ぺんぎんたいそう ぺんぎんたいそう
作: 齋藤 槙  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
赤ちゃんでも楽しめる「ぺんぎんたいそう」

だいじょうぶだよ、ゾウさん」 大人が読んだ みんなの声

だいじょうぶだよ、ゾウさん 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2005年11月
ISBN:9784894234383
評価スコア 4.82
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  • こんなふうにゆったりと死を迎えたいですね

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    ゾウさんは 死期が近づき 
    もうすぐ旅立たなければならないのがわかっているのに
    とても落ち着いています。
    それにひきかえ ゾウさんと仲良しの幼いネズミは
    ゾウさんを見送る心の準備が出来ていないようでした。
    月日はめぐり
    日に日に弱っていくゾウさんを見ているうちに 
    ネズミも幼くはなくなり 
    そして、お別れしなければ…と思えるようになったのですね。

    自分も幼かった頃は 死ぬことがとても怖かったのを覚えています。
    (親の死なんて もう怖くて怖くて考えるのも嫌だったし。)
    今は 怖いというよりも 子ども達を遺していくのが辛い…
    そんな風に気持ちが変わった感じです。
    これで子ども達が 私の元から巣立ったりしたら
    その辛さもなくなっていくのかもしれないな…。
    この絵本を読んで そんなことを考えました。
    親の死についても 考えたくないっていうのは変わらないけど
    いつか必ずやってくる、避けられないものというふうに
    確実に変化しています。

    「死」の概念とは 
    人が成長するにつれて変わっていくもの。
    受け入れられるようになっていくもの。
    そういうものなのかもしれません。

    このゾウさんは人生を十分生き抜いたのでしょう。
    ネズミも ゾウさんとの時間を十分に過ごしたのでしょう。
    送る側も 送られる側も
    こんなゆったりとした気持ちで死を迎えられるのは理想ですね。

    掲載日:2008/11/12

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    4
  • 残すもの

    大切な人との別れは、生きていて何度体験するのでしょうか。
    昔は家で出産することもあったり
    家でお年寄りを看取ることもあったり、と
    死というものと生きるということが身近にあったのだと思います。
    昨日まであった命がなくなること
    昨日はなかった命が生まれること。
    どちらも生きていく上で大切なことですが
    現代の子どもにとってそれは身近なではありません。

    死ぬことはつらく悲しいことかもしれませんが
    自分を大切におもってくれた人と
    その感情を共有したり、最後の最後まで寄り添うあうこと、
    それこそが本当の意味での別れとなるのかもしれません。
    死ぬというのは終わるということではなく
    残された者に対して「何か」を残すものだとおもいました。

    掲載日:2016/10/22

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    1
  • ありがとうと言いたくなりました。

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    大好きだった祖母が、末期ガンだと知らされ、京都で働いていた私は実家の静岡へ戻りました。最後は祖母のそばでお世話したくて・・・

    毎日、祖母の家へ通い、日に日に足が立たず、寝たきりになり、食欲が落ち、カラダを痛がる姿を介護して、最後は祖母をちゃんと見送る事が出来ました。

    大切な人との別れが、もうすぐやってくると解っていても、もしかしたらまた歩けるんじゃないか・・・もしかしたら・・・となかなか受け入れられなかった介護生活。
    ねずみが、もがく日々と同じです。

    でも、いよいよ、自分の中でそれが叶わぬ希望だとわかってくると、祖母が安心して苦痛のない世界へ旅立てるように、心のどこかで準備し始めていた自分を、冷たいのかと責めたこともありました。

    この絵本を読んで、もう祖母の死から10年以上たった今、あの頃の私に、「よく頑張ったんだよ」って慰めてくれたような気持ちになりました。
    ありがとう・・・って言いたくなりました。

    私の子供たちに、まだ「死」は身近ではありません。
    ねずみや、ぞうの気持ちを理解するのは難しいのかもしれません。
    でも、避けて通る課題ではないので、もし彼らの大切な人の「死」が身近になる時には、ぜひこの絵本でなにか伝えられたらいいなと思います。

    掲載日:2011/03/22

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  • こわがらないで だいじょうぶ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    死を受け入れるというテーマのストーリー。
    やや重いテーマですが、年老いたゾウと若いネズミの姿を通して、
    じんわりと考えさせてくれる作品でした。
    若いネズミと仲良く暮らしていたゾウは死期を悟り、
    ゾウの国への旅立ちを告げます。
    ところが、ゾウの国へ行くための吊り橋が壊れていて、行けなくなってしまったゾウ。
    その事実に安心しながらも、ネズミは成長することで、
    ゾウのためにも、ゾウの旅立ちを受け入れることにするのです。
    こわがらないで。
    だいじょうぶ。
    ゾウの気持ち、ネズミの気持ちがじんわりと伝わってきます。
    ゾウの国も象徴的です。
    よおく見ると、無数のゾウたちが木々になったような森です。
    一人ぼっちになったネズミですが、
    ラストの絵からは未来の予感がします。
    絵の隅々から伝わってくるメッセージも感じ取ってほしいです。

    掲載日:2010/04/14

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    1
  • 30年後も読んでみたい

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子14歳、男の子11歳

    訳者である柳田邦男氏の講演で紹介されて知りました。
    子どもにはまだ読んでいません。
    っていうか、読む気には今はなれません。
    読む年代によってとらえ方が全然違ってくるとも思います。
    私自身はなんだか読むのが恐かったのですが、
    でも何度も読んでしまいます。
    ネズミの立場・・・成長とともに別れを受け入れる準備をする立場と、
    ゾウの立場・・・いつか送られる準備をする立場・・・
    どちらにしても、考えながら読むと胸が苦しくなってきます。
    でも、読まずにはいられない感じがします。
    せっせとゾウの世話をするネズミの姿に、
    今は自分を重ねて見ているのだとも思います。
    10年後、20年後、30年後、きっと私のとらえ方も
    変化していくでしょう。
    私はそういう本がやっぱり好きなのだと思います。

    掲載日:2009/12/16

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    1
  • 大人の方へお薦めです

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    柳田邦男さんの訳だし、もしかして・・・と、予想通り!

    私は「死」ということよりも、「老いる」ということと、その「老いるまで一緒に過ごす」ということを考えさせられるように思います。

    題名通りに受け取れば、若いネズミが言っているように思われます。でも、おさないネズミが成長することで、「受け入れられること」「自分が成すべきこと」をし、自分自身に「だいじょうぶだよ」と言っているような気がします。

    介護生活が長い者にとっては、もう涙涙涙・・・

    大人にじっくり読んでいただきたいです。

    掲載日:2009/04/01

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  • いつかくるその日に備えて

    今まで頼ってばかりいたゾウさんがいつの間にか年老いて、自分の方が世話をする側になったネズミが、ゾウさんとの別れを受け入れ、乗り越えようとする姿に、87歳を迎える母と自分の姿を重ね、優しく、温かく母をケアしようとネズミさんから教えられました。

    掲載日:2008/10/08

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  • 人生の節目を感じた絵本

    ゾウはネズミの世話をきちんとし、本当にネズミのことをかわいがっていて、まるで親子に見えました。ずっと一緒にいられたらいいのに、と思っていても、そういうわけにはいかない途中からの人生の節目を感じた絵本でした。少し現実も入っています。ネズミがゾウの幸せのために成長し、壊れていた橋を直し、ゾウを橋の向こうの世界に行かせた場面に感動しました。

    掲載日:2016/11/30

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  • 年老いたゾウと、幼いネズミは、いつも一緒にでかける仲良しコンビ。
    ある日、水浴びの帰り道にいつもと違う道を行くゾウを、幼いネズミは不思議に思います。
    道の先には、年をとったり、おもい病気にかかると行かなければならない国がありました。ところが、そこにかかるつり橋が壊れていて、ゾウは先に進めません。つり橋を直してあげるけど、戻ってくる約束をしてほしい――そういうネズミの言葉に、ゾウは首をたてにふることもせず、また、橋を渡ることもしませんでした。
    それからしばらく経ち、ゾウの体は次第に衰えていきます。もう前のような暮らしはできないことを悟ったネズミは、ゾウのために、橋を直す決心をして・・・・・・。

    避けられない「老い」や「死」を受け入れる強さを身につける過程が、丁寧に描かれている。読み進めながら、命は限りあるものという、当然だけれど日頃忘れがちな事実にあらためて心を揺さぶられた。
    「死」=「怖いもの」「不幸」ではないということを、大人にも子どもにも、優しく、温かく伝えてくれる作品だ。

    掲載日:2016/11/30

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  • 愛するということ

    父が死んだのは上の子が三歳のとき。だからもう十四年も前のこと。
    いまだに後悔しているのは、病んだ父を受け入れてあげられなかったことです。
    まだ五十代なかばだったし。私は二人の娘の子育てに必死だったし。なんでガンなんかに、って。理不尽だとばかり思って、その理不尽さを受け入れられなかった。どんどん痩せていく、どんどん病人の顔つきを深くしていく父を受け入れられなかった。父のそばにいたけど、父を見ているのがひたすらつらかった。
    そしてわずか一年の闘病で父は逝ってしまいました。
    この絵本で一番美しいのは、ネズミがゾウの死を受け入れて、ゾウが「あちら側」に行く手伝いをすることを決意したシーンだと思う。ネズミの顔の、なんともさっぱりした、しかも穏やかないい表情。
    愛する人の死を悲しまないのは無理だけど、残された生の時間をいとおしむことに全力を注ぐこと。
    それができることこそが、「人を愛する」ことなのかも知れない、と。
    まだまだ自分のことしか考えられない私なのですが。

    掲載日:2016/11/30

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