新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちょうつがい きいきい」 大人が読んだ みんなの声

ちょうつがい きいきい 作:加門 七海
絵:軽部武宏
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年03月15日
ISBN:9784265079551
評価スコア 3.65
評価ランキング 47,609
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く

大人が読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

11件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • いたい。いたい。いたい。いたい。

    タイトルから、「ちょうつがいが、どうしたんだろう?」という思いに
    駆られつつ、読み始めました。

    全体的に暗い印象、その中で注目される、ちょうつがい。
    暗い部屋の中で、「きい きい」と聞こえる、高い音。
    そして、なぜか見えてくる、音の正体!?

    あんな音やこんな音の正体が、よく見たらあんなものだったら・・・!
    見方によっては、笑えるものだったり、グロく見えて、目を反らしたくなったり。
    読む人にとっては、賛否両論、感想が真っ二つに分かれる絵本かもしれませんが、
    個人的には視点がとても新鮮で、良かったと思います。

    なんといっても、怖い絵の雰囲気が、より異様な雰囲気を演出してます。
    個人的に、ブランコのシーンがおススメ。そしてそのページから数ページ進んだところの、
    母娘の絵が怖い。お母さんの手が透けて、娘の目がうっすら見えてる!!

    日常生活の音に敏感になってしまったら、あなたにも見えるかもしれませんよ(笑)

    投稿日:2013/05/14

    参考になりました
    感謝
    2
  • 実写化してほしい…

    • やぎ座さん
    • 20代
    • その他の方
    • 山口県

    ありふれた「きいきい」という音。

    でも、その乾いた音って…ほんとうに「音」なんでしょうか。
    怖いものは、蝶番のようにいつも人と密接につながっているのかもしれません。

    『世にも奇妙な物語』とかで実写化してくれないかなって思います。
    CGもかなり進んでる上にレベルの高い子役もいっぱいいるんだし。

    投稿日:2015/01/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • きいきい音がなるところにはおばけがいる、という発想は

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    子供ならではですね。我が子にはまだ読んであげていませんが、そのうち色々わかるようになったら「きいきい音がするから油塗ってあげよう」とも言いかねません。幸いうちにはちょうつがいもきいきい音がする箇所もありません。

    投稿日:2014/10/21

    参考になりました
    感謝
    1
  • 『へんな感じが〜しませんか〜』

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    「怪談えほん」シリーズの1冊です。
    図書館で借りてきました。「怪談えほん」のシリーズは何冊も読んできましたが、こちらはわりと、子ども目線での“怖さ”を感じることができました。

    子どもの子を見たアニメで『へんな感が〜ぁ、しませんか〜ぁ』と歌う主題歌のイメージに似ていた気がします。
    ラストの2ページに関してだけは「大きな事故災害」の予兆にも見えるので、ちょっとどうかな?と、思いましたが、
    全体的な流れとしては、季節的にこういう怖い話が聞いたくなる時、小学校の高学年とかで読み聞かせに使ってもいいかなと、思いました。

    投稿日:2012/10/13

    参考になりました
    感謝
    1
  • 異界が見える少年

    幼児の僕が部屋の扉を開けると、蝶番のきしむ音がする。見てみると、変なお化けが挟まっていて、「痛い、痛い」という。蝶番が動くたびに挟まったお化けは酷く苦しむ。どうにか助けてやりたい少年だが、どうにもならない。更に、扉だけではなく、椅子の金具や公園の遊具、乳母車、自転車…あらゆるところに、お化けが挟まって苦しみを受けている。しかし、それが見えるのはこの少年だけらしい。

    そんな少年がその後どうなったかは、わからない。
    誰も気がつかないで、何気ない動作で多くの異界の存在を絶えず苦しめているという構図が、恐ろしい。自分は、何かをする時に、何かがその事で犠牲になっているのではないか?あるいは、知らない間に、どこか妙な場所に挟まってしまい、絶え間ない苦しみをうけることになってしまうのではないか?いずれにしても誰も気がつかない、誰も助けてくれない。まだ知らない場所にいるお化けが、どういう状況になっているのか?…いろいろな恐ろしい想像が働いてしまう作品。後からゆっくり狂気の世界に引きずり込まれるような、恐ろしさを楽しめる。

    投稿日:2019/01/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 怪談絵本は こわいなあ

    夏は怖いお話や絵本がつきものかな
    ちょうつがいきいきい   あれ? 子どもにはちょうつがいは説明しないと分かりませんね
    くもみたいなおばけが・・・・・おお こわい
    こんどは お兄ちゃんのいす まっさおなおばけがはさまってる
    ぼくだけにしか見えないおばけなのでしょうか?

    ぶらんこは 本当に怖いです   子どもだったら 大好きなブランコ
    夜に思い出すよ

    うばぐるまには いたい いたい いたい いたい
    みどりのおばけが挟まり痛がっているんです

    大怖い絵本  ぼくの三輪車も きい きい きい

    夢に出てきそうですね この怖さ!

    投稿日:2017/07/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 怖くなる音がある

     夏になると全国のあちこちで「おばけ屋敷」がオープンする。
     どうしてあんな怖いものをわざわざお金を払ってまで見に行くのか、臆病な私には理解できない風物詩だ。
     いや「おばけ屋敷」だけではない。
     怪談話にホラー映画、身も凍るような仕掛けにこの世は満ちている。
     そして、「怪談えほん」だ。
     絵本くらい、明るく夢のあるものがいいのに、どうして「怪談」なのだよと思いつつ、暑い夏くらいはせめて絵本でも身も凍りたくなるものかな。

     この絵本も怖い。
     ここでは聴覚は怖さを生み出している。
     ちょうつがいの「きいきい」いう音である。
     恐怖というのは五感に訴えてくるから始末が悪い。
     この絵本の主人公の少年はちょうつがいの「きいきい」いう音から見たこともないおばけを見つけてしまう。
     聴覚から視覚へと恐怖が移っていく。
     その点では物語よりは絵本の方が恐怖感を生み出しやすいかもしれない。

     「おばけ屋敷」などはこのあと触感などの移るケースが多いが、絵本だとそこまではいかない。
     むしろ視覚が煽る。
     この絵本でも恐怖の源泉は「きいきい」鳴るところにあるが、よく見ると、描かれている家も部屋も街もみんな怪しさに満ちている。
     どころか、まわりの人がすでに異界のものたちだ。
     となれば、この絵本の絵を描いた軽部武宏さんの技量を評価すべきだろう。
     暗い部屋で、ぺたぺたと赤い絵の具を塗っている。
     そう思えば、それだけで怖くなる。

    投稿日:2017/07/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 現実からかけ離れた物語ですが、緊張感の走る絵本です。
    ちょうつがいから始まって、危険妄想がどんどん拡がっていきます。
    軽く流せればいいけれど、心に隙間を持っていたら、引き込まれてしまうかもしれない。
    これって案じではないですよね。

    投稿日:2016/04/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 椿の花

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子22歳、男の子20歳

    怪談えほん5。
    題名を認識した途端、迫りくるホラー感。
    表紙、よおくご覧ください。
    花瓶が倒れ、椿の花が落ちています。
    散る時に花のままボトリと落ちるので、「首が落ちる」的に、入院とかのお見舞いでは避けられる花…。
    表紙の男の子が何気なく気付いた、蝶番の音。
    よくよく見ると、お化けが挟まれて叫んでいるように見えるのですね。
    さあ、大変、キイキイ鳴る見るもの全てがお化けに見えてきます。
    その造形も相当なものですが、実はサブストーリーも静かに不気味に進行しています。
    表紙にはあった椿の花が消えていますが、
    途中で、不思議な女の子が髪飾りにつけ、玄関に落ちていた靴をはき、
    三輪車で男の子の行く先を追っています!
    ラストはどう解釈したらいいのでしょうか?
    不気味な余韻が残ります。

    投稿日:2016/03/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 本気でこわい

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    しまった!
    本当にこわい絵本です。

    ちょうつがい きいきい という何とも不思議なタイトルに
    ひかれて読んでみましたが
    とんでもないとても本気な怖さなのです。

    いろんなところで聞こえる きいきい という音に
    さまざまなおばけ見たいのがいるのですが
    ブランコに乗っている女の子も
    乳母車の親子もとにかく怖すぎます。

    こわいのなんてへっちゃらっていう高学年の子には
    いいかもしれません。
    小学一年生の息子にはまだ早そうです。
    たぶんビビりまくってしまいます

    投稿日:2014/10/01

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ちょうつがい きいきい」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / だるまさんが / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット