矢印ってなんか魅力的です。
そんな矢印の魅力がいっぱい詰まった素敵なストーリーです。
主人公の女の子が野原へお花摘みに出かけると、
なぜか矢印が登場、「のはら」と書いてあるので、そちらに行くと、
え?海?
ところが、矢印が変形して船になり、海を浮かんでいると、いつの間にか空に???
このように、情景が知らぬ間に変わり、矢印も、鳥になったり、傘になったり。
ちゃんと、お花摘みの目的も達成できるからすごいです。
極めつけは、くまが現れても、矢印がとった撃退方法が、秀逸です。
まるで吉本新喜劇!
もちろん、ちゃんとおうちまでご案内。
ふしぎな矢印ストーリー。
色彩も造形もシンプルで、スタイリッシュで素敵です。
遠目も利くので、読み聞かせでも使えそうで嬉しいです。