アンパンマンは知っているけれど、アンパンマン世代ではない自分にとって、いかにアンパンマンがすばらしいヒーローなのか伝えてくれる本でした。
「何のために生まれてきたのか」というアンパンマンのテーマは、やなせさんの生き方そのものなのです。
その前向きさには感銘するばかり。
正義ということについても改めて考えさせられました。
正義はかなしいものだということも、心に響きました。
楽しいばかりでは、正しさは感じられないのかもしれません。
あくまで前向きで、検挙で、人の立場に立てること…、この本を読んで、遅ればせながら、亡きやなせたかしさんの作品を読んでいこうと思いました。