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もぐらのバイオリン」 大人が読んだ みんなの声

もぐらのバイオリン 作・絵:デイビッド・マクフェイル
訳:野中 ともそ
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年02月
ISBN:9784591090992
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,108
みんなの声 総数 26
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  • 言葉と絵のハーモニー

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    地面の下に住むもぐらは、楽しいけれど何か物足りない…そんな毎日を過ごしていました。
    ある日、美しい音楽に出会います。
    それからというもの、もぐらはバイオリンを毎日練習するようになります。そしていつしか、たくさんの人の前で演奏することを夢見るようになるのです。

    誰かが聴いているから美しい音楽を奏でるわけではなく、心を込めた音楽を奏でているから誰かに届く。
    音楽だけではなく、すべてのことに当てはまるのではないでしょうか。
    誰かの反応や見返りを期待した行動より、何気ない行動を他人は評価し、またそれによって心動かされたりするものだと思います。

    絵本の表現力が最大限に生かされた作品だと思います。
    まさに言葉と絵のハーモニー。
    アメリカでは人気のある絵本だそうです。日本ではあまり有名でないことがとても残念…本当に素晴らしい絵本なのに。
    私は図書館で借りてきて読みましたが、手元に置いておきたいので、購入しようと思っています。

    投稿日:2011/08/24

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  • バイオリンの音色が

    タイトルに惹かれ、手に取りました。
    トンネルを掘って暮らしているもぐら。
    バイオリンの音色に憧れ、自分ひとりでバイオリンの練習を始めます。
    どんどんと上手になるにつれ、地上では、その音色を聞いた木々が育ち、鳥が集い、人の心も穏やかにしていきます。
    知らないうちに、誰かを幸せにしているなんて、素敵なことだなと思いました。
    大人にもオススメのお話です。

    投稿日:2021/04/20

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  • おどろきました!

    もぐらがバイオリンをひく、ほのぼのとした童話かなと思いながら読んでいたら、思いもかけない展開におどろきました。
    すぐに、最初から読み直し、また読み直し、そしてもう一度と……。
    感動がじわじわと心にしみていきました。
    地上と地下で描かれた絵が、物語をひろげていて、言葉に書いていない多くのことを教えてくれます。
    全然しらなかったのですが、ほんとに読めてよかった、と思いました。

    投稿日:2016/11/09

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  • 自分の知らないところで

    もぐらさんは、毎日一生懸命働き、自分の安らぎのためにバイオリンを始めました。
    初めはひどい音でも、次第に上手になっていく、ある意味当然のようでも、
    継続の力を感じます。
    そして、何とも言えないのは、もぐらさんの知らないところで、人の平和やしあわせが生まれているところです。
    もぐらさんは知らないままかもしれないけれど、素晴らしい存在です。
    絵本の読み聞かせを続けながら、私もこうありたいと思っています。

    投稿日:2016/10/10

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  • 祈りに似た バイオリンの音色

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    繊細な線と柔らかな色合いの美しい絵に魅かれて手にとりました。

    「なんだか なにかが たりないなあ」
    そんな暮らしをしていたもぐらは、テレビで流れたバイオリンの音に心を揺さぶられ、
    バイオリンを購入します。
    何年も練習し、美しい音色を奏でるようになった頃、地上では・・・。

    標題紙のリスの絵から伏線が始まっています。
    リスが落としたどんぐりから、
    地下では、根がもぐらの部屋に突き出て、
    地上では、芽が出ます。
    やがて、もぐらの奏でる美しいバイオリンの音は根を通じて、
    大きく育ったどんぐりの木から流れ出すのです。

    文章は、地下に住むもぐらだけの物語を追っているのですが
    絵は、地下のもぐらの暮らしと同時進行で、
    地上の物語も描いていきます。
    絵本ならではの表現に感嘆させられました。
    音が出ない絵本で、音楽を美しく描いているのも素晴らしい!

    もぐらが奏でるバイオリンはどんな音だったのでしょう。
    心に届き、怒りや悲しみを溶かしてしまう旋律。
    それは祈りのようなものだったのかもしれないなぁと思います。

    もし、地上の出来事が、もぐらの思い描く夢の形だったとしても、
    自分の想いをのせて、見えない誰かのためにバイオリンを奏でるもぐらからは、満たされた幸せが伝わってきます。

    テーマが深く、私は大人向けかな、と感じましたが
    子どもたちにも出会って欲しい、おすすめの絵本です。
    夜、寝る前に読んだら、美しくて平和な夢が見れる、かも。

    投稿日:2011/09/28

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  • この絵本は とても深いと思いました!

    はじめのページ リスが 狐に追っかけられて ドングリを落とします
    そのドングリが 雨と 太陽に守られ 根を張り芽を出すのです!
    モグラさんの家の上の木はどんぐりの木ですね

    リアへ 

    この本に音色を与えてくれた ナンシーにも、ありがとう
    こんな言葉の下にある絵にも惹かれました!!

    もぐらは トンネルを掘っています。 夜は テレビをみて 眠る
    こんな暮らし「なんだか なにかが たりないなあ」
    心の変化?そんなとき 美しい音楽を聴き バイオリンを練習するのです
    はじめは下手でも 毎日練習 (えらいな〜! )
    このまじめさがいい!
    音楽の美しさは 人々を心優しくしてくれますね 
    気のまわりに 人や 鳥が集まりいたされる 木の中に ♪が書かれていて  ステキな音楽を奏でてくれます 
    絵の描き方が もぐらさんと木 なかなか しゃれているな〜
    音楽が このように 平和を もたらせてくれる。

     夢 現実であってほしいですね!

    もぐらさんの生き方を変えた バイオリンの奏でる音楽  聞いてみたいですね〜
    なぜか 勇気をもらえる 絵本でした!(もぐらさんから)
    みんなにも読んであげたいです。

    投稿日:2011/09/01

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  • 平和な夢

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    不思議な読後感のお話でした。
    内表紙からストーリーが始まっています。
    地中のもぐらの家の上では、りすがキツネにびっくりして木の実を落として逃げていきます。
    その木の実が、もぐらの家の上に根を張り、成長していきます。
    一方、もぐらは、テレビで見聞きしたバイオリンに夢中になり、
    楽器を注文して練習し始めるのです。
    もちろん、難しい楽器ですから、何度も何度も練習して。
    うまくなればなるほど、夢は膨らみます。
    地上でも同時進行で出来事が起こっています。
    これは夢でしょうか、現実でしょうか。
    とても深い示唆を含んでいるように思います。
    静かな淡々としたストーリーですが、音楽の持つ可能性が伝わってくるようでした。

    投稿日:2010/01/31

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  • 高学年くらいのお子さんに読んであげたい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    音楽をテーマにしていますが、私はどちらかというと、「反戦」や「平和」を訴えている気がしました。

    地中の世界と地上世界が、1ページに上下で表現されているのですが、
    地上世界のそれがもぐらの想像した希望の世界なのか、
    もぐらが知らないだけで、実際起きている出来事なのか…、実際起きている出来事ならいいな〜と思います。

    あえてこういう風に描いているのは、作者の狙いなのかもしれませんね。
    出版社からの対象年齢は、2〜5歳と低年齢のお子さん向けですが、私はむしろ小学校高学年くらいに読んであげたいな〜と、思いました。

    投稿日:2010/01/17

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  • 幸せのモト

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    バイオリンをはじめたもぐらの、ちょっと不思議な心温まる絵本です。

    誰だって何かを始めたばかりの頃は、上手にできないもの。
    そこで諦めずに努力し続けることができるかどうか。
    それが上達に一番必要なものなのかもしれませんね。

    もぐらのバイオリンの上達ぶりは、家の上の木の姿で一目瞭然です。
    そして、もぐらも知らないうちにどんどん幸せが広がっていくのです。
    音楽に秘められた力を感じることができます。

    心を平和にする音楽の素晴らしさ。
    もぐらの音楽が世界中に届いてほしいと思いました。

    投稿日:2009/04/19

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