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作: アレクサンドラ・ミジェリンスカ ダニエル・ミジェリンスキ 編: 徳間書店児童書編集部  出版社: 徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!

100万回生きたねこ」 10歳のお子さんに読んだ みんなの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.61
評価ランキング 3,101
みんなの声 総数 260
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10歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 素敵な本に出会えたことに感謝します

    佐野洋子さんにご冥福を心よりお祈り致します。
    この本を読んだのは25歳頃だったと思います。今でも読むことがありますが、一生手元に置いておきたいと思います。
    確かに子供に読むには難しい本かもしれませんが、何歳でも子供は子供なりにこの本の良さを感じてくれるのではないかと思います。
    出会いは必然といいますか、人、本、映画、音楽なんでも同じだと思いますが、出会うべき時期に出会い、心に響くのだと思います。
    このような素敵な本に出会えたことに感謝します。

    掲載日:2010/11/11

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  • おじさんからの贈り物

     息子たちが小さい頃、私の兄=おじさんから贈られたものです。
    その頃も読んだことがありましたが、急に昨日、10歳の息子が
    「どんな本か忘れちゃったから、読んで」と持ってきました。

     読み終えて感想はありませんが、息子はどう思ったのでしょう?
    3年前におばあちゃんを亡くす体験をしているので、死というものを
    息子なりに感じていると思います。

     また何年かして「読んで!」と持ってくるでしょうか?
    もう、「読んで!」なんて言わないで、自分で読むのしょうか?
     
     良い本を贈ってもらったなと、改めて思いました。

    掲載日:2011/07/19

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  • 自分であること

    考えるとこの絵本ほど、何度も読みながらそのあくの強さに違和感を覚えた本はないのです。
    主人公のネコは、100万回もいろいろな人に飼われながら、その人を好きにはなっていない、むしろ嫌いだというのです。
    しかも100万回も不幸なことに、ネコは不幸な死に方をします。
    従順さのないこのネコに違和感を持ち、このネコの自分本位さを疎ましくも思いました。
    それだけに、自分のために生きた時、自分のあこがれたネコに軽くあしらわれながらも、初めてとても素朴で素直な気持ちになったネコが可愛くてたまらないのです。
    子どもには感覚的に理解できる世界のようです。
    理屈ではなく、このネコを素晴らしいネコに思えるようです。
    話としては痛烈なものを持ちながら、人に愛される要素をもった絵本。
    佐野さん自身の人生観から発せられた絵本でしょうか。

    掲載日:2011/03/25

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  • はじめて絵本で泣きました

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪10歳

    100万回生きたねこは、私が初めて絵本で泣いた本です。よくNHKのテレビ絵本で100万回生きたねこの放送をやっていて、それを見て前半の傲慢な猫が自分の傲慢さとシンクロして、後半泣かせどころで泣きました。絵本で泣いているところを見られるのは恥ずかしいので、わざとあくびをしたようにみせかけたり苦労しました。
    今10歳の姪っ子も生まれていないころに本屋で自分のための絵本として買いました。姪っ子が生まれ、何度も何度も読んであげて、姪っ子はまだ小さかったので、○○は大嫌いでしたと笑いながら答えていました。この本の趣旨とは違うのだよなと思いながらも読んであげましたけど、子どもには子どもの感じ方があるようです。10歳になってよくやく絵本の意味をわかりだしたのか、可哀想な話だと考え始めたようです。まだこの絵本の趣旨を理解していないようだけど、もう少し大きくなったらこの絵本の偉大さがわかるようになると思います。
    最後に2010年11月5日乳がんのため亡くなられました。100万回生きたねこを書いてくれてありがとう。この絵本を大事に扱います。ご冥福を祈ります。

    掲載日:2010/11/08

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  • 画力と 淡々とした文調の ハーモニー

     息子が10歳最後の日に再び開いて読んでいました。
     
     最近書店で、懐かしく手に取ってみたら、帯に柳田邦夫先生の“色即是空の世界だ、…般若心経の絵本なのだ。“というコメントに目が行き、帰って来て本箱から出して読んでいたら、息子に奪われました。

     100万回生きても、いずれの飼い主にも心を開かず、飼い猫の立場を疎ましく思い、生きた世界、飼い主そして自分の命を愛せなかったねこ。

     野良猫(だれのものでもない“自分のねこ”)になって、愛するものに出会い、命の消えることはじめて恐れた猫は…。

     「愛に出会えてヨカッタね。奥さんとこれからずっと一緒かな?」という、息子のコメント。

     実に深いい〜絵本です。

     100万回も生きた猫らしく、かわいげのないキャラクターの表情が変化して行くのをみるにつけ、画力と淡々とした文調のハーモニーに、何度読んでも感動させられます。

     大人だけではなく、思春期前あたりから勧めてみるのも良いかもしれません。

    掲載日:2009/08/21

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