石ころみたいな形です)
大事にしていたら、ともだちが産まれてくるというカラスの言葉を信じて、ちびうさぎは大切に大切にします。
ある時。ちびうさぎは、ギザギザ耳のこぎつねと知り合いになります。
こぎつねは、ちびうさぎの持っているともだちのたまごをみて「石ころだ。カラスに騙されたんだ」と言います。
それでも、ちびうさぎはともだちのたまごを大切にし続け…。
息子はちびうさぎの純粋な気持ちに寄りそいながら、じっと聞いてくれていました。
私もドキドキしながら読みました。
絵も柔らかく優しく、お気に入りの絵本です。
ラストはホッとできます。