新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

バーナデットのモミの木」 10歳のお子さんに読んだ みんなの声

バーナデットのモミの木 作:アンデルセン
絵:バーナデット・ワッツ
訳:ささき たづこ
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1999年
ISBN:9784890138784
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,501
みんなの声 総数 13
「バーナデットのモミの木」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

10歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 感謝のきもちを持つこと

    結局、モミの木は幸せだったのでしょうか?

    幸せだったそのときに自分がどんなに幸せだったか気づけなかったから不幸だったのか、
    それとも、あとからでも気づくことができたから幸せだったのか…。
    望み通りクリスマスツリーとして飾られることができたから幸せだったのか、
    たった一晩飾られたあとは放り出され、最後にはたきぎとして燃やされてしまうのは不幸なことなのか…。

    どんなに考えても答えは出ませんが、それが当たり前だと思います。
    同じ境遇でもそれを幸せと感じるか不幸せと感じるのかはその人次第。
    その人が幸せかどうかということは、まわりが決めることではなく、
    その人自身の心の持ちようでしか決められないことだからです。
    (モミの木は人ではありませんが。)

    クリスマスというと、プレゼントをもらっておいしいケーキやご馳走を食べて楽しく過ごす、
    というイメージが一般的だと思います。
    でも本来の意味は、イエス・キリストの降誕をお祝いするということ。
    それはすべての人が愛され、許されている、ということの証しでもあります。

    キリスト教に関心のない人にしてみればどうでもいいことなのかもしれませんが、

    『今、自分に与えられているものに気づいて感謝する。』

    そんなことの大切さについて、この切ないお話をきっかけに
    静かに考えてみるクリスマスもたまにはいいのではないかと思うのです。

    ただこのお話、簡単に言ってしまえば、
    『恵まれた環境に気づくことができずに外の世界ばかりをうらやんでいたモミの木が、
    自分がどんなに恵まれていたのか気づいた時にはすでに遅く、結局悲しい最後を迎える』
    …ということになりますが、単純にそうとらえてしまうと救いがないような気がします。

    内容が深いだけに、いろいろなことを読み取る力のついてきた高学年のお子さんに読んであげたい本だなと思いました。
    小さい子たちには、もう少しお預けにしておこうかと思います。

    投稿日:2012/12/20

    参考になりました
    感謝
    1

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「バーナデットのモミの木」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / ビロードのうさぎ / ぼくのかえりみち

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.71)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット