話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

どんなかんじかなあ」 大人が読んだ みんなの声

どんなかんじかなあ 作:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社
税込価格:\1,650
発行日:2005年07月
ISBN:9784426875060
評価スコア 4.75
評価ランキング 806
みんなの声 総数 56
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

9件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 心で感じる

    以前読んですごく印象的な内容で、
    また読みたいと探していました。
    感想を書くのにも、軽い気持ちではかけず
    躊躇していましたが、再び読んで、
    素直に感じたことを書こうと思いました。


    最初、ラストは予想もしていなかった展開に驚きました。
    できることではなく、できないことに目を向ける。
    当たり前のことのようなのに、気付いていなかったことに
    気付かされ、今まで見ていた世界がひっくり返ったような、
    そんな衝撃を受けました。

    身体的なことから、精神的なことにも触れていることも、
    心に響きました。
    「おとうさんとおかあさんをなくしてみるわけにはいかないものね」
    という言葉には胸を突かれました。
    自分が体験できないことを、想像して、相手の事を思うということ。
    そこで自分ができることは何だろう?と
    さまざまな事を考えさせられた一冊です。

    自分がこの本と10代の頃に出会っていたら、
    どんなことを感じられたのだろう?とふと思いました。

    投稿日:2011/12/25

    参考になりました
    感謝
    5
  • 今年知った一番すごい本。

    図書館にて、かわいい絵にひかれて、息子に読み始めて、読みながらはっとして大泣きしてしまった、30代女性です。あまり詳しくかいて、私が味わった「はっ」を味わえなくしてはいけないのですが、まだ読んだことないかたはぜひ、「はっ」としてください。



    特別支援学校の教員をしています。全く無知で読み始めた本ですが、はじめて担任した子が好奇心旺盛で、どうして?なんで?ばかりで、人のことばかり考えている思いやりのある子で、その子にそっくりでした。その子を思い出しながら、読みました。

    絵本、と言わず、今年読んだ本のなかで、一番素敵な本でした。もちろん、本物のマイ絵本棚に、追加です。

    投稿日:2014/12/18

    参考になりました
    感謝
    3
  • 相手の立場にたつってこういうこと

    相手の立場にたって考えよう。
    よく言われることですが、これって実は結構抽象的で子供には分かりづらいんですよね。
    これをもっと分かりやすく。
    目が見えない友達をみて、目が見えないってどんな感じだろうと自分も目をとじてみるひろくん。
    そして知る、新しい世界。そうか、目が見えない人にはこんなにもたくさんの音が聞こえていたのだと。
    でも、そんなひろくんは。。
    ラストにびっくりして泣きそうになりました。
    まだ娘たちには少し難しい絵本かもしれませんが、これは絶対にいつか読んであげたいと思います。

    投稿日:2021/03/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • きっかけ作りになる絵本

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    中山千夏さん作なんだ・・・
    2006年の課題図書なんだ・・・
    と、手に取りお借りしてきました

    身近にハンディを持った人、友達がいれば
    特別に思わないことも
    周囲にそいういう方が全然居ない人にとっては
    理解出来なかったり
    必要以上に気を遣ったりするのではないでしょうか
    普通の対応でいいと思うのですが
    その普通の加減が難しいようです

    「想像力」「相手を思いやる気持ち」を
    上手く絵本にした作品だと思います

    なぜ、自分で耳栓を用意しないのかな?って
    気になったのが、後でわかります

    こどもは、気付いたことをストレートに
    聞いたり、話したりします
    でも、遠慮して聞けない、言えない子もいます

    いろいろ考えたり
    お友達の考えを聞いたりするきっかけづくりに
    なる絵本だとも思いました

    投稿日:2011/10/17

    参考になりました
    感謝
    1
  • いいものはいつまでもいい

     最近日本テレビ系の「世界一受けたい授業」という番組で紹介され、再び脚光を浴びている中山千夏さん文、和田誠さん絵の絵本。
     最初に刊行されたのが2005年7月、その年の第11回日本絵本賞を受賞しています。
     障害をテーマにしていて、とても考えさせられる絵本の名著です。

     なにごとにも好奇心旺盛の男の子、ひろくん。
     ともだちに目の不自由なまりちゃんがいる。
     だから、見えないというのはどんな感じなのか、考えてみた。
     そして、目をとじる。
     そうしたら、たくさんの音でいっぱいだった。
     さのくんというともだちは耳が不自由。
     だから、耳せんできこえなくした。
     そうしたら、今まで見えていなかったたくさんのものが見えてきた。

     ひろくんは好奇心旺盛だから、いろんなことに興味があって、それでわかることも出てくる。
     きみちゃんは神戸の震災で(あれは1995年でした)お父さんもお母さんも亡くしてしまった。
     ひろくんはそんなきみちゃんの気持ちを「どんなかんじかな」と考えてみた。
     でも、わからなかったのできみちゃんに聞いてみる。
     「すごくさびしいんだろうね」って。
     でも、きみちゃんはそうでもないという。

     私たちのまわりにはそれぞれ事情を抱えた人たちがたくさんいる。
     その人たちのことを「どんなかんじかな」と考えるだけで、少しだけ世界が違ってみえるのかもしれない。
     もし、いじめられているともだちがいたら、「どんなかんじかな」と考えるだけで、違う行動がとれるかもしれない。

     この絵本のすごいところは、最後。
     きみちゃんがひろくんのところできて、「いちにちじっとうごかない」て、「どんなかんじかな」と思ったという。
     どうしてだと思います?
     最後のページに描かれたひろくんを見て、胸が熱くなります。

    投稿日:2019/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 中山千夏さんはいろんな体験をしたりいろんな人がこの世の中にいることを伝えてくれています
    目の見えない まりちゃん
    目が見えないと言うことは どういうかんかくなのかな?
    目をつぶると たくさんの音が聞こえてくる
    耳が聞こえない 目で見る力が 大きくなる
    そして おとうさんも お母さんもいない きみちゃん
    寂しいでしょうね
    きみちゃんは「そうでもないよ」とあっさり 言ってのけましたが・・・・

    そして 車いすに乗っているぼく   自分で動けないけれども・・・
    いろんなことを 考えています
    車いすでも 自分で動けるけれども・・・・
    私の母は、高齢で自分でトイレに行ったり 今まで自分でできていたことができなくなって すごく 歯がゆい気持ちでいるときがあります
    肌で感じるのです

    高齢ではなくて 小さいときから 目が見えない人 耳が聞こえない人

    くるまいす生活の人 それぞれにハンディを背負っていますが 人は生まれてきたら 生きなければならないのです 
    人間らしい生き方って何でしょう? 
    憲法でうたわれていますが・・・・

    生まれて死を迎えるまでの 生き方は 一人一人違います
    できることなら 幸せと感じられたらいいですね〜
    この絵本は私が読んで感想を書きましたが  誰かに読んであげたいとはちょっと 思えませんでした??
    自分で この本を選んで 読んでください

    投稿日:2015/07/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • おもうこと

    相手をおもうことって簡単なようで難しいのです。友達と仲良くねって親はかんたんにいうけど、大人たちは仲良くしてるでしょうか。夫婦で互いを思いやっているでしょうか?相手をおもうって、世界を思うことよりまずだいいちに家族を思うことから、だと思います。家族で顔を合わせる時間をもっととらないと、誰の事も思えないのでは?

    投稿日:2013/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 最初、なんだか障害があるという方に対して失礼な感じがして、
    ちょっとびっくり引いてしまいました。
    訳がわからない感じというか。
    でも、読みすすめていって、なるほど!と
    合点がいきました。
    これは、高学年に読み聞かせしたい一冊です。
    障害や、親を亡くすことに対する理解って
    そうなってみないとわからないことですが、
    この絵本で少しでも何かひっかかってもらえたら
    いいなあと思いました。
    24時間テレビの季節にもいいかと思います。

    投稿日:2013/09/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 考えさせられる

    障害をもった人に対する考え方を学ぶ事が出来る絵本です。

    話の切り口は鋭いように感じますが、とても奥が深い内容だと感じました。
    世の中には目の見えない人、耳の聞こえない人、足が動かない人等…色々な人がいるけれど、それを決して不幸だとは思っていないんだということが、この絵本を読むと分かるような気がします。

    子どもに障害について聞かれた時、この絵本をそっと手渡してみるのもいいかもしれませんね。

    投稿日:2011/03/21

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「どんなかんじかなあ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / ねないこ だれだ / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

全ページためしよみ
年齢別絵本セット