はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)
しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
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100万回生きたけれど、どの人生(猫生というのでしょうか?)でも飼い主や自分の生き方が好きでなかったねこ。ある時、誰にも所有されないのら猫として生き、自分が大好きで、さらに、愛する者を見つけて家族を持った。 すると、今まで死ぬことや生きることを何とも思わなかったねこが、ずっとこのまま生きていたいと思い、愛する妻の死に涙を流し、自分も死んだその後には二度と生き返らなかった。 最後の人生では悲しい思いもしたけれど、ねこはやっと幸せな生き方をできたのだと思います。だからこそ、もう生き返る必要もなかった。 6歳の娘はきっとまだそこまでの理解はなく、ただ「悲しい」といって涙していましたが、しばらくしてまた読んでと持ってきました。今は娘の感じるままにしておいて、もっと大きくなったらまた一緒に読みたいです。
投稿日:2011/09/20
はじめて自分のねこになり、ねこは自分がだいすきでしたというところは、だれかのためのねこではなく、自分の好きなことができるということが気に入りました。また何度も何度も生まれ変わって、最後に白いねこのために100万回泣いたところがかわいそうで、ちょっとかわいかったから面白かったです(6歳男子)
投稿日:2018/11/30
名作ということで今までに何度か子どもに読み聞かせておりました。前回より子供も私も(?)成長したのか、じわじわ心に沁みました。ねこのお話ですが、私は話の中のネコがねこに見えませんでした。自分の人生はどう生きたいかなと考えさせられます。何回も死ねないから尚更ね!
投稿日:2018/11/15
「100万回」という途方もない数字が心に響きます。100万回死んで100万回泣かれたねこが、のらねこになり、初めて自分と向き合い、自分を生きていく。 そして、愛する人をみつけて、100万回生きたとは言わなくなる。ここでじーんと涙があふれてきます。前半の部分とつながる瞬間だと思いました。 死ぬとはいったいどういうことなのか?また、死と表裏一体でもある生きるとは何なのか? 深く考えさせられる、哲学的な本です。子どもたちにもぜひ読み聞かせてあげてほしい。それから大人になって読み返したときに、じっくり味わってほしい。 すべての世代に向けた、メッセージ性の強い名作だと思います。
投稿日:2018/11/05
何度読んでも 今 読んでも すぐ 泣けます。 そして 涙の後に 幸せな気分になれる一冊です。愛することって とっても大切 読み返すたびに 感じ方が少しずつ変わっていく。だけれど 読むたびに 心が温まる作品です。
投稿日:2018/11/01
100万回死んでも悲しくなかったねこが、愛する家族を持ち、その家族が死んだとき、初めて悲しみを知るというお話。 そろそろわかるかと6歳の娘に読ませてみました。この本おもしろいねという感想でした。なんで生き返らなくなっちゃたのかなぁとつぶやいていました。なんとなくでも、愛について感じてくれていたならうれしいです。でも、物語を楽しむだけでもじゅうぶんですね。
投稿日:2017/09/13
とても深いお話だと思います。 繰り返し死ぬことで、死を何とも思っていなかった ねこが、死が何なのか、どれだけ悲しいことなのかを 思い知らされるお話だと思います。 生きては死んで、また生きては死ぬ。 この何とも思っていなかったことも 大切な誰かを見つけた時点で変わっていきます。 今まで自分が死んだときに悲しんでくれた 飼い主たちの気持ちがいやだってほど 分かったと思います。 泣くじゃくる顔の絵を見ると、こちらまで悲しくなります。 悲しいと分かっていても、何度も読んでしまう絵本です。
投稿日:2015/07/13
私が20歳くらいの頃に読んだことがあり、とても心に残っていた本です。 子どもの読み聞かせには早いと思っていましたが、プレゼントでこの絵本をいただいて、6歳の子に読みました。 前半には、ねこがいろんな飼い主のもとで、その飼い主や環境を嫌いながら死に、そして生き返ります。 誰を愛することもなく、一度も涙を流すこともなく、100万回も生きるねこ。 ねこの死の描写が、「ぬれた ぞうきんのようになったねこ」や、手品つかいにまっぷたつにされる、おぶいひもが首に巻きついて、ぐらぐらの頭になってしまった、などとあり、小さい子どもに読むには残酷すぎるかな、という印象でした。 後半、ねこはのらねことして生まれます。 自分のことが誰よりも好きだったねこが、自分よりも好きと思える白ねこに出会い、たくさんの子ねこが生まれ、巣立っていきます。 おばあさんになった白ねこと、いつまでも一緒に生きていたいと思ったねこ。 その白ねこが、ねこの隣で静かに動かなくなったとき、ねこは初めて泣きます。 100万回も泣き、そして白いねこの隣で、静かに動かなくなりました。 ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。 最後は、読み聞かせながら、私が泣いてしまいました。 6歳の娘も、「白い猫と子どもの猫が一番すきだったから、もう生き返らないのかな」と言っていたので、なんとなくの意味は感じとれたように思います。 愛について考え、感じることのできる良い絵本で、大切に長く読み続けたいと思います。 ただ、前半部分の死の描写や、何度も生き返るという点など、幼い子には向かないと思います。 また子どものうちは、読み終えたあとにお話の内容について、大人のフォローが必要かなと思います。
投稿日:2013/03/10
100回でも良かったのに100万回! これほどまでに生まれ変わっても悲しさを知らない。 そして最後は愛する者のために涙を流し悲しさを知る。 きっと『愛』すること『愛』されることが メッセージではないでしょうか... いずれにしても子供には(大人にも?)難しい内容でした。
投稿日:2010/03/06
奥の深いお話。大人のための絵本でしょうね、これは。 100万回生きても、「生きる」ということに何の意味も見出さなかったねこ。死ぬことだって平気。 それが、自分以上に大切な存在に出会ったことで、真に愛することの意味を知ります。 身動きひとつせず聞いていた娘に、「どうだった?」と尋ねてみると、首をただ横に振っただけで、私の後ろに隠れてしまいました。「あんまり好きじゃないかなあ?」と再び聞いてみると、たった一言、「死んじゃったから」と。 年齢によって、境遇によっても、いろんな感じ方、捉え方ができる絵本だと思います。娘には、「生」よりも「死」のほうが深く心に響いたようで、「どうしてもう生まれ変わらなかったの?」と、しきりに聞き返してきました。有限の命だからこそ、生きている今を大切にしてほしい、幼い娘の顔を見ながら、そんな思いがこみ上げてきました。
投稿日:2009/12/01
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