もうなかないよ、クリズラ もうなかないよ、クリズラ
作: ゼバスティアン・ロート 訳: 平野 卿子  出版社: 冨山房 冨山房の特集ページがあります!
読み手の年齢を選ばない子どもから大人まで、それぞれの感性で理解してうけとめる事のできる「みんなの本」です。

ルピナスさん」 大人が読んだ みんなの声

ルピナスさん 作・絵:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:1987年
ISBN:9784593502097
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 59
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大人が読んだ みんなの声から

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  • 毅然とし、凛とした美しい生き方

     読むたびに、読後感が変わる作品です。
     
     ルピナスは、日本で昇藤といわれているとおり、綺麗な花びらが、すっくと天に向かい、毅然とした姿で生えているお花です。
     ルピナスさんの生き方も、花と同様毅然とし、凛とした美しいものだったと思います。

     おじいさんの「世の中を、もっと美しくするために、なにかしてもらいたいのだよ。」の一言には、ドキリとさせられます。

     幼いお子さんは、お花をたくさん咲かせた事で理解し読み終えるかもしれません。
     しかし、高学年から大人の方は、この台詞で必ず立ち止まるのではないでしょうか。

     “世の中にもっと美しさを”は、良書との出会いを導く仕事に就くことも、海外に出かけ見聞を広めつつおこなう小さな国際交流かもしれません。
     人が生まれてきた意味を考える時、必ず指折り忘れたくないのが、他者への行為だと思います。
     小さな力でおこなおう小さな行為も、そこに他者への想いがあることが、やはり美しいことだと思います。

     久々に読み、ルピナスさんのこのような生き方は素敵ですが、揺るぎない意思の頬を、そっと撫でる孤独という風が漂う日もあったのではないかしら、思いました。

    掲載日:2010/06/11

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    5
  • できることをすればいい

    大人向けと聞いて気になっていた絵本。
    人生を考えるきっかけになりました。

    幼少期におじいさんに言われた
    「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」

    一見すごく重くて難しいお願い。何だか胸に手を当ててみたり…。
    自分は世の中をうつくすくするために何も出来ていないけど、きっとミス・ランフィアス(=ルピナスさん)は想像もつかないことを果たしちゃうんだろうなーと思いながら読み進めました。

    まず、ミス・ランフィアスは図書館で働きます。
    それから南の島へ行ったり、山を登ったり、自分のための時間を過ごす。
    満足したところで、小さな頃から夢だった海の近くで生活することに。
    腰が悪くて自由が利き辛くなりますが、ある日をきっかけに「世の中をうつくしくするためのこと」を思いつくんですね。
    そう、大好きなルピナスの種を村中にまいて、次の春には村がうつくしいルピナスでいっぱいになるのです!

    この、自分ができることの範囲で約束を果たした点が胸にぐっときてしまいました。
    何もできないからと知らんぷりするのではなく、できることを行動にしていこうと、ルピナスさんから教えてもらいました。
    心を動かす一冊です。

    掲載日:2013/09/16

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    1
  • 目の前がひらけていく

    我が家にも母が買ってきたルピナスの苗があります。
    お花が咲くのが楽しみです。

    ルピナスさんは今ではもうとしをとって、おばあさん。
    若い人とくらべたら、体力もきっとないだろうし、動けない
    だろうと思います。
    それなのに、ルピナスさんのお話をきいていると、目の前が
    あかるくひらけていく・・そんな気持ちになります。
    素晴らしい生き方だなあと思って。
    多くのものをみて。きいて。
    気に入った土地に住んで。
    そうして世の中をもっとうつくしくするために動いて。
    私もそんな風に生きたいなあ。憧れちゃうなあ。

    美しい絵も素敵です。
    娘にも読んであげたけれど、まだよくわからなかったみたいです。
    ことあるごとに読んであげて、独立心のある美しい女性になって
    もらいたいなあと思います。

    掲載日:2010/05/23

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    1
  • 手放せない絵本

    私が高校生のとき、
    先生が読んでくださったのが出会いです。

    それから10年。
    迷ったとき、悩んだとき、
    何度も手にとりたくなる一冊です。
    美しい絵に心癒され、
    ルピナスさんの生き方に元気をもらえます。

    この絵本でバーバラ・クーニーを知り、
    それから彼女の大ファンです。

    掲載日:2009/12/21

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  • まっすぐな生き方です

    タイトルのルピナスさん、名前なのかなと思いました。
    でも違っていました。

    ページをめくって、あちこちを旅する。
    絵がとても素敵ですね。
    中でもルピナスに花がたくさん咲いているページは
    とても癒されます。

    おじいさんとの3つのやくそくを守るために
    どんどん実行していく。
    そんな人生ってとても素晴らしいなあと思いました。

    これは子供向けというよりも大人の女性に
    おすすめしたい一冊ですね。

    掲載日:2008/09/18

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  • 絵がとてもきれいです

    おおおばさまである、ルピナスさんがアリスだった子供時代のお話から
    アリスがとても年を取るまでが描かれています。
    アリスのおじいさんとの約束。
    語っている主人公は、またルピナスさんと同じ約束をします。
    幸運に恵まれたルピナスさんの人生が、美しくてうらやましいですね。

    掲載日:2017/12/04

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  • 女性の自立を美しく

     バーバラ・クーニーの絵本を順次読んでいっていますが、絵、文章ともに読むほどに味わい深いものが多いです。この作品もそうです。
     幼少期の夢を女性が実現してく過程を描いていて、同じクーニーの「おおきななみ」と共通するところがありますね。アメリカに新天地を求めてきた家庭で育ち、祖父母とのつながりの中で、夢を描くさまが描かれているところも同じ。
     ルピナスさんは、当時としては先進的な自立した女性で、仕事を持ちながら世界を巡りますが、けがをしてその生活を断念する。自立しているけど、少しさびしそうですね。動けなくなったのは、今までの生き方を変えることが必要だったからかな。「世界を美しく」のおじいさんのアドバイスはすばらしいね。
     それにしてもこんな素敵な海辺の家で暮らせたらなあ。

    掲載日:2016/11/28

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  • 時々、読み返す

    クーニーのファンになったのは、この絵本を読んだからです。
    淡い色の美しい絵に、深い物語。
    とき折々、読み返していますが、自分の年齢がかわるごとに、受けとるものもかわります。
    この絵本を読むまでは、自分の住まわせてもらっている地球のためになにかできること、と思っても、世界はとてつもなく広く、一体なにができるだろう、と思っていました。
    ですが、小さなことでも、きっと、なにかできることがある。いや、なにかしなければ。そう強く思う絵本です。
    静かに、ゆらぎなく、志を叶えていくルピナスさん。あこがれます。

    掲載日:2015/05/21

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  • 女性のあり方

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子13歳、男の子10歳

    少女アリスは、おじいさんに遠い国々の話を聞くとき、
    いつも大きくなったらやりたいことを話します。

    おじいさんに言われました。
    世の中をもっと美しくするために何かしてもらいたい、と。

    アリスは大人になりたくさんの体験をし、いろいろなところに住み、
    そして…。

    ルピナスの花のように、人生は様々な色に彩られます。
    色に誘われて、女性のあり方を教えてもらったよう。
    心豊かな女性に、なりたいものです。

    掲載日:2013/07/03

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  • 心を繋いでいくこと

    • かよたさん
    • 30代
    • その他の方
    • 香川県

    『世の中をもっと美しいものにするために何かをする』というおじいさんとの約束。ルピナスさんと呼ばれるようになった1人のおばあさんのお話。

    とても優しくて、暖かな絵が素敵。眺めているだけで、癒されます。
    出会いと別れ。そして老いと孤独。その先でルピナスさんが見つけたもの。
    単に、花の種を蒔いたことではなく、その心を繋いでいくことこそが『世の中をもっと美しいものにするための何か』だったのではないでしょうか。

    掲載日:2013/05/29

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