わらべうたのお話し絵本です。
あーそーぼ、あーとーでの繰り返しと
動物との掛け合いが楽しいです。
あーとーで、と言われた後に一緒にご飯を食べたり
お掃除したりしつつ、いつの間にかお友達が混ざっているのも
なんだか可笑しいけれどほっこり温かいです。
楽譜を見た訳ではないのに、いつのまにかわらべ歌調に
なって読んでしまいます。
子どもの頃、言ったことのある「あーそーぼー」というセリフ。
読みながら、体に染みついていた音とリズムが
自然に呼びさまされるような感覚がありました。
息子も繰り返し読むのが好き。
そしてなぜかぶたさんが食べている「とまととさかな」でケラケラ。
遊びに誘う場面、待ってもらう掛け合いなど読んだ後も、
親子で楽しいやり取りが真似出来そうです。
柳生まちこさん…柳生と聞いて、この色遣い、
動物の顔や表情が柳生弦一郎さんの絵と似ているな〜
もしかして…と思ったら夫婦だったんですね!
目に入り易い明るい色合い、わらべうたの響き…
赤ちゃんのころから楽しめる絵本だと思います。